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退役軍人に向けた偽の雇用支援サイトでマルウェアを配布する Tortoiseshell
セキュリティCisco Talos では最近、求職中の米国人、特に退役軍人を狙う攻撃者を発見しました。この攻撃者は Symantec 社によって「Tortoiseshell」と名付けられており、退役軍人の雇用支援を装ったサイト(hxxp://hiremilitaryheroes[.]com)に被害者をおびき寄せています。サイトの URL は、米国商工会議所のもの(https://www.hiringourheroes.org)と酷似しています。偽のサイトはアプリのダウンロードをユーザに求めますが、このアプリは実際のところスパイツールといったマルウェアのダウンローダです。
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9 年経過した今も脅威であり続ける China Chopper
セキュリティ一般的に、脅威は発見、報告、検出されると、時間の経過とともに消えていくものです。しかし China Chopper は、最初に発見されてから 9 年が経つ現在もアクティブで、被害を及ぼし続けています。China Chopper は Web シェルです。攻撃者は標的のコントロールに必要なロジックをすべて含むクライアント側のアプリケーションを使用して、感染したシステムへのアクセスを維持できます。
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DNS ハイジャックにより感染を広げる「Sea Turtle」
セキュリティ「Sea Turtle」DNS ハイジャック攻撃が登場してから数か月が経ちますが、その勢いは衰えていません。Cisco Talos は最近、新しい詳細情報を入手しました。この情報を見る限り、Talos が最初の調査結果とカバレッジを公開した後に「Sea Turtle」の攻撃者が再編成され、新しい攻撃インフラへの取り組みを強化しています。大半の攻撃者は発見・公開されると勢いを失うものですが、「Sea Turtle」の攻撃者らはグループは異常に大胆なため、今後も失速する可能性は低いと考えられます。
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インターネットの中核技術への信頼性を悪用する DNS ハイジャック
セキュリティこのブログ記事では、国家に支援された、DNS システムを巧みに操作する攻撃の技術的な詳細について説明します。今回のキャンペーンの標的は、中東および北アフリカの国家安全保障組織にほぼ限定されています。影響を誇張する意図はありませんが、今回の成功を受け、攻撃者が標的を世界中の DNS システムにまで広げる可能性が懸念されます。
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中東を狙った DNSpionage キャンペーン
セキュリティこのほど Cisco Talos は、レバノンとアラブ首長国連邦(UAE)を標的とした新たなキャンペーンを発見しました。その影響は、.gov ドメインのほかレバノンの民間航空会にも及んでいます。Talos の調査からこの攻撃者は、検出を回避してできるだけ目立たずに攻撃するために、時間をかけて被害者のネットワークインフラストラクチャを把握したことが明らかになっています。
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韓国での攻撃のデコイに米朝首脳会談を利用する NavRAT
セキュリティTalos は、韓国のユーザをターゲットとした、悪意のある新たな Hangul Word Processor(HWP)ドキュメントを検出しました。このデコイ ドキュメントを開くと、Talos が「NavRAT」と呼んでいる、リモート アクセス型のトロイの木馬がダウンロードされます。
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GravityRAT – インドを標的とする APT の 2 年間の進化
セキュリティ現在 Cisco Talos は、新種のマルウェアを解明している最中です。このマルウェアは、過去 2 年にわたり発見を免れていましたが、その間も開発が続けられてきました。数週間前、私たちはこの RAT(リモート アクセス ツール)の最新バージョンが使用されたことを確認しました。この記事では、GravityRAT と呼ばれるこのマルウェアの技術的機能、進化、開発、潜在的な属性について説明します。
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ROKRAT の再来
セキュリティTalos では今年、韓国の脅威に関する 2 つの記事を公開しています。1 つ目は、悪意ある HWP ドキュメントの使用に関する記事で、ダウンローダをドロップして、感染した複数の Web サイト上で悪意あるペイロードを取得する手法について説明しました。
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