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アーキテクチャ
ネットワークアーキテクチャ考 (8) 「Overlay と Underlay の連携」
SDN と仮想化の共起に先立つ物として、クラウドの興隆があったことは疑いの余地はないでしょう。そしてそこに強く関係しているのが、設備投資から消費へ、という経済的動向です。
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SDN
ネットワークアーキテクチャ考 (7) 「SDN と仮想化」
先日 SDN を取り上げたとき、SDN の狭義の定義は「Flow/Path Programmability」ではないか、と書きました。何もかもが“SDN”という文脈に絡めとられ用語が膨張して行くのは、市場の活性化にはよいのかもしれませんが、技術者としては気持ち悪く、どうにも傍ら痛い。
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アーキテクチャ
ネットワークアーキテクチャ考 (6) 「NFV-2」
通信事業者が目指す NFV では、「キャリア グレード」という社会的要請、そして通信事業者やシステム提供側のエンジニアリングに対する指向というものもあり、仮想化環境においてもやはり「High Availability」「High Performance」「High Scalability」といったものを設計に組み込むことが求められています。
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アーキテクチャ
ネットワークアーキテクチャ考 (5) 「NFV !」
NFV とは Network Function Virtualization の略で、「ネットワーク機能の仮想化」を意味します。ETSI が NFV ISG を立ち上げ、米国や日本などヨーロッパ以外の通信事業者も加わって積極的に活動を行っているため、今、SDN とともに現在業界の注目を浴びています。
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SDN
ネットワークアーキテクチャ考 (4) 「SDN!」
SDN(Software Defined Networking)という言葉は、バズワード的な性質が強く、また市場も擾乱しており、個人やコンテクストによって意味することが異なるため、端的に書くのが難しい話題です。
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アーキテクチャ
ネットワークアーキテクチャ考 (3) 「アーキテクチャの変遷」
人々は、アーキテクティングの過程で、システムの要素やその機能のみならず、複数の要素の組み合わせ・つながり方・構造、といったものを規定して行きますが、その論拠というか根底には「理念」のようなものがあります。そして、アーキテクチャやその理念は、かなり普遍的なものですが、絶対的なものではないので、時流や文化によって変遷します。
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アーキテクチャ
ネットワーク アーキテクチャ考(2) 「トレードオフ」
アーキテクチャを検討するときにトレードオフを考慮しなければならないのでしょうか。ひとつには、現実には制約がある、ということです。際限なくリソースやスペース・電力が使えるのであれば、性能も稼働率も規模も高めることはできます。しかし、現実の環境を考えると、決してそうはいきません。
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アーキテクチャ
ネットワーク アーキテクチャ考(1) 「序論」
現在は、希有な業界変遷期と言えると思います。業界構造も、主要なプレイヤーも、大きく変遷しつつあります。このような時代に、ネットワークがどのように適応し進化して行くかを見据えるためには、そのアーキテクチャに関する考察が必須になります。
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