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サンノゼ子連れ出張
働き方改革シスコのサンノゼにあるオフィスには社内保育園があることは、以前から聞いていました。しかしながら、実際に海外出張に同行させて利用したという話は聞いたことがありませんでした。ある時、息子(6才)に「アメリカに行ってみたい?」と聞いてみたところ「行きたい」との返事。そこで、実際に息子を連れて出張に行ってきましたので、その様子をレポートします。 シスコの本社があるサンノゼのタスマン通りの両側には、数十棟のシスコ オフィスが並んでいます。多くの従業員が働くこのエリアに、2ヶ所の社内保育園が設置されています。いずれも民間の保育事業提供者によって運営されていますが、利用できるのはシスコの従業員であり、セキュリティもシスコ社内と同じものが適用されています。そこには毎日通う子供たちもいますが、それ以外にも臨時で預かってもらう一時保育(英語ではBackup care)のプログラムも用意されており、年間20日程度の利用が可能です。今回の出張は2週間でしたので、息子は月曜から金曜までの10日間通いました。 保育園はシスコ オフィスの敷地内にあります。ただし、駐車場にはゲートが設けてあり、子供を預けている保護者でなければ入れないようになっています。保育園の玄関も同様で、社員証で認証をしなければ入ることはできません。建物に入ると、部屋数は年齢ごとに20以上あり、0歳児から5歳児(Pre-K まで)を預かっています。一時保育は Pre-Kよりも上の年齢の子供も利用でき、Pre-K の子供たちと一緒に過ごします。息子はすでに Kindergarten の年齢でしたが、今回はこの Pre-K のクラスに入れてもらいました。先生はとても温厚で優しそうでした。ちなみに早朝と昼間とでは先生は異なっていました。 室内の様子 保育室はとても綺麗で、年齢に応じて様々な玩具があり、写真のように滑り台や登れる遊具も室内にありました。息子いわく、日本では見ないレゴのオモチャがたくさんあって楽しかったそうです。また、ウサギや鳥などの小動物が保育室のなかで飼われていました。 建物の真ん中には広いホールがあり、大きな水槽に魚が泳いでいました。さらにこのホールに面してキッチンがあり、朝早くに行くとすでにランチの仕込みが始まっていました。ちなみに、ランチとおやつは園で提供されます。 大きい子供たち(Pre-K)のお部屋の入り口には、大人用の大きなドアのほかに、子供用の小さなドアもあります。 園庭は、年齢別に3つに分割されています。息子いわく、二人で乗る自転車・滑り台・タイヤ・砂場などで遊んだそうです。オモチャのかけららしきものを園庭で拾っては大事そうに持って帰ってきました。 アメリカらしいと感じたのが、金曜日の夜は遅くまで子供たちを預かるサービスがあった点です。「子供たちはピザを食べゲームをして楽しみます。パパとママは子供を預けて映画を見てレストランで食事をしましょう!」という案内が貼ってありました。
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