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オープンソース コントローラ フレームワーク ― OpenDaylight (1)
SDN日本時刻で2月5日水曜日の早朝(6時15分)、「Hydrogen Released」と本文内に大きく書かれた OpenDaylight のアナウンスメールが届きました。当初は去年の12月の早い時期にリリース予定だったのですが、少し遅れて正式にダウンロードと利用が可能になりました。2013年2月に OpenDaylight のプロジェクト メンバーが Santa Clara Marriot ホテルに集まってキックオフミーティングが開催されてから約一年、最初の成果がリリースされました。 Cisco Japan Blog の中でも、SDN、NFV、仮想化全般に関する記事がたくさん取り上げられていますが、OpenDaylight について触れられることがなかったので、正式リリースを祝して触れてみたいと思います。 SDN とコントローラ市場の背景 さて、すでに Software
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モバイルからのソーシャルメディア利用と常時接続の増大により、セキュリティが最大の懸念材料に
モビリティこの記事は、Michael Fuhrman によるブログ「As Mobile Social Usage and Constant Connectivity Increases, Security A Top…
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シスコのデータセンターファブリック技術の進化
データセンター/仮想化ここ数年、データセンターのネットワーク インフラの進化には目覚ましいものがあります。なかでも、レイヤ2 ネットワークの技術は著しく進歩しており、ネットワークの大規模化に伴い、スパニングツリー プロトコル(STP)に代わるネットワーク設計が次々と登場しています。 STP をベースの L2 ネットワーク設計に携わったことのあるネットワーク エンジニアの方であれば誰でも、どこにブロッキング ポートを配置するか、ファームウェアの更新やスイッチの交換作業時には人的な作業ミスによってループが発生することがないように細心の注意を払う、といった経験があるはずです。しかし自分のネットワーク設計の経験からも STP だけに頼ったレイヤ2 大規模ネットワークは正直作りたくないと考えています。 それはいまや世の中はクラウド時代となり、サーバは仮想化され、インフラ リソースは柔軟性(仮想マシンの移動への対応)、迅速性(仮想マシン追加時の自動設定への対応)、拡張性(増設を繰り返すDCインフラへの対応)が求められ、データセンターのネットワーク インフラに必要な要件は大きく変化しています。今後もデータセンターには様々なシステムやアプリケーション サービスが集約され、仮想化されたサーバ台数やサーバ間のデータ量は継続的に増大し続けることでしょう。 今回のブログでは、これからのデータセンターのネットワークインフラに最適なものはなにか?シスコが現在提供している最新のレイヤ2ネットワーク技術(イーサネットファブリック技術)についていくつか紹介したいと思います。 Fabric…
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ビデオ コラボレーション ロボット:テレプレゼンスの進化
The Internet of Thingsこの記事は、Cisco Consulting Services の Dave Evans によるブログ「New Video Collaboration Robot:…
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『アイドルは探せた?』 Wi-Fi 位置情報利用実験 イベントレポート in Interop Tokyo 2013
Interop Tokyoちょっと遅くなりましたが、今回は 6月に Interop Tokyo 2013 の展示会場で実施された、Wi-Fi サービスの位置情報分析を活用したトライアル企画の様子をレポートしたいと思います。 この企画とそのベースとなったソリューション、Wi-Fi 位置情報分析ソリューション「Cisco Connected Mobile eXperience (以下 Cisco…
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Segment Routing:SDN(Software-Defined Network)への影響
SDNこの記事は Stephen Liu によるブログ「Segment Routing: Impact on Software Defined Networks」(2013/3/27)を翻訳したものです。 Segment Routing(SR)は、IETF における標準化
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MPLS/イーサネット世界会議 2013:シスコのエンジニアリング部門最高技術責任者デビッド・ワードにインタビュー
SDNこの記事は Stephen Liu によるブログ「Cisco CTO of Engineering David Ward from MPLS & Ethernet World Congress 2013」
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医療の新時代を切り開く
The Internet of Thingsこの記事は Dave Evans によるブログ「Ushering in the New Era of Healthcare」(2013/2/26)を翻訳したものです。 私は身の周りの世界を観察することが好きで、健康には特に関心を持っています。 最近感じているのは、医療機関を取り巻くさまざまな問題
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Wi-Fi 位置情報を今すぐビジネスに活かしませんか?
モビリティいますぐ製品化されたシステムを使って、「位置情報」をビジネス上の戦略に活かすシステムの構築にチャレンジしたいと思いませんか? 現在、ニュースでも度々取り上げられることの多い、『O2O (Online to Offline) 』の実証実験的な取り組み。オンラインや、店舗内の顧客の位置情報と連動したクーポンやセールの情報をスマートフォンに配信して顧客に新しいエクスペリエンスを提供する一方、事業者側には、顧客の導線分析などを行うことで、用意した IT インフラを積極的に販売促進やマネタイズに利用する動きが日本国内でも加速しています。 景気回復の波に乗った攻めの事業戦略の柱として、接客を伴う小売、サービス、運輸業だけではなく、従業員の経路分析を活用した作業の効率化を求める製造業や、流通業など幅広い業種で「位置情報」の活用には、大きな期待が集まっています。 先日、シスコの東京オフィスで開催した、「Cisco Connected Mobile Experience 〜 Wi-Fi 位置情報を活用した新たな付加価値ソリューション 〜」をご説明するセミナーには、当初の定員を大きく上回る、約 100名のお客様に参加を頂き、急きょ座席を追加して対応致しました。 セミナーでは、シスコが買収した、ThinkSmart Technologies…
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