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アーキテクチャ
ネットワーク アーキテクチャ考 (31) フルリモートワークとインターネット速度事情とコンピューティングの分散
フルリモートワークとなり、自宅のネット速度を測ってみるとあまりの惨状に愕然。そこで、この機に速度改善プロジェクトを実行しました。涙ぐましい試練(?)の結果、速度自体は大きく改善したものの、あまり体感変わらず。。コンピューティングの分散、データ中心アーキテクチャの重要性を再認識することになりました。
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アーキテクチャ
ネットワーク アーキテクチャ考 (30) Data Intensive Architecture へ
ついにこの連載も節目の30回目となりました。現在私が推進したいと思っているのは “Data Intensive Architecture” への方向づけです。これからのネットワークシステムについて、接続自体はできる限り Simple かつ Stateless に実現し、その上で、どのようなデータ(コンテンツ、センサーデータ、テレメトリ情報)をどのように収集・配信、蓄積、分析・活用するか、という「データ中心」の視点と考え方が求められると考えています。
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サービスプロバイダー
5G-シスコが考えるサービスプロバイダー E2E アーキテクチャ 第9章 5G時代のトラスト・サイバーセキュリティ (2)
第 9 章第 2 回目の今回は、セグメンテーションや可視化と言った具体的なセキュリティ方法論、そして「ゼロトラスト」アーキテクチャについて記述します。
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アーキテクチャ
5G-シスコが考えるサービスプロバイダー E2E アーキテクチャ 第9章 5G時代のトラスト・サイバーセキュリティ (1)
第 9 章では、5G 時代のトラスト・サイバーセキュリティについて記述します。前半では、「トラスト」を保証するための方式と技術、そして 5G アーキテクチャにおけるセキュリティ考慮点について述べます。セキュリティバイデザインや、企業システムと通信事業者の融合についても触れます。
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サービスプロバイダー
5G-シスコが考えるサービスプロバイダー E2E アーキテクチャ 第7章 5G/Hetnet の企業向け活用(2)
前回は、5G/Hetnetの企業向け活用というテーマについて、その背景と多様なサービスの融合の可能性について記述しました。今回はそのための要素技術について述べます。
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サービスプロバイダー
5G-シスコが考えるサービスプロバイダー E2E アーキテクチャ 第7章 5G/Hetnet の企業向け活用(1)
シスコでは、これまで多くの企業ネットワークシステムを手がけてきた経験から、これからの時代における、価値の高いモバイルサービスを模索しています。いかに簡単に、シンプルに、セキュアに、ポリシー一貫性やプライヴァシーを保ちながら、魅力的なサービスを提供するか。本章では、Cisco が提供しようとしている、5G/Hetnet 時代の企業向けソリューションのいくつかを紹介します。
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アーキテクチャ
5G-シスコが考えるサービスプロバイダー E2E アーキテクチャ 第5章 5G 時代のエンドツーエンド ネットワークスライシング(2)
ネットワークスライシングは 5G 時代のネットワークシステムアーキテクチャを検討する上で重要な項目であることは間違いありません。しかし、共通の物理ネットワーク上に複数の論理ネットワークを実現するという考え方は旧来より存在し、新しい概念ではありません。そこで本稿では、ネットワークスライシングについて一歩立ち戻って検討し、今後の展望に繋げたいと思います。
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アーキテクチャ
5G-シスコが考えるサービスプロバイダー E2E アーキテクチャ 第5章 5G 時代のエンドツーエンド ネットワークスライシング(Appendix)
本エントリーは、第 5 章の Appendix として、ネットワークスライシングについて、業界団体や標準化団体でどのような議論が行われているかの概略をまとめたものです(2019 年中盤現在)。ネットワークスライシングというトピックについて、いかに多くの業界団体・標準化団体がその策定に取り組んでいるか、ということがわかります。ただし、一時点の非網羅的なスナップショットに過ぎず、正確な検討内容については、各団体の出版物をご参照ください。
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アーキテクチャ
ネットワーク アーキテクチャ考 (29) 非アーキテクト検出キット
最近、「アーキテクト」という職名を目にすることが増えてきました。アーキテクチャ的視点、アーキテクチャ設計の重要さが広く世間に認識されていることの証左であり、すばらしいことです。しかし、あまりにもアーキテクトが増えすぎると、職名自体がコモディティ化してしまい、本来アーキテクトが目指すものが曖昧化してしまう可能性があります。
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アーキテクチャ
ネットワーク アーキテクチャ考 (28) Architecting SRv6 !
SRv6が熱くなってきました!2019年1月の JANOG43 では、Segment Routing 創案者である Clarence Filsfils も来日し、オペレータ、研究者、オープンソース等による実装者、ベンダーなど、様々な立場から Update Session を行わせて戴きました(「SRv6 最前線」)。
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