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シスコ派遣記 Season3 Ep5 - 年間社内イベント集~シスコの企業文化とは~


2019年3月14日


京都府庁からシスコへ派遣中の池内です。

東京に来て早 10か月、こちらの暮らしにも慣れ、満員電車や街の人ごみにも何も感じなくなってきました。自分自身の変化とは気づきにくいものですが、関西の知人に会った時、「話し方が標準語っぽくなっている」と指摘され、関西弁を愛する私は非常にショックを受けた今日この頃です。

さて、シスコに来てからというもの、数々の社内イベントに参加しました。前回の Family dayもその一つですが、外からは感じ取れないシスコの「楽しく働く」企業文化をお伝えできるのではないかと思い、今回は各取り組みを特集します。

アイスクリームフライデー

クールビズ期間でもあり、暑くてうだるような 7~9月は、毎週金曜日の午後 3時頃になると、オフィス内をアイスクリームのワゴンが巡回し、社員にアイスが配られます。これが「アイスクリーム フライデー」です。

節電への取組に対する社員への還元…ということで 2011年にスタートしたそうですが、ワゴンが到着するやいなや、フロア中の社員がアイスクリーム目当てに集まるほど、社員の皆さんが毎週この時間を楽しみにしている様子でした。金曜日になると出社率が高くなっているような… 気のせいでしょうか。かく言う私も、毎週ワゴンを待ち構えておりました。節電に不平不満を言うのではなく、別の楽しみを見つけるのは気持ちがいいものですね。

仕事の手を少し休めて誰かとアイスの好みで軽く会話を交わし、リフレッシュするにも効果的なひと時です。節電に取り組む一方で、楽しみながら涼をとるユニークさがシスコらしいと感じました。

 


【新入社員、初めてのアイスクリームフライデー】

【お目当てのアイスを探しています】

 

【熟考中…】

Cisco Halloween Party 2018

秋には社員のご家族も招いてハロウィンパーティーが催されました。8月の Family day に続いて、家族参加型のイベントです。社長や役員から若手職員に至るまで、それぞれ思い思いの衣装でパーティーに臨みます。各フロアの一部エリアがハロウィンのテーマで装飾され、ご家族が訪ねるとキャンディがもらえたり、「社員部門」「家族部門」「チーム部門」でコスチュームコンテストがあったりと、企画も盛り沢山でした。

また、同時にフードドライブ(各家庭で余った食品を持ち寄り、それらを必要とする人々にフードバンクなどを通じて寄付する活動)イベントも開催され、ハロウィン パーティー当日までの一定期間、オフィス内の一部エリアには多くの食品がデコレーションされながら積み上げられました。(見栄えも面白かったのですが、残念ながら写真を撮り忘れました。)

社員とその家族で楽しい時間を過ごす機会を提供するとともに、積極的に社会貢献活動にも取り組んでいるシスコの姿勢が表れたイベントだったように思います。

 


新春働き方改革フェア

年明け、複数部署+FWP(Flexible Work Practices→社内の組織横断的コミュニティ)主催で「新春働き方改革フェア」が開催され、私も FWP の一員としてスタッフ側のお手伝いをさせていただきました。2018年 12月に東京オフィスのリノベーションが完了したため、新しいオフィスのコンセプトを学ぶ機会にもなり、また、日頃自分たちが使用している ICT ツールをより一層使いこなすためのトレーニングが 1コマ 25分で 30コマ以上企画されました。

シスコでは、社員が様々な ICT ツールを活用して業務を行っていますが、テクノロジーの変化・進化も激しいので、必ずしも全員が使いこなせているわけではありません。そのため、日々何かしらのトレーニングが社内で開かれており、社員は自発的にそれらに参加し、効率的な業務の進め方や営業活動のポイントを学んでいきます。

一方で、「今更聞けないな」といった初歩的な悩みや、PC のキーボードのショートカット キーのように「こんな機能、知らなかった!」といった知恵袋的な部分をターゲットとしたトレーニングはあまりなく、今回の「新春働き方改革フェア」は、そのような潜在的な悩みをすくい上げる取組みだったので、大変好評でした。

私自身、現在は行政から離れているので、戻った時に浦島太郎になっていないかと不安を感じている面もありますし、同じように出産や育児、病気療養等でしばらく職場を離れていた方々が復職される時「周りについていけるだろうか」と不安を感じられることも多いと思います。今回の取組みのように、業務を行う上での悩みや疑問を解決しやすい雰囲気、または手厚いトレーニングの機会の提供が「働きやすさ・休みやすさ」へと繋がるのではないでしょうか。

【トレーニングの様子】

【めでたく鏡開きもありました】

【スタッフ集合写真】

社内イベントの意義

今回ご紹介した他にも、多くの社内イベントが日々催されていますが、ICT ツールの利用が進んだシスコならではの悩みもあります。

それは、「Webex Meetings(Web会議)での参加も可能」である場合、Web 上での参加者が多数で会場は人がまばら…といった状況がよく見られることです。在宅勤務や外出中で会場に行けず、Web 参加を余儀なくされている方はともかくとして、「手元の作業があるから」「会場に行くのが億劫」といった理由からか、オフィス内にいるにも関わらず、会場まで足を運ばないで Web 参加する方もいるようです。会場人数が少ないと、せっかくのイベントも活気が失われるので、「軽食あります!」「お菓子あります!!」とニンジンをぶら下げて会場へ誘導する手法も編み出されています。イベントの集客に苦労するなら、いっそ衛星授業みたいな形式にして全員 Web 参加にしてもいいんじゃないか、と内心思ったこともありましたが、盛り上がりに欠けるのは目に見えています。やはり face to face のコミュニケーションが一番だというのは、どれだけテクノロジーが豊富に揃っていても変わらないのだなと感じております。

社内イベントが多いのは単にパーティー好きなだけではありません。時間と場所に縛られずに働けるからこそ、「社員が集まり、共通の体験を得る機会」というものをシスコでは一層大事にしているのではないでしょうか。

 

 

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1 コメント

  1. 一年の派遣、全うされたようでなによりです。
    Season3ではシスコ社様の社風というか、職場の空気感みたいなものを垣間見せていただいたような気がします。
    最先端IT企業であっても、どこかアナログな要素も強くあるなど、ある種の多様性がとても高いレベルで実現しているように感じました。
    シスコ社様でいただいた経験やご縁を武器に、また府庁でのご活躍を楽しみにしています。