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    Security Days 2016 レポートと Cloud Days 2016 のご案内―シスコの最新セキュリティ ソリューション


    2016年3月15日 - 0 コメント

    最新のセキュリティ ソリューションが一挙に紹介される、ナノオプト・メディア主催「Security Days 2016」が東京(3 月 3 ~4 日)および大阪(3 月 11 日)で開催され、シスコも出展いたしました。東京ではコンサルティング SE の國分 直晃、大阪ではセキュリティ エバンジェリストの西原 敏夫、とシスコのセキュリティ事業のエキスパートがそれぞれ講演を行いました。 先週末終了した大阪の講演では、先日発表された「シスコ年次セキュリティ レポート(ASR)2016」をベースに、最新のセキュリティ脅威とその対策について深く掘り下げてお伝えしました。定員をオーバーするほど多くのお客様に参加いただき、セキュリティ対策への関心の高さを実感しました。ご来場本当にありがとうございました。 シスコは、2 月末~3 月始めにかけて米カリフォルニア州サンフランシスコで開催された世界的な情報セキュリティ カンファレンス、RSA Conference 2016 においても「Best Security Company and Best Security

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    攻撃者に立ち向かうには団結を:2016 Cisco ASR から見えてきた現状


    2016年3月10日 - 0 コメント

    この記事は、マネージド セキュリティ デリバリ部門のマネージャーである Martin Nystrom によるブログ「Link Arms Against the Attackers: Observations from the 2016 Cisco ASR」(2016/1/26)の抄訳です。 2007 年に何があったか、ご記憶でしょうか。この年、地下経済はその勢力を拡大し始めましたが、自らのインフラストラクチャの制御に使用していたのは簡単なプロトコルとサブネットの静的な範囲でした。シスコが最初の年次セキュリティ レポート(ASR)を公開したのも、この年です。それから 9 年が経ち、サイバー脅威が一層声高に迫り来る一方で、攻撃者や脅威の手の内が明らかになったことは、今年のレポート公開時に John の記事により認識を新たにしたとおりです。 あれから変わったこと 攻撃者は、インフラストラクチャを大幅に高度化し、暗号化や難読化といった検出を逃れるための技術を取り入れ、ランサムウェアにより収益源の多様化を実現しました。 防御側は、サイバー脅威インテリジェンスを共有しています。また、セキュリティ環境に対して可視化と管理を可能にし、インテリジェンスとコンテキストを与える、統合された脅威防御アーキテクチャの必要性を認識しつつあります。現在では、ネットワークからエンドポイントやクラウドをカバーし、俯瞰的な視点と迅速な脅威の軽減でセキュリティ領域を防御する、広範なセキュリティ製品ポートフォリオが利用可能です。 2007 年当時、経営者や利害関係者に対して、蔓延する進化したサイバー脅威から組織を保護するために行っている対策について、どこまで実証してみせる必要があるのかは予想できなかったでしょう。今年の ASR によれば、回答者の

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    備えあれば憂いなし:2016 年シスコ年次セキュリティ レポートの発表


    2016年2月29日 - 0 コメント

    この記事は、シスコ セキュリティ&トラスト グループのリーダーである John Stewart によるブログ「Forewarned Is Forearmed: Announcing the 2016 Cisco Annual Security Report」(2016/1/19)の抄訳です。 リリースしたばかりの 2016 年シスコ 年次セキュリティ レポートでは、サイバーセキュリティの厳しい状況について取り上げています。サイバー防御チームは、さまざまなベンダー ソリューションの統合を試みつつ、グローバルで急速なデジタル化に対応するために戦っています。また、検出速度の向上やトップから末端にいたるまで企業の組織を啓蒙するために努力しています。一方、サイバー攻撃者も、日ごとにその大胆さ、柔軟性、復元力を増し、我々が正当な業務で使用するのと変わらない専門的なインフラストラクチャを構築しています。世界中で地域におけるサイバー インターネット管理が不安定になっており、コラボレーションや攻撃への対応力が阻害されています。 セキュリティに対する脅威、サイバー攻撃、課題は今に始まったことではありません。シスコは、2007 年に最初の ASR をリリースしています。主な傾向は本質的に変わっておらず、セキュリティ レポートに蓄積されたインテリジェンスから、サイバー攻撃者がいかに早く技術革新を進め、法を巧みにくぐり抜けて新たなセキュリティ ギャップを不正利用しているかがわかります。 今年の ASR

