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onePK を使ってアプリケーションを作る – イベントリスナー編
ネットワークの状況に応じて制御するアプリケーションを開発するためには、ネットワークや機器の状態の変化などのイベントをアプリケーションが即座に把握したくなると思います。例えば、回線使用率が増加したときや回線の遅延が著しく大きくなったときには、ネットワーク全体で経路の自動最適化を行ないたい、あるいは特定のインターフェイスがダウンしたり経路情報がなくなった場合には、あらかじめ指定したポリシーを自動的に投入したい、といった実装です。従来だと SNMP Trap や SNMP MIB を定期的にポーリングしたりする手法を利用してきましたが、onePK には便利なリスナー機能の API が用意されています。 リスナー機能の API onePK のリスナー機能の API では、監視したい対象、しきい値、そして Callback ルーチンなどが指定できます。これを利用することで、ポーリングでネットワークや機器の状態を確認するプログラムを組み込まなくても、状態変化に伴う制御アプリケーションが比較的容易に開発できます。例えば、指定したインターフェイスで、回線使用率が 60% を超えた場合、指定した Callback ルーチンを実行させる、といった動作を定義することができます。 onePK SDK 1.2…
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onePK を使ってアプリケーションを作る – All-in-one VMのご紹介
今回は、All-in-one VM をご紹介します。もし onePK に少し興味があって、個人的に試してみたいけど、onePK に対応したシスコ機器を持っていない、あるいは持っていても自由に使える機器はない、または開発環境を準備するには手間がかかる、という場合には、All-in-one VM がお勧めです。 All-in-one VM のダウンロード All-in-one VM は、Cisco.com ID をお持ちであればどなたでも以下のサイトからダウンロード可能です。
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onePK を使ってアプリケーションを作る – ACL制御編
前回のブログ投稿時では onePK を使って IP 経路を制御するアプリケーションを作成してみた、という話を書きました。この時点ではまだだったのですが、4 月の初め、ついにシスコから onePK が正式にリリースされました。Cisco.com ID を持っていれば(Cisco.com にログインすれば)、以下のサイトから SDK のダウンロードや API のドキュメント、さらには開発環境の All-in-one VM がダウンロードできます。 https://developer.cisco.com/web/onepk-developer 今回は、アクセス コントロール(ACL)を onePK を使って制御する方法について書きたいと思います。 onePK を使ったアクセス コントロール…
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onePK を使ってアプリケーションを作る – IP 経路制御編
シスコには SDN(Software Defined Networking)に関する多くの取り組みがあり、様々なソリューションがリリースされています。このブログでは、Cisco IOS に対するプログラマビリティとして公開される「onePK(Cisco ONE Platform Kit)」の観点から、SDN について考えていきたいと思います。 onePKとは onePK(one Platform Kit)とは、IOS、IOS-XE、IOS-XR、NX-OS を対象としたソフトウェア開発キット で、C 言語、Java、Python の開発言語の ライブラリ として提供されます。現在、以下のように、API ドキュメントが公開され始めたという状況です。 C言語:https://developer.cisco.com/media/onePKCAPI-v1-1-0/index.html …
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