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テレワーク実施のためにシスコができること


2020年3月11日


シスコで中堅中小・スタートアップのユーザ様向けのビジネス開発を担当している中元です。このブログを通じて、中堅中小企業のデジタル化に最適な最新技術の情報を今後展開していきたいと思います。

今回のテーマは、「テレワーク」です。

感染症拡大が社会的な課題となるなかで、政府・各行政機関からも、イベントの開催中止・延期、小中高など教育機関の休校、テレワークの積極的な実施などの要請が出ています。シスコではWebex Meetingsを90日間にわたってユーザー数無制限で利用いただける無償支援プログラムを提供していますので、ご活用いただければ幸いです。

在宅勤務/テレワークの実施のためのインフラの整備

従来より働き方改革やビジネス継続の観点から、多くの企業や組織が在宅勤務やテレワークの整備に取り組んできました。具体的には、人事制度や労務規定、評価制度などの整備はもちろん、リモートアクセス環境、Web 会議/ビデオ会議の利用、クラウドセキュリティの確保などのシステム面での導入も必要です。とはいえ、日本におけるテレワークの導入は19%(※)とまだ一部に留まり、在宅勤務環境を含め多くの企業・組織で実現には至ってないというのが現状です。

シスコでは現在 Meraki シリーズを中心とするクラウドネットワークインフラ ソリューションにおいて、クラウドを経由したプリコンフィグによるゼロタッチ設定が可能となっています。このようなテクノロジーおよび機能は、設定工数削減による人的リソースの確保と共に、現地立ち合いによる接触感染の予防にも繋がります。

※総務省「平成30年通信利用動向調査」より

 

遠隔コミュニケーションのためのコラボレーションツール導入

在宅勤務やテレワークの要請に加えて、多くのイベントや会議の延期や中止、そして休校までもが発表されるなか、遠隔コミュニケーションが代替手段として注目されるようになりました。

  • 出社 → 遠隔会議やビジネスチャット
  • 会議 → 遠隔会議
  • イベント → Web セミナー
  • 登校 → 遠隔授業

すでに法整備が進んでいる国では、遠隔医療のシステムとしての活用も進んでいます。

従来からの実施効果や効率性などの観点に加え、多くの企業や組織において代替手段あるいは補完手段としての利用が急務、喫緊の課題となっています。実際、Web 会議やビデオ会議は半数の企業・組織で導入されています。ただし、企業・組織間でも実施できるような相互接続可能な形でシステムが導入されているケースは多くありません。また、Web 会議、ビデオ会議、ビジネスチャットなどのコミュニケーションツールがバラバラに存在しているために複雑になっているケースもあります。

シスコでは Webex Teams(ビジネスチャット)、Webex Meeting(Web会議)、Webex Calling(クラウド電話)など、遠隔コミュニケーションとして利用いただける各種ツールを提供しています。企業・組織内外を問わず、ビジネスチャットや Web 会議/ビデオ会議、音声コミュニケーションをご活用いただけます。

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クラウドツールご利用に際してのセキュリティの確保

昨今では様々なパブリッククラウドサービスが多く利用されています。特にコミュニケーションツールにおけるクラウドソリューション、またリモート環境からの VPN 接続などはインターネット環境での利用を前提としているため、様々なセキュリティリスクに備える必要があります。一方で、アクセス環境が多様になる中においては従来までの境界型のセキュリティ対策では不十分な状況となっています。

シスコでは境界型でのファイヤウォールや UTM(統合脅威管理:Unified Threat Management)、IPS/IDS に加え、クラウドアクセス環境において必須となる DNS セキュリティを提供する Umbrella、またゼロトラストベースでの多要素認証によってポリシーに定められた認可を行う Duo Security など、クラウドアクセス環境でのネットワークに必要となるセキュリティソリューションを提供しています。


シスコでは「Changing the way we work play and learn」をビジョンに掲げ、様々なテクノロジーのご提供を通し、多くのお客様への変革のお手伝いを進めてまいりました。次世代のインターネット社会を見据え、企業・組織間におけるコミュニケーション、コラボレーションを支えるためのテクノロジー、ツールの開発・提供を進めて参りました。昨今の働き方改革におけるご支援にとどまることなく、ビジネス継続性の観点からも、お一人でも多くの、一社でも多くのご要望にお応えしたいと考えています。

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