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    高度な脅威に対する継続的分析によりリーダーシップを維持


    2016年2月23日 - 0 コメント

    この記事は、シスコ セキュリティ テクノロジー グループのプリンシパル エンジニアである Jason Brvenik によるブログ「Continuous Analysis Yields Continuous Leadership Against Advanced Threats」(2015/8/5)の抄訳です。 今日の組織は、サイバー セキュリティや IT インフラの拡大など、多くの課題に直面しています。 その背景には、マルウェアによる攻撃の増加と高度化に加え、モビリティ、BYOD、IoT、およびクラウド サービスの急増に伴う、ネットワークへの侵入ポイントの増加があります。 このような状況で脅威に対処する最も効果的な方法は、継続的な分析とレトロスペクティブな保護を提供するセキュリティであるとシスコは考えます。これは、拡張されたネットワークのあらゆる攻撃ベクトルを対象とします。 AMP Everywhere というコンセプトの下に、セキュリティは、昨今の高度な脅威とともに大きな広がりを見せています。継続的な分析とレトロスペクティブな保護により、脅威検出までの時間が短縮されます。 シスコ製品は第三者機関である NSS Labs によって 2

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    1Tbps Ready!! 大型セキュリティアプライアンスの登場


    2015年7月2日 - 0 コメント

    現在、シスコのネットワーク セキュリティ製品は、ベーシックファイアウォール & VPN 接続にフォーカスした Cisco ASA シリーズと、次世代 IPS(NGIPS: 侵入防御システム)や次世代ファイアウォール(NGFW)、および高度なマルウェア対策 (AMP: Advanced Malware Protection)にフォーカスした Cisco FirePOWER シリーズが、ラインナップの中心になっています。このなかには統合型アプライアンスもあり、中小規模から大規模モデルまで、幅広く揃えて販売しております。 この夏、これまでのラインナップを超える、更なる上位モデルを発売します。それが Cisco Firepower 9300 です。 Cisco Firepower 9300 は、以下の特長を持つ、シスコのネットワークセキュリティ製品の最上位モデルです。 Cisco ASA / NGIPS

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    中小規模ネットワークに最新の脅威対策を:Cisco ASA 5506X/5508X/5516X シリーズの販売開始

    統合セキュリティ アプライアンス Cisco ASA シリーズに、新しいプラットフォーム Cisco ASA 5506X/5508X/5516X が追加されました。現行の製品ラインナップの中では最もローエンドな製品群に位置づけられ、中小規模ネットワークの保護に適しています。 なかでも ASA 5506X は 最も小さく、非常に廉価なモデルです。ファンレスのデスクトップサイズで、企業の支店や SOHO などの小規模オフィス内の設置に適しています。   ご覧の通りとても小さいのですが、上位の ASA シリーズと同等の機能を搭載しています。 特に、標準搭載されている FirePOWER Services モジュールでは、アプリケーション制御、業界標準の次世代 IDS/IPS 機能、高度なマルウェア防御など、最新の脅威対策機能をご利用いただくことができます。オープンソースの snort をベースとした IPS/IDS 機能では日々される脆弱性への即時対応、マルウェア対策ではクラウド連携により新規マルウェアへの対策が可能であり、最小限の導入コストでセキュリティレベルを大幅に強化します。

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    ネットワーク アクセス コントロール(NAC)の変化


