1. はじめに
このブログでは、シスコでのコミュニケーションの取り方を紹介します。なぜコミュニケーションの方法について書こうと思ったかというと、心の健康のためにも、コミュニケーションを取るということは非常に大切だと思うからです。コロナ禍で在宅勤務の方も多いと思いますが、働き方の一つの方法として、参考になれば幸いです。
2. 1on1 でコミュニケーションをとるのが当たり前になっている
1on1 というと少しカッコよく聞こえるのですが、簡単に言うと1対1のミーティングになります。私は、入社してから 100 回以上 1on1 を社員の方とさせていただきました。その中で、仕事の中で疑問に思っていることや困っていることから、営業や技術的なことまで先輩方から教えていただきました。出社をしていないからこそ先輩方の忙しさなどがわからない中で、最初はいきなり 1on1 に誘ってもいいのか、失礼に当たるのではないかなど不安に感じていました。しかしシスコでは 1on1 が日常的に行われているので、みなさんに快諾していただき、また「なにか質問などあったら、いつでも 1on1 誘ってください」といってくださる方が多くとても安心したのを覚えています。
コロナ禍で人との繋がりを感じるのが難しくなっている中で、このように 1on1 が気軽に行える環境は、在宅勤務を続ける中で非常に重要だと感じています。
3. メールではなく、チャット感覚で連絡が取り合える便利さ
また、シスコでは社員同士の連絡を Webex Teams で基本的に行っています。チャットを利用することで、コミュニケーションへのハードルがだいぶ下がります。また、チャットに対して絵文字でリアクションもできるので、スマイルやハートの絵文字で反応があると、心理的距離が縮まる気もします。プライベートでも Teams を使いたいなと思うくらい、とても便利なツールです!
4. アンコンシャス バイアスのイベントで感じた、仕事内容以外の意見交換の場を作る大切さ
さらに、2 月にはアンコンシャス バイアスに関する社内イベントを、シスコの I&C(Inclusion and Collaboration)グループ、Women of Cisco と PRIDE で開催しました。このイベントでは、Webex のブレイクアウトセッション機能を利用し、グループごとに分かれて今までお話をしたことない方々ともジェンダーに関するアンコンシャス バイアスについて意見交換をしました。とても盛り上がり、このように普段抱えているモヤモヤなどを共有できる場があるって素敵だなと実感しました。また、この人はこういう経験をしているんだ、こういう事を考えているんだなどと、普段業務をしているだけでは気付くことのできない側面を知れるきっかけになります。このようなコミュニケーションを取る機会は、会社の人とより繋がりを感じるためにも、非常に大切だと思います。
5. 最後に
4 月に入社したときは、新しい環境で実際に会ったことのない先輩方とコミュニケーションをとるのは、特に会社の文化やルールなどを知らない新卒として、緊張していました。しかし、シスコのコミュニケーションを重んじる文化やツールが揃っていることで、困っていることを一人で抱え込まずに、人との繋がりを感じながら仕事を続けることができています。
さて、今回で新卒ブログリレーは最後となります。就活の経験談からリモートワークのコツまで、色々と新卒の有志から紹介させていただきました。私達の Blog が、どなたかの参考になっていれば幸いです。