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The Internet of Things

IoEでつながる未来 ! キャンペーン　皆様のアイディアご紹介


2013年7月8日

6月 12日から 14日の Interop Tokyo 2013 期間中、皆様から The Internet of Everything（IoE）のアイディアを Twitter で募集しました。たくさんの投稿をいただきありがとうございました。

さまざまな生活の局面やいくつかの産業界で、IoE によってもたらされる“うれしい”こと、すなわち、IoE によってもたらされる生活の利便性の向上、健康や生活の質の向上、経済的なメリットを提案していただきました。以下、いくつか、紹介させていただきます。

クルマとドライバがつながる世界。

すでに日本で、携帯通信網を使ったテレマティクスによりクルマとドライバがつながったサービスが提供されています。目的地を探して今の渋滞情況に基づいた最適な道順をナビしてくれるサービスです。興味があったらこれらのサービスを利用してみてください。快適です。

しかし、従来のサービスは通信料金などがかかるため、誰もが利用できるものではありませんでした。これを、例えばクルマの中ではWi-Fiが飛んでいて、ナビと一体となったメディアサーバーへアクセスするアイデアなどは、まさに、実現させようとチャレンジしているサービスです。

クルマとクルマがつながる世界。

すでに日本でGPSを搭載したクルマから得られる走行緯度経度軌跡や速度、車両ID、時刻（プローブデータという）を通信して、最適な道順をナビゲートするサービスが提供されています。

次のチャレンジは、クルマ同士が連絡しあって自動速度調整をする世界です。これも、まさに、今、この実現のためにチャレンジされています。

薬と患者と病院がつながる世界。

病院に行かなくても、自分の症状がセンサで診察され、薬も受けられる。

すでに、スイスでは胃からデータが送信されるセンサ内臓マイクロチップの錠剤が承認申請されています。喘息用吸入器には、使用パターンを追跡するための GPS とワイヤレス インターネット リンクが付いており、環境/気象データの相互参照が可能です。これにより、発作の原因や起こり得る発作の原因をより正確に把握できるようになります。

ペットと獣医がつながる世界。

すでに、オランダの農家では、畜牛の耳にセンサを埋め込み、牛の健康状態のモニタリングと行動の追跡をし、より良好な健康状態を確保しています。

私たちの身のまわりの家電がつながる世界について、さまざまなアイデアを出していただきました。一部を紹介します。

冷蔵庫とつながる世界。

これは、多くの要望があるようです。家電メーカー様、冷蔵庫がネットを介してスマートフォンとつながるとうれしいです。

私と家がつながる世界。

スマートフォンからエアコンを操作したりできる。家の様子がネットを通してどこからでも見られる。これらは、すでに、実現されています。

スーパーのカートとレジがつながる世界。

すでに、商品を自動認識する技術や、無線ICタグ（RFID）を商品につけて単体管理する技術が、レジにおいても導入されてきています。

自動でレジ清算される世界も、すぐだと思います。

土と農家がつながる世界。

これは、すでに実現されています。農業自動制御により農業の機械化は現実のものになっています。野菜の生産に適した環境を情報通信技術で自動制御し、大きな収穫を可能にした農業です。オランダは、農業の機械化が進んでいる国の1つで、非常に効率的な農業が行われています。

政治とネットがつながる世界。

2010年から2012年にかけてアラブ世界において発生した、民主化要求デモや抗議活動、いわゆるアラブの春は、政治とネットがつながった前例のない大規模政治活動でした。日本でも、株主総会のインターネット投票は始まっています。インターネットを使った選挙運動を可能にする、改正公職選挙法も成立。夏の参院選からフェイスブックやツイッターを使用した選挙運動が実現します。

図書館とつながる世界。

すでに、アメリカなどでは、ネットで電子書籍を借りて読むことができる公立図書館があります。

日本でもそのようになって欲しいですね。

親と子、家族と絆がつながる世界。

とても重要なつながりですね。

このように、IoEでつながる世界はさまざまなうれしいことを実現してくれます。しかしこの世界は、未来のものではなく、現実の世界です。今、まさに、この世界の実現にさまざまな方々が取り組んでいます。

次回のブログでは、IoEの世界の実現に向けてシスコがどのように取り組んでいくのかお話しさせていただきます。

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1 コメント

  1. IoE で、車と車がつながる未来。
    良いですね、車同士が通信を始めたら、
    渋滞がなくなるより、交通事故を減らせるかもしれません。
    ぜひ、お願いしたいですね。