    2015年5月12日 - 0 コメント

    この記事は、シスコのセキュリティ担当マーケティング マネージャ Dave D’Aprile によるブログ「Network Access Control Sure Isn’t What It Used to Be…」(2014/12/23)を意訳したものです。 今、このブログ記事をノート パソコンやデスクトップ コンピュータ以外のデバイスで読まれている方がいらっしゃるのではないでしょうか。そして、おそらくそのデバイスは仕事のメールや機密文書の確認などという仕事用、そして、携帯ゲームやソーシャル メディアなどを利用するというプライベート用の両方に使ってはいませんか。 このような使い方をしている人は少なくありません。今では、スマートフォンやタブレットを使用して社内ネットワークや社外ネットワーク(コーヒー ショップのゲスト ネットワークなど)に接続して仕事をしている人をあらゆる場所で見かけます。これは IT 部門の観点から見ると、「エンタープライズ ネットワーク」で管理する対象の範囲が、社内イントラネットにアクセスするユーザのみに限らず、さまざまな場所や方法でログイン可能な「拡張されたネットワーク」から企業データににアクセスするユーザにまで広がったことを意味します。 「攻撃対象範囲(Attack Surface)」が広がり、攻撃を受けるリスクが高まっていることから、アクセス コントロールやセキュリティへの取り組みは大きな転換を迫られています。従来のネットワーク アクセス コントロール(NAC)は複雑で、導入に手間がかかりましたが、イントラネットやデバイス調達を IT

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    ボリューム ライセンスを装うトロイの木馬、企業ユーザをターゲットにサンドボックスを無力化


    2015年4月24日 - 0 コメント

    この記事は、シスコの Managed Threat Defense(MTD)オペレーションのシニア マネージャーである Martin Nystrom によるブログ「Fake Volume License Trojan Targets Corporate Users and Evades Sandboxes」(2015/2/9)を意訳したものです。 2 週間前、Cisco Managed Threat Defense (MTD)サービスの複数のお客様が、Microsoft ボリューム ライセンス サービス センター(VLSC)から送信されたように見える、1 通の電子メールを受け取りました。これは次のような電子メールで、Microsoft から送信される電子メールに非常によく似ています。また、受取人の名前が入った挨拶文と、ボリューム ライセンス

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    Cisco ASAv の General Availability


    2014年12月19日 - 0 コメント

    2014年5月、Cisco ASAv がリリースされました。ASAv とは、10年以上の販売実績がある Cisco ASA シリーズの、完全な仮想マシン版であり、ベーシックなファイアウォールや VPN コンセントレータとして動作が可能な製品です。この ASAv がどのようなものかは、以前のブログ記事で紹介しましたが、その後、ACI のコントローラである Cisco APIC…

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    近年のマルウェア事情とレトロスペクティブ セキュリティ


    2014年11月11日 - 0 コメント

    近年、APT(Advanced Persistent Threat:ターゲット型攻撃)に代表される様々な攻撃が話題になっています。しかし、その脅威の本質を理解しているでしょうか?  Q: 何故、執拗に攻撃が行われるのか? この疑問に対する回答を知ることで、対策の重要性と対策ソリューションの選択基準が見えてきます。実際、答えは簡単です。 A: 儲かるから APT の被害を被る企業は、次のような重要な情報資産を社内に持っています。 顧客情報 開発情報 新製品のアイデア 入札金額 マーケティング情報 現在、これらの情報を盗みだして売買する仕組み(システム)が存在しています。ブラック マーケットと呼ばれる非合法集団が、お金になる情報を売買しています。 このブラック マーケットは、ここ 10 年で飛躍的な広がりを見せています。元々は個人のクレジットカード情報や銀行の情報を、パソコンやアプリケーションの脆弱性を使って盗み出していましたが、ここで使われた悪いテクノロジー(ハッキング テクニック)が企業への攻撃に利用されるようになっています。つまり、個人の情報を使用して儲けていたブラック マーケットの住人は、より高額で取引される企業情報の収集にシフトしてきているのです。 個人情報を使って儲ける手法もこの数年でだいぶ変化してきました。以前、高額な請求や不正使用の兆候があると、クレジットカード会社から連絡が来るというケースがありました。犯人は、盗み出したカード情報を使用して高額な商品を購入し、購入した物品を転売することで利益を上げていました。しかし、このような方法でカード情報を使用すると、すぐにカード会社が見つけてしまいます。そこで、1つのカード情報から毎月少額の決済(数百円程度)を行う手口が横行するようになりました。一人あたりの被害額は数百円ですし、きちんとカード会社の明細をチェックしていなければ、数百円の請求を見逃す人もいるでしょう。ここで考えてみてください。一人数百円でもクレジットカードが 1,000 万枚あったらどうでしょう。 300円 × 1000万枚=30億円 一人あたりの被害額は

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