皆さま待望の日本国内での Cisco ACI 第一号事例を公開しました!
導入いただいたお客さまは、「富士通株式会社様」です。
富士通様はデータセンター サービスを 20 年以上手掛けており、クラウドを含めた豊富なメニューを顧客のニーズに応じて組み合わせ、最適なシステムとして提供されています。データセンターは国内 69 拠点、グローバルでは合計 100 拠点を有していますが、今回は多くのデータセンター設備と、それらをつなぐ複数のネットワーク回線を 1 つのシームレスなシステム基盤として顧客に提供する「One DC」構想の実現を目指し、Cisco ACI(Application Centric Infrastructure)を採用しました。
データセンターでは、Cisco ACI によって顧客が必要としているシステム基盤をオンデマンドで提供できる環境を実現し、さらに DC 間のネットワークでは、Cisco ASR 9000 シリーズの PBB-EVPN 機能で既存の回線を無駄にせず各データセンター間をつなぐフラットな「1 つのネットワーク」を実現されました。
世界で Cisco ACI を導入いただいているお客さまは、2016 年 2 月現在、すでに 1,400 社以上もあり、もちろん日本国内でも多数おられますが、富士通様は日本国内の第一号の Cisco ACI の公開事例としてご協力をいただきました。
通常の事例ページや PDF だけではなく、お客さまのコメントをまとめたビデオも制作し、公開しています。ぜひ、事例をご覧ください。
事例では、「どうして必要だったのか」「どのようなものを必要としていたのか」、そして「どうして ACI を導入したのか」、さらに「今後の展望と期待」など、実際に導入に携わっていただいたお客さまにインタビューし、生の声をまとめています。
https://youtu.be/KQdE2KW3e_Q
さらに、今回の事例は、シスコ SDN ポータルサイトにも掲載しています。
ACI はデータセンター SDN のキーテクノロジーであり、今回の事例はその先駆けとなるものです。SDN ポータルサイトは、昨年 10 月の公開以降、パートナー インタビューのコンテンツを追加するなど、更新を行っています。
今回の事例になっていただいた富士通様は ACI の利用者としてのお客さまですが、パートナーとして、つまり ACI を構築していただく側の富士通様のインタビューも掲載しています。
最後に、今年の 1月7日(木)〜18日(月) の間に、「シスコ SDN∞ 新しいネットワークのかたち」というキャッチ コピーで、スマホ向けの広告を実施したのですが、気づかれた方はいますでしょうか?
シスコの SDN には、某アイドルグループの「48」ではなく、「無限 (∞)」の可能性がある、という意味で、あえてこのようなコピーにしてみましたが、もっといいコピーがあれば、ぜひコメントをお願いします。
今後も日本のお客さまに親しんでいただけるようなコンテンツを制作し、お客さまのビジネスの一助になればと思う次第です。