脅威リサーチ
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医療・公衆衛生分野を狙う攻撃に関する Cisco Talos のアドバイス
背景情報 Cisco Talos は、米国内の病院および医療機関を標的として、バンキング型トロイの木馬「Trickbot」とランサムウェア「Ryuk」を駆使した攻撃が増加していることを発見しました。セキュリティジャーナリストが 2020 年 10 月 28 日に報じたところによれば、攻撃者は「おそらく数百か所」の医療センターと病院のシステムを暗号化すべく準備を進めていました。
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注目の脆弱性:Synology SRM(Synology Router Manager)に複数の脆弱性を発見
Cisco Talos は最近、Synology 社製ルータに電源を供給するソフトウェアでリモートコード実行の脆弱性を複数発見しました。これらの脆弱性は、Synology Router Manager(SRM)(Synology ルータ用の Linux ベース オペレーティング システム)と、QuickConnect(ユーザがルータにリモート接続できるようにする SRM 内の機能)に存在します。
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DoNot のマルウェア Firestarter が Google Firebase Cloud Messaging を悪用して拡散中
最近新たに発見されたマルウェア「Firestarter 」は、Google Firebase Cloud Messaging を利用して最終的なペイロードの場所を攻撃者グループに通知します。攻撃者グループ DoNot は、コマンドアンドコントロール(C2)がダウンした場合でも、Google のインフラを利用して別の C2 にマルウェアをリダイレクトできます。最終的なペイロードのアップロード方法から判断すると、DoNot はターゲットを極めて厳密に絞り込んで攻撃を実行しているものと見られます。
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10 月 30 日から 11 月 6 日における脅威のまとめ
本日(11 月 6 日)の投稿では、10 月 30 日~ 11 月 6 日の 1 週間で Talos が確認した、最も蔓延している脅威をまとめています。これまでのまとめ記事と同様に、この記事でも詳細な分析は目的としていません。脅威の主な行動特性やセキュリティ侵害の指標に焦点を当て、シスコのお客様がこれらの脅威からどのように保護されるかについて説明しています。
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脅威情報ニュースレター(2020 年 10 月 15 日)
Talos 読者の皆様、こんにちは。 選挙のセキュリティ対策シリーズの最新記事では、選挙関連セキュリティに携わる専門家に着目しています。また、長期にわたる調査の締めくくりとして、デマ情報の拡散とどのように戦い、選挙制度に対する米国民の信頼をどのように守るべきかというテーマで、地方自治体、州政府、連邦政府の選挙管理人向けに一連の助言もまとめています。
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2020 年の米国総選挙で予期される事態:選挙管理委員会が取り得るデマ対策
Talos スタッフが選挙のセキュリティ対策に関連してパートナーと共同作業を進める上で最も頭を悩ませたのは、「デマ情報に対してどのような対策を取り得るのか」という疑問でした。実のところ、この問題はセキュリティテクノロジーそのものに関わる事柄ではないため、Talos の専門外と言わざるを得ません。
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注目の脆弱性:F2FS ツールセットにコード実行および情報漏洩の脆弱性を発見
Cisco Talos は最近、F2FS ツールセットのさまざまな機能において、任意コード実行および情報漏洩につながる複数の脆弱性を発見しました。F2FS は組み込みデバイスで使用されることが多いファイルシステム ツールセットで、Flash-Friendly File System ファイルを作成、検証、修正する機能を備えています。攻撃者は、悪意のあるファイルをターゲットに送り込むことで、これらの脆弱性をトリガーし、ターゲットにさまざまな悪影響を及ぼせる可能性があります。
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注目の脆弱性:Adobe Acrobat Reader で JavaScript の脆弱性を複数発見
Cisco Talos は最近、Adobe Acrobat Reader でヒープ バッファ オーバーフローと解放済みメモリ使用(use after free)の脆弱性を発見しました。Adobe Acrobat Reader は市場で最も普及している、機能豊富な PDF リーダーです。
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注目の脆弱性:AMD ATIKMDAG.SYS ドライバにサービス妨害の脆弱性を発見
Cisco Talos は最近、一部の AMD グラフィックカード用のドライバ ATIKMDAG.SYS でサービス妨害の脆弱性を発見しました。攻撃者は、細工された D3DKMTCreateAllocation API リクエストを送信することで境界外メモリ参照(out-of-bounds read)を引き起こし、サービス妨害状態を引き起こせる可能性があります。この脆弱性はゲストアカウントからトリガーされる可能性があります。
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Microsoft セキュリティ更新プログラム(月例):2020 年 10 月に公開された脆弱性と、対応する Snort ルール
Microsoft 社は本日、月例のセキュリティ更新プログラムをリリースし、同社製品で確認された 100 を超える脆弱性についての情報を公開しました。 そのうち 14 件の脆弱性は「緊急」に分類され、残りの大部分は「重要」に分類されています。
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