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在宅勤務でも妥協のない通話を

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この記事は、Cisco WebexのVice President and General ManagerであるJaved Khanによるブログ「Calling Without Compromise When Working From Homepopup_icon」(2020/3/11)の抄訳です。

 

今ビジネスリーダーには、在宅勤務でもビジネス向けの通話機能やコラボレーション機能にフルアクセスできる環境を整備しなければならないというプレッシャーが、日増しに重くのしかかっています。新型コロナウイルスの蔓延に対する現在の対応は、柔軟な在宅勤務ポリシーを導入して従業員の安全を確保することの重要性を示しています。ここ数週間、Webex を利用して在宅で勤務する人が急増しているため、Webex クラウドのバックボーンで発生する通話、会議、チームコラボレーションのトラフィックは従来の 22 倍にまで達しています。

これを受けてシスコでは、新型コロナウイルスの影響が生じている国だけでなく、Webex を利用可能なすべての国々を対象に、Webex 無償オファーの内容を大幅に拡大しました(オファーの内容についてはこちらをご覧ください)。さらに詳しい情報については、Sri Srinivasan のブログ [日本語訳] をご覧ください。

電話は今もほとんどの組織において、ビジネスを進めるうえでの重要な役割を果たしています。そして、シスコにとって、音声コミュニケーションとユニファイド コミュニケーションの観点からリモート作業をサポートすることは、今も最優先事項の 1 つとなっています。ここ数週間、シスコには、大規模なリモート作業環境を短期間で構築するにはどうすればよいかというお問い合わせが数多く寄せられています。以下では、お客様から寄せられたご質問に対する回答と、仕事の電話を自宅で処理するために今すぐできる簡単な手順をご紹介します。

 

自宅から仕事の電話をかけたり受けたりするにはどうすればよいですか?

自宅にいるときや移動中に仕事の電話を受ける最も簡単な方法の 1 つは、デスクトップやモバイルデバイスで電話を受けられるようにシングルナンバーリーチを有効にすることです。勤務先番号と携帯電話番号の両方が同時に鳴るため、どこにいても応答できます。シングルナンバーリーチはリモート作業を今すぐに開始できるとても便利な機能ですが、欠点は、従業員個人に対して費用が(利用時間または使用量に応じて)請求されることです。同じ目的をより効果的に達成できるその他の方法を以下でご紹介します。

国際的な法律事務所である Seyfarth Shawpopup_icon は、テクノロジーによって実現されるリモートワークカルチャーをどのように推進できるかを示すすばらしい例です。

 

「従業員の満足度と生産性は以前よりもむしろ高まっています。コラボレーションによって世界中のオフィス間につながり生まれ、在宅で勤務することにより従業員のワークライフバランスが改善されているからです」
– Seyfarth Shaw
CIO Andy Jurczyk

 

仕事の電話をかけたり受けたりするのに必要なアプリには、どのようなものがありますか?

すでにシスコ製品をご利用いただいているお客様は、リモートワーカー向けのさまざまな通話オプションをご利用いただけます。Cisco Webex Calling、Cisco Unified Communications Manager(UCM)、または Cisco UCM Cloud がすでに組織に導入されている場合は、Jabberpopup_icon または Webex Teams アプリを使用して電話をかけることができます。また、Webex Teams も、通話、メッセージング、会議、チームコラボレーションに利用できます。Webex Teams をシスコの通話インフラストラクチャに登録すると、ビデオ通話、シングルナンバーリーチ、会議、画面共有など、さらに高度な通話エクスペリエンスが実現します。パワーユーザの皆様、またはカスタマーサービス部門やセールス部門でデスクフォンの通話機能を頻繁に利用される皆様は、ぜひ Webex Calling アプリまたは Cisco Jabber アプリをお試しください。

現在シスコ製品を利用していないのですが、今すぐ自宅から仕事の電話をかけたり受けたりできる方法はありますか? 

すでにシスコ製品をご利用いただいているかどうかにかかわらず、Webex Teams にサインアップすれば、インターネット経由で 1 対 1 のコールをかけたり、メッセージを送信したりすることができます。
料金は一切かかりません。相手も Webex Teams アカウントを持っていれば、社外の人たちとも通話することができます。Webex.com または各アプリストアから Webex Teams アプリをダウンロードすれば、今すぐ同僚とのコラボレーションを開始できます。また、相手の電話番号を知らなくても、電子メールアドレスで簡単に検索してコミュニケーションを開始できます。より長期的な通話ソリューションが今すぐ必要な場合は、Webex Calling を導入すれば短期間でクラウド経由で仕事の電話をかけたり受けたりすることが可能になります。

 

自宅で簡単に仕事用のデスクフォンを設置する方法はありますか?

長期間自宅で作業する必要がある場合は、ホームオフィスにデスクフォンを設置したほうがよいケースも考えられます。すでにシスコ製品をご利用いただいているお客様の場合、この作業は、テクニカルサポートスタッフが各従業員の自宅まで出張しなくても、エンドユーザ自身で簡単に行えます。Mobile Remote Access を使用してデバイスから QR コードをスキャンするか、手動でアクティベーションコードを入力すれば、すぐに電話を登録できます。また、ホームオフィス環境の雑音が気になる場合は、シスコのヘッドセットを使用すると快適に通話をすることができます。

 

お客様へのコミットメント

今、世界中の多くの組織や人々が困難な状況に直面していることをシスコは理解しています。現在、シスコはあらゆる方法でお客様を支援できるよう全力で取り組んでいます。私たちの目標は、お客様がこうした困難な状況を乗り切り、中断なく日々の活動を継続できるよう支援することです。

 

シスコの通話ソリューションおよびユニファイド コミュニケーション ソリューションの詳細については、こちらをご覧ください。

 

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Authors

粕谷 一範

コラボレーションDX推進担当

アーキテクチャ&ソリューションズ コラボレーション事業

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