-
注目の脆弱性:Bitdefender BOX 2 のブートストラップに発見されたリモートコード実行の脆弱性
脅威リサーチBitdefender BOX 2 のブートストラップステージには、2 件のリモートコード実行の脆弱性が存在します。BOX 2 は、マルウェア、フィッシングの IOC(侵入の痕跡)、その他の形態のサイバー攻撃など、各種の脅威からユーザのホームネットワークを保護するデバイスです。
続きを読む -
シンプルだが強力な暗号通貨マイナー「Panda」
脅威リサーチ「Panda」という名前の新たな攻撃者が、リモート アクセス ツール(RAT)と暗号通貨マイニング マルウェアによって、数千ドル相当の Monero 暗号通貨を生み出しています。Panda は、これまで確認された中で最も巧妙な攻撃者とはほど遠いですが、Cisco Talos の脅威トラップ データで検知された中では、とりわけ活発な攻撃者です。
続きを読む -
RAT とスティーラが新しいローダーで「Heaven’s Gate」を活用
脅威リサーチマルウェアは、検出を回避する新しい方法を常に見出しています。だからといって、マルウェアが完全に検出を免れられるというわけではありません。しかし、攻撃者はマルウェアの最初のリリースから検出までの期間を延ばすことが可能になります。わずか数日間でも検出されずに動作できれば、十分な数のマシンを感染させて、攻撃から相当の利益を上げることができるのです。
続きを読む -
脆弱性ディープ ダイブ:TP-Link TL-R600VPN におけるリモートでのコード実行の脆弱性
脅威リサーチP-Link 社はこのほど、同社の TL-R600VPN ギガビット ブロードバンド VPN ルータ(ファームウェア バージョン 1.3.0)の 3 つの脆弱性に対してパッチを適用しました。
続きを読む -
注目の脆弱性:TALOS-2018-0523-24 – Pixar 社製 Renderman アプリケーションにおける複数の脆弱性
脅威リサーチTalos では、Pixar 社製の「Renderman」アプリケーションに発見した DoS 攻撃の脆弱性(2 件)を公開しました。Renderman は、アニメーションや映画制作に使用されるレンダリング アプリケーションです。高度なレンダリングやシェーディングが求められる大規模な製作環境で広く使用されています。いずれの脆弱性も、ネットワーク パケットの解析プロセスで適切な検証が行われないことが原因です。
続きを読む -
-
脆弱性についての解説:7-Zip の HFS+ に起因する、任意コードが実行される脆弱性(CVE-2016-2334)
脅威リサーチTalos は 2016 年に、CVE-2016-2334 のアドバイザリを公開しました。この中では、特定バージョンの 7-Zip(広く利用されている圧縮ユーティリティ)に発見された、リモートでコードが実行される脆弱性について説明しています。
続きを読む -
Argus PDF コンバータによる MarkLogic エクスプロイト プロセスの詳細な分析
脅威リサーチTalos では、責任を持って脆弱性を定期的に開示しています。時には、脆弱性の発見経緯やその潜在的な影響に関する技術分析を発表することもあります。
続きを読む -
相加効果を狙ったエクスプロイトの組み合わせが失敗する状況
脅威リサーチ2017 年 4 月の公開以来、CVE-2017-0199 は悪意のある Office ドキュメントで多用されてきました。攻撃者はこの脆弱性を利用して、RTF ドキュメント内に Ole2Link オブジェクトを含め、Microsoft Word が HTA アプリケーションを開いて解析するときにリモート コードを起動できます。
続きを読む -
ROKRAT について
脅威リサーチ数週間前、Talos は韓国の MalDoc に関する調査結果を公開しました。以前にも説明したように、MalDoc の作成者は自身の痕跡をすぐに隠蔽し、侵害されたホストを非常にすばやくクリーンアップしています。
続きを読む