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シスコ派遣記 Season4 Ep2 – 定型化した会議に切り込む!働き方改革関係イベントに参加して思うこと


2019年6月24日


6月に入り、暑い日が増えてきたように思います。前の勤務地(根室)では、真夏でも 20度~25度という日がほとんどでしたので、日本の地域の多様性を改めて感じています。

シスコの社員の中には、世界中を飛び回る方、日本全国を飛び回る方がいらっしゃいます。そのような社員の方は地元の人以上に地域の魅力を肌で感じ取っているのではないかなと少し羨ましく思っています。嬉しいことにシスコの社員の方はよく北海道に訪れてくれているようで、私以上に美味しいお店をよくご存知です。せっかくの機会なので、全国を飛び回っているシスコの社員の方に北海道の良さやもっと伸ばせる部分など色々と聞いてみたいなと思ったりしています。

さて、本格的な夏を前に東京では様々なイベントが開催されています。こんなにも多くのイベントが開催され、様々な情報が飛び交っているのは国内では東京くらいではないでしょうか。数あるイベントの中でシスコがブースを出展した「働き方改革 EXPO」にお邪魔させていただきましたので、今回はその感想と EXPO の出展テーマの1つであった「会議改革」についてお話ししたいと思います。

まず、イベントの感想ですが、EXPO には本当に多くの方が来場されていて、働き方改革に関する世間の関心の高さに驚きました。シスコのブースにも多くの方がお越しになり、私も社員の方にフォローいただきながら製品のご紹介をさせていただきました。

ブースにお越しいただいた企業の方と話をして思ったことは、「働き方改革」をどう進めていくべきかまだまだ苦心されている所が多いということです。民間企業でさえ、苦心して取り組んでいるのですから、何かと制約の多い行政が「働き方改革」を進めていくには苦労が絶えないだろうなと感じました。北海道庁の働き方が少しでも良くなるようにシスコにいる間に色々なことを勉強して吸収していかなければならないと改めて思っています。

次に出展のテーマの1つである「会議改革」についてですが、シスコに来て 2か月余り、会議に関して私が思うことは、シスコの会議はディスカッションの場、コミュニケーションの場としての機能をしっかり果たしているということです。

京都府からの派遣者も感じていた(シスコ派遣記Season3 EP2を参照)ように、自治体で開かれる会議の多くは連絡・報告や最終的な意思決定のためのものが多く、ほぼ既決事項であるため、活発な意見を出し合う姿はあまり見られないように思います。一方、シスコの会議では、連絡や報告だけで終わってしまうものはほとんどありません。出席者は会議室かリモートかを問わず、次々と発言している印象があります。これを実現するのに会社全体に話しやすい空気があることや充実したツールを用いているというのが一役買っているのは間違いありません。ですが、それ以上に多様な意見を出し合うことのできる人材が豊富ということがきっとシスコの強みではないかと思います。

今後、多くの社会問題が顕在化してくる中で、行政としてはこれまでと同じ水準でサービスを維持することが難しくなるでしょう。その中で重要になってくるのが多様な主体と意見交換をし、連携を図っていくことであると思います。そうした環境の変化に柔軟に対応するため、多くの主体の発言を引き出し、連携を深めるツールとして Cisco Webex Meetings のような Web 会議ツールやコラボレーション製品があり、そのようなツールを効果的に活用し、多様な意見を出し合うことのできる人材が行政にも今後、必要になるように思います。

この派遣中、少しでもそうした人材に近づけるようシスコのノウハウを学び取りたいと思っています。

最後に別の角度からシスコのコラボレーション製品の柔軟な使い方をご紹介します。

 

EXPO のブースに設置した Cisco Webex Board でシスコが誇る画伯(?)が描いた絵です。そして、下の写真が画伯が絵を描いている様子。使い方もその人の発想次第で広がっていく面白いツールだなと思っています。

 

 

 

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