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The Internet of Things

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    シスコ&デロイト共同セミナー「IoEによる新たな ICT の世界観」


    2013年9月10日 - 1 コメント

    初めて投稿を致します。シスコシステムズ合同会社の谷口です。私はエンタープライズ事業の流通・情報サービス事業部長をしています。もともとコンサルティング業界におりまして、業務改革の視点から営業活動を行っています。 これからはお客様のビジネス視点でブログに掲載できれば、と考えています。 2013年9月4日(水)シスコシステムズ合同会社のセミナールームにて「IoE による新たな ICT の世界観」と題する共同セミナーが実施されました。この活動はシスコシステムズ合同会社(以下、シスコ)とデロイトトーマツコンサルティング株式会社(以下、デロイト)が共同で行ったセミナーです。 IoE とは The Internet of Everything の略で、シスコの IoE ホワイトペーパーの冒頭部分にその説明があります。 「シスコでは、現実世界に存在するモノの 99.4% はまだインターネットに接続されていないと推定しています。試算では、2000 年には約 2 億個にずぎなかったインターネットに接続可能なモノが、モバイル コンピューティングなどの技術の進歩により、2013年現在、この数字は 100億近くまで 増加し、すでに Internet of Things(IoT)時代は到来していると考えています。この勢いはさらに加速し、2020年までには 500億までに上り、インターネットは、人、プロ セス、データ、モノを組み合わせた IoE 時代へと大きく成長すると考えています。」

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    次は、何と何がつながるのか?


    2013年8月26日 - 0 コメント

    この記事は、シスコ インターネット ビジネス ソリューション グループ(IBSG)の Dave Evans によるブログ「Connect This With That: What Is Next?」(2013/5/16)を翻訳したものです。 The Internet of Everything(IoE)でさまざまな人、プロセス、データ、モノがつながることで生まれる無限の可能性は、考えるだけで圧倒されてしまいます。以前の投稿でも書きましたが、私は、この世界をより良いものにするためにどんなモノを連携させられるだろうかと考えないときはありません。そうしたアイデアには、現実的なものもあれば、概念的なものもあります。 いかにモノがつながるか、つながることによってどんな価値が生まれるかをご覧いただける『あらゆるものがつながる世界』というインタラクティブ デモ作成しました。ぜひアクセスいただき、未来の可能性をご覧ください。IoE の世界では、これまでつなかっていなかった 2 つのモノが連携し、新たな現実を作り出します例えば、次のようなシーンを想像してみてください。サッカーの試合会場に行くと、スタジアムからあなたの車に自動的に情報が送信され、最適な駐車エリアを教えてくれます。会場に入ると、次はあなたの財布がゲートで情報をやりとりし、チケットレスで入場できます。他にどんなことができるでしょうか。たとえば、大気汚染度の指標を学校の教室の机に表示させるには、どのようなテクノロジーや製品が必要でしょうか。医療機関とあなたの自転車がつながり、平均的なエクササイズ パターンを測定することはできるでしょうか。 しかし、物語はそこで終わりではありません。病院に行った時、病院のシステムがあなたの財布にアクセスして医療保険の情報を取得したとします。財布はそれを受けてファイナンシャル プランナーに通信し、今後の診療で必要となる資金を自動的に確保してくれます。あなたの勤務するオフィス ビルが渋滞情報をチェックし、通勤にいつもより時間がかかることを警告してくれます。そうしたら、カレンダーと同期してその朝の会議スケジュールを変更してくれないでしょうか。このような接続による通信が 3 つ、4 つ、5 つと連鎖していく様子を考えるのが、私の最大の楽しみです。この進化の行方にワクワクしています。 どんなモノとモノがつながると便利だと思いますが? どうぞ、ご意見をお聞かせ下さい。 ディスカッションにご参加ください: #IoE #InternetofEverything  

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    イーサネット 40 周年:今も技術の発展に影響を与え続けている


