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TTBiz WebEx展開の効果


2016年2月12日


公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本が主催し、アクセンチュア株式会社の特別協賛、シスコの協賛によって運営している、高校生によるビジネス プランのコンペティション「TTBiz」は、4 か国の学生の混合チームによるプレゼンテーション資料制作の真っ最中です。

今年から、日本・韓国・シンガポールにフィリピンも加わり、4 か国の高校生が国を超えた 12チームに分かれて「旅行」をテーマにビジネスプランを作成しています。もちろんコミュニケーションは英語で行い、対話が必要なときにはシスコの Web 会議システム「Cisco WebEx」が使われています。

ttbiz-webex-fig1Cisco WebEx を活用する前は、電話とメールでのコミュニケーションでした。WebEx を導入してからは、チーム全員のコミュニケーションも活発になり、プレゼンテーションのプランニングがスピードアップしたといいます。

その理由を調べて見ると、次のようなコメントがあがってきました。

1.同じ情報を同時に共有

PC の画面共有ができない電話やメールだけのコミュニケーションでは、事前に資料を送っておいて、内容を確認しながらプレゼン資料を仕上げていました。しかしせっかくのミーティングが、事前に贈った資料の確認だけで終わってしまうこともありました。Cisco WebEx の画面共有機能を利用するようになってからは、リアルタイムにプレゼンテーション資料の修正ができるようになり、資料作成の効率が上がりました。

2.活発な意見交換

電話でのコミュニケーションでは、発言が一部のメンバーに偏りがちです。Cisco WebEx によってリアルタイムで情報を共有することで、誰もが積極的に意見を出すようになり、リモートにいてもより深い議論ができるようになりました。

3.対面に近いコミュニケーション

電話やメールでは、個々の表情を読み取ることができませんので、誤解が生じやすくなります。Cisco WebEx のビデオ機能により、チームメンバーの表情を確認し、より密接なコミュニケーションが可能になりました。

 

ttbiz-webex-fig2夏のキックオフから6か月間、参加学生は、生活習慣や文化の違いだけでなく、言葉の壁も超えたコミュニケーションに挑んできました。Cisco WebEx 導入以降、効率的に作業を進めることができるようになっています。会議室からアクセスをしたり、学校からアクセスをしたり、自分の都合のよい場所で 4 か国の高校生たちがいつでもどこでもミーティングに参加することが可能になったのです。11 月に実施した中間報告会では、各チームとも素晴らしいチームワークを見せていました。

2016年1月24日には、日本、韓国、シンガポール、フィリピンの 4 拠点を結んだセミファイナルが開催され、生徒たちは議論を重ねて作成してきた日本への旅行プランを堂々とプレゼンテーションしました。厳選なる審査の結果 4 チームが選ばれ、この 4 チームは 3月13日に東京のシスコ本社で開催されるファイナルに参加する予定です。引き続き、今年も TTBiz をレポートしていきます。

 

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