-
新しい調査報告書「Cisco Annual Internet Report(2018-2023)」を発表[後編 第 2 回目]
サービスプロバイダーシスコは 今年 2 月、ネットワークに関する年次調査報告書「Cisco Annual Internet Report 2018〜2023」(以下、AIR )を発表しました。その日本語版公開を踏まえ、前/後編(後編は 2 回)の合計 3 回にわたり、その内容をお伝えします。本ブログでは、マルチドメインアーキテクチャに対応した4つの戦略的領域のうち、残り2つ「セキュリティ」、「チームの可能性拡大(エンパワーメント)」についてご紹介します
続きを読む -
ゼロトラスト考察 – Forrester Zero Trust eXtended (ZTX)
セキュリティ「ゼロトラスト」というキーワード自体の生みの親である Forrester Research, Inc による「Forrester Zero Trust eXtended (ZTX) 」の情報、さらに先日(2020/7/8)オンラインセミナーとして開催されました、Cisco Secure Insights Summitの登壇者でありゼロトラストの提唱者である、Dr. Chase Cunningham 氏による講演内容を基に理解を広げていきたいと思います。
続きを読む -
2020 年版 Verizon 社 DBIR を読み解く – 人為的ミスに付け込む狡猾な攻撃者たち
セキュリティ『2020 Verizon Data Breach Investigations Report』(2020 年版 Verizon 社データ漏洩調査レポート、略称 DBIR)の数値データを読み解いた本稿は必見です。今年で 13 号目となる Verizon 社の DBIR には、世界 4 地域、16 業種、81 組織のセキュリティ状況をモニタリングすることによって得られた貴重なデータが掲載されています。多要素認証やゼロトラストコントロールなどの機能があるDuo。容易に利用できる上導入すれば最小限の負荷でユーザを保護できます。
続きを読む -
シスコがセキュア アクセス サービスエッジへの 架け橋を築く
セキュリティマルチクラウドへの移行でワークフォースの分散化が進むことにより、アプリケーションを安全かつ最適なパフォーマンスで利用できることが求められてきています。こうした環境下、企業の間ではSD-WANの導入が急速に広まっており、キャンパスからクラウド、エッジに至るまで、アクセスとセキュリティの管理方法を見直しが進んでいます。組織の 60% は、2021 年までにアプリケーションの大部分がクラウドに移行し、50% 以上のワークフォースがリモートワークに切り替わると予測しており、Gartner 社が提唱するセキュア アクセス サービスエッジ(SASE)のような新しいネットワーク/セキュリティのモデルが、「ニューノーマル」を管理するためのビジョンを提供しています。
続きを読む -
アプリケーションアクセスの保護ではコンテキストがすべて
セキュリティコンテキストは、すべての中心です。コンテキストを無視して情報を解釈すると、全体像を見落として誤解することになります。これはセキュリティに関しても同様です。コンテキストは、ユーザとデバイスの信頼を確立し、アクセスの可否を判断するうえで、IT チームに欠かせない情報だからです。複数のレイヤで構成される環境では、ビジネス目標に向けて IT チームが重要な役割を担います。ユーザエクスペリエンスと生産性を低下させることなく、従業員へのアクセス提供の可否を判断しなければなりません。そこでは、セキュリティイベントを数秒で集約して相互の関係を割り出し、セキュリティ環境をリアルタイムで把握できるソリューションが必要です。
続きを読む -
無償のセキュリティオファーを お客様のエンドポイントにも拡大
セキュリティ世界中が健康の危機に直面している現在、従来の「通常」は当たり前ではなくなっています。目まぐるしい状況の変化により、現在の私たちは、以前とはまったく異なる視点で私生活と仕事をとらえ直す必要に迫られています。これは企業についても同じです。現在、多くの企業が、全員ではないにしろ、大半の従業員を仮想ワークプレースに移行するという従来では考えられない一歩を踏み出そうとしています。企業が新たな「通常」に適応していく中で、急増したリモートワーカーとリモートデバイスのセキュリティ保護は依然として難しい課題です。
続きを読む