    2013年8月23日 - 0 コメント

    この記事は、シスコ インターネット ビジネス ソリューション グループ(IBSG)の Dave Evans によるブログ「Ethernet Turns 40 — and Continues To Influence the Technology Landscape」(2013/5/22)を翻訳したものです。 「過去を遠くまで振り返ることができれば、未来も遠くまで見渡せる。」 – ウィンストン・チャーチル 過去を振り返ることなく未来を予測することは不可能であり、愚かなことです。過去を振り返ることで、イノベーションに対するインスピレーションが生まれるだけでなく、「すべきではないこと」を知ることもできます。偉大な技術革新の背後には、その開発に影響を与えたレガシー製品やソリューションが存在します。印刷機の背後には紙や木版印刷が、電話の背後には電報の存在があります。では、The Internet of Everything(IoE)が生まれた背景には何があるでしょうか。-それは、イーサネットです。 2013年 5月 22日、イーサネットは 40歳の誕生日を迎えました。1973年、技術者であり 3Com 社の創立者でもあるロバート・メトカーフは、アンテナ ケーブル上で無線に似た信号をやり取りすることでコンピュータ デバイスの相互通信を可能にした、イーサネットを設計しました。信頼性と効率性の高い情報アクセス手段として長く利用されてきたイーサネットは、ネットワーキングの世界に大きな影響を与えました。それはローカル エリア ネットワーク(LAN)だけにとどまりません。 イーサネット誕生から

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    IoE の世界の実現に向けて ― 事業生態系(エコシステム)とシスコのコンサルティング サービス


    2013年7月22日 - 0 コメント

    「IoEでつながる未来 ! キャンペーン」で募集した皆様のアイディアのように、IoE でつながる世界はさまざまなうれしいことを実現してくれます。しかしこの世界は、未来のものではなく、現実の世界です。今、まさに、この世界の実現にさまざまな方々が取り組んでいます。 IoE を実現するための取り組み 「IoE でつながる世界」の実現のために重要なのが、IoE の事業生態系(エコシステム)です。これまでの仕組みでは想定していなかった領域、モノ、コト、場所をつなぐことになるため、末端から末端まで(エンド 2 エンド、E2E)を網羅した新しい仕組み、アーキテクチャを設計、構築、運用する必要があります。このアーキテクチャを実現するのが、さまざまな分野の企業、組織、人々から構成される事業生態系(エコシステム)です。 IoE を実現させるためには、クラウド サービス、ネットワーク、インフラ、ソフトウェア、端末から構成されるアーキテクチャが必要になります。従来の世界では、すべての構成要素を自社で提供するモデルでした。IoE の世界のアーキテクチャは、異なる複数の企業、組織、人々が双方にメリットがある関係を結び、ともに成長していく事業生態系(エコシステム)モデルとなります。 たとえば、つながるクルマ、スマート ビークルのアーキテクチャは下図のような構成になるでしょう。 シスコができること これまで見てきましたように、IoE でつながる世界を実現するための挑戦はすでに進んでいます。 シスコでは、さまざまな業界のリーディング企業と、ウィンウィンの協業、IoE の事業生態系(エコシステム)を組んで、この世界の実現に取り組んでいます。 IoE 実現のために先ず取り組むべきことが、IoE の構想策定です。シスコでは、以下のフェーズにもとづき、IoE の構想策定・導入コンサルティング サービスを提供しています。 事業・技術トレンド分析・診断、競争戦略オプション選択 事業・技術アーキテクチャ構想策定、システムロックイン戦略構築 事業・技術構築支援

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    The Internet of Everything を活用したカスタマー エクスペリエンスの提供


    2013年7月10日 - 0 コメント

    この記事は、シスコ インターネット ビジネス ソリューション グループ(IBSG)の Rachael McBreartyによるブログ「Realizing the Benefits of Internet of Everything for Customer Experience: Part 1」(2013/4/19)を翻訳したものです。 The Internet of Everything(IoE)の時代に入りつつあります。IoE の時代とは、インターネットが物理的な世界(人、プロセス、データ、モノ)につながる時代です。現在はIoE の初期段階にあり、約 100 億のデバイスがネットワークにつながっています。シスコは 2020 年までに接続される「モノ」の数が 500 億に達すると予測しています。The Internet of Everything 経済の影響を調査したシスコのレポート、『The Internet

