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Talos の研究者も標的となった国家的攻撃
脅威リサーチGoogle の Threat Analysis Group(TAG)は、月曜日の夜に公開されたブログ記事で、セキュリティ研究者を標的とした現在進行中の攻撃に対する警戒を呼びかけました。Google TAG はブログの中で、攻撃者の動機と、これらの攻撃で使われているさまざまな TTP について説明しています。
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DoNot のマルウェア Firestarter が Google Firebase Cloud Messaging を悪用して拡散中
脅威リサーチ最近新たに発見されたマルウェア「Firestarter 」は、Google Firebase Cloud Messaging を利用して最終的なペイロードの場所を攻撃者グループに通知します。攻撃者グループ DoNot は、コマンドアンドコントロール(C2)がダウンした場合でも、Google のインフラを利用して別の C2 にマルウェアをリダイレクトできます。最終的なペイロードのアップロード方法から判断すると、DoNot はターゲットを極めて厳密に絞り込んで攻撃を実行しているものと見られます。
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PROMETHIUM、StrongPity3 APT を利用して世界中に感染拡大
脅威リサーチ2012 年に活動を開始した PROMETHIUM の攻撃者は、過去数年にわたって何度か特定されています。それにもかかわらず活動を続け、しかも攻撃範囲を拡大しています。
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JhoneRAT:中東諸国をターゲットとしたクラウドベースの python RAT
脅威リサーチこのブログでは、Cisco Talos が特定して「JhoneRAT」と名付けた新しい RAT(リモートアクセスのトロイの木馬)の詳細情報を公開します。この新しい RAT は、悪意のある Microsoft Office ドキュメントによって被害者のマシンにドロップされます。Python RAT が仕込まれたドロッパーは、まず被害者のマシンに関する情報を収集します。
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中東で高まり続ける緊張
脅威リサーチCisco Talos は世界中の多くの組織と連携し、高度な脅威を日夜監視、排除しています。中東で緊張が高まる中、その影響を受ける可能性のあるお客様やパートナーを保護すべく、中東関連の脅威には特別体制で警戒してきました。重要なインフラと主要な企業や産業に対する脅威を中心に、潜在的な脅威や攻撃ベクトルの追跡を続けています。
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退役軍人に向けた偽の雇用支援サイトでマルウェアを配布する Tortoiseshell
脅威リサーチCisco Talos では最近、求職中の米国人、特に退役軍人を狙う攻撃者を発見しました。この攻撃者は Symantec 社によって「Tortoiseshell」と名付けられており、退役軍人の雇用支援を装ったサイト(hxxp://hiremilitaryheroes[.]com)に被害者をおびき寄せています。サイトの URL は、米国商工会議所のもの(https://www.hiringourheroes.org)と酷似しています。偽のサイトはアプリのダウンロードをユーザに求めますが、このアプリは実際のところスパイツールといったマルウェアのダウンローダです。
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9 年経過した今も脅威であり続ける China Chopper
脅威リサーチ一般的に、脅威は発見、報告、検出されると、時間の経過とともに消えていくものです。しかし China Chopper は、最初に発見されてから 9 年が経つ現在もアクティブで、被害を及ぼし続けています。China Chopper は Web シェルです。攻撃者は標的のコントロールに必要なロジックをすべて含むクライアント側のアプリケーションを使用して、感染したシステムへのアクセスを維持できます。
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DNS ハイジャックにより感染を広げる「Sea Turtle」
脅威リサーチ「Sea Turtle」DNS ハイジャック攻撃が登場してから数か月が経ちますが、その勢いは衰えていません。Cisco Talos は最近、新しい詳細情報を入手しました。この情報を見る限り、Talos が最初の調査結果とカバレッジを公開した後に「Sea Turtle」の攻撃者が再編成され、新しい攻撃インフラへの取り組みを強化しています。大半の攻撃者は発見・公開されると勢いを失うものですが、「Sea Turtle」の攻撃者らはグループは異常に大胆なため、今後も失速する可能性は低いと考えられます。
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インターネットの中核技術への信頼性を悪用する DNS ハイジャック
脅威リサーチこのブログ記事では、国家に支援された、DNS システムを巧みに操作する攻撃の技術的な詳細について説明します。今回のキャンペーンの標的は、中東および北アフリカの国家安全保障組織にほぼ限定されています。影響を誇張する意図はありませんが、今回の成功を受け、攻撃者が標的を世界中の DNS システムにまで広げる可能性が懸念されます。
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中東を狙った DNSpionage キャンペーン
脅威リサーチこのほど Cisco Talos は、レバノンとアラブ首長国連邦(UAE)を標的とした新たなキャンペーンを発見しました。その影響は、.gov ドメインのほかレバノンの民間航空会にも及んでいます。Talos の調査からこの攻撃者は、検出を回避してできるだけ目立たずに攻撃するために、時間をかけて被害者のネットワークインフラストラクチャを把握したことが明らかになっています。
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