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    IoEでつながる未来 ! キャンペーン 皆様のアイディアご紹介


    2013年7月8日 - 1 コメント

    6月 12日から 14日の Interop Tokyo 2013 期間中、皆様から The Internet of Everything(IoE)のアイディアを Twitter で募集しました。たくさんの投稿をいただきありがとうございました。 さまざまな生活の局面やいくつかの産業界で、IoE によってもたらされる“うれしい”こと、すなわち、IoE によってもたらされる生活の利便性の向上、健康や生活の質の向上、経済的なメリットを提案していただきました。以下、いくつか、紹介させていただきます。 クルマとドライバがつながる世界。 “@Cisco_Japan: 【Interop】IoEで「クルマとドライバー」がつながる世界。 クルマの中ではwi-fiが飛んでいて、ナビと一体となったメディアサーバーへアクセス。交通情報などはクラウドへアクセス。運転がエンターテイメントになる。 #cisco_interop — leaf_miharuno (@leaf_miharuno) June 12, 2013 すでに日本で、携帯通信網を使ったテレマティクスによりクルマとドライバがつながったサービスが提供されています。目的地を探して今の渋滞情況に基づいた最適な道順をナビしてくれるサービスです。興味があったらこれらのサービスを利用してみてください。快適です。 しかし、従来のサービスは通信料金などがかかるため、誰もが利用できるものではありませんでした。これを、例えばクルマの中ではWi-Fiが飛んでいて、ナビと一体となったメディアサーバーへアクセスするアイデアなどは、まさに、実現させようとチャレンジしているサービスです。 クルマとクルマがつながる世界。

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    「遠い未来」か「近い将来に実現すること」か


    2013年7月4日 - 3 コメント

    この記事は、シスコ インターネット ビジネス ソリューション グループ(IBSG)の Dave Evans によるブログ「Weird? Or Previously Unexplored? 」(2013/5/1)を翻訳したものです。 ネットワークにつながっていて、歯磨きのたびに歯の状態をチェックしてくれる歯ブラシ – これはありえない話でしょうか、それとも近い未来の現実でしょうか。 最近の Inforworld に、『25 Weirdest Things in the ‘Internet of Things’』(Internet of Things で最先端な 25 のこと)という記事が掲載されています。この記事は、多くの人が型破りと考えるようなインターネットの使い方と、将来インターネットに接続されるであろうモノと、その接続がもたらす連鎖反応について説明しています。 The Internet of Everything(IoE)をよく表わしている例えとして 1 滴の水があります。1

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    フューチャリストのように考える方法


    2013年6月28日 - 0 コメント

     この記事は、シスコ インターネット ビジネス ソリューション グループ(IBSG)の Dave Evans によるブログ「How to Think Like a Futurist #IoE」(2013/4/23)を翻訳したものです。 ニューヨークで開催された Fast Company 社の Innovation Uncensoredというイベントでパネル ディスカッションに参加しました。未来がどうなるかではなく私は未来をどのように予測するかについて話をしたことは、とてもよい経験になりました。普段は外向きの思考をしている私ですが、自分の内面を見つめる機会になったからです。 未来を予測することは簡単ではありません。原子構造と量子力学の解明に貢献したとして 1922 年にノーベル物理学賞を受賞したデンマークの物理学者、ニールス・ボーア氏は、「予測、特に未来を予測することは非常に困難である」と言っています。 未来を数式のように予測することはできませんが、予測の精度を高めることは可能です。私の予測方法をご紹介しましょう。 1)広範囲に網を広げて調べる:未来のヒントは多くの場所に潜んでいます。そのため、継続的な調査を行い、仮説を作り、本や新聞を読んだり、ビデオを見たり、顧客や仕事仲間、同僚と話をし、ソーシャル メディアやインターネットをチェックし、イベントに参加しています。これらすべての情報を使って、物事が進んでいる方向を示す動向を察知しています。しかし、これは作業の半分に過ぎません。 情報を利用する際に重要なのは、先入観にとらわれないようにすることです。人は新しいアイデアを恐れたり抵抗を感じたりすることがあります。The Internet of Everything(IoE)を例に考えてみましょう。IoE は、人、プロセス、データ、そしてモノをインターネットでつなげるという、インターネットの進化を表わしています。IoE に関するブログ記事を投稿すると、プライバシーやセキュリティへの懸念が多く寄せられます。これは正当な意見ですが、アイデア開発の初期段階においては、プロセスの妨げになる可能性があります。先入観にとらわれないオープンな精神で未来に取り組むことが重要なのです。 2)実証済みのテクニックを使って入念に調べる:動向を掴んだら、数年から数十年の未来の状態を想像するシナリオ計画のテクニックを使います。次に、「バックキャスティング」をします。「バックキャスティング」は、フォーキャスティング(予測)の反意語です。フォーキャスティングでは、現在の状態から可能なことを想像します。バックキャスティングでは、将来の状態から、それを実現するために必要となる事柄を検討します。これらの事柄を特定したら、実現の可能性を判断するために、フィルタを適用します。多くの場合、フィルタとして、質問を使います。期間内に、その事柄を実現できるテクノロジーは存在するか? 必要となる条件(例えばエネルギー源の確保など)はあるか? このシナリオは、問題を解決するものとして受け入れられ、採用されるか? といった質問を自分に投げかけます。

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    IoE:現在と未来


    2013年6月19日 - 0 コメント

    この記事は、シスコ インターネット ビジネス ソリューション グループ(IBSG)の Dave…

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    全てのモノがインターネットにつながる未来はおもしろい― IoT(Internet of Things) そして、IoE (Internet of Everything)


    2013年6月10日 - 0 コメント

    IoE(Internet of Everything)とは何か? IoE とは、全てのヒト、情報システム(業務プロセスとデータ)、そしてモノがインターネットでつながることです。すでに私たちは、スマホや PC、タブレットを使っていろいろなヒトとつながり、インターネットで、メール、チャットや電話をしたり、ブログを書いたり見たり、ビデオを投稿したり見たり、ネット通販を利用したりしています。IoE は、そのつながる対象が、あらゆるヒト、情報システムそしてモノにまで拡大した世界を指します。 現在、つながっているモノは、ごく一部です。世界では 99%以上のモノが未だつながっていません。例えば、家、自動車、電車、飛行機、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電力量計、水道メーター、自動販売機、血圧計、医療診断機器、GPS、工場の生産ラインにあるロボットや工作機械、畑の作物、家畜、気象観測機。これらモノすべてがインターネットでつながり、情報システムによって私たちのためにさまざまなサービスを提供してくれる世界なのです。 今、なぜ、IoEが重要なのか? すでに私たちは、インターネットを使うことにより、インターネットがなかった世界では想像もできなかった便利な生活をしています。これが IoE により、つながる対象がさらに広がることで、これまでに経験をしなかった新しい能力、豊富な体験、ビジネスの機会、経済成長がもたらされます。 今、まさに、上に挙げたさまざまなモノが IP 化されインターネットへ接続されようとしています。この動きの背景には、IoE を実現させるいくつかの技術の進歩があります。世界各国でブロードバンドのネットワークが普及しています。LTE は次世代 LTE へ、Wi-Fi は高速化するとともに通信距離の拡大が企画されています。プロセッサそして通信用半導体チップは小さくなり、価格も低下しています。そして IPv6 の出現があります。また、映像コンテンツやディスプレイの世界にはスーパー HD が登場し、3D プリンタの開発も進んでいます。これら技術革新がさまざまなモノのネットへの接続を拡大、促進させているのです。 IoT(Internet of Things)とIoE(Internet

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