今日のクラウドに対する消費者の期待も、こうしたスポーツ ファンの期待と似ています。消費者は、クラウド プラットフォームを導入し、イノベーションの加速、拡張性の改善、運用コストの削減といった多くの利点を引き出しています。複数のクラウド サービスを同時に採用し、各サービスが提供する独自のメリットを活用する傾向が強まっています。しかし、ハイブリッド クラウドのワークロード管理であれ、マルチクラウドによる分散型アプリケーションであれ、クラウドの用途は単に消費者の目的を達成する手段にすぎません。
今日のグローバル企業の多くは、イノベーションの助けに必要なインフラストラクチャ プラットフォームやサービスを求めて、サービス プロバイダー(SP)を頼りにしています。私たちは、Cisco Hybrid Cloud Platform for Google が出荷されていることに興奮しています。
マルチクラウドの時代はすでに到来しており、今や新局面を迎えています。大切なのは、複雑さを「いかに」克服してマルチクラウドの次の波に乗るか、ということです。
オープン ソース コミュニティにおけるシスコの関わりについては、驚かれる方もいますが、実際には 20 年近くもオープン ソース技術の開発に取り組んできました。オープン ソースへの投資も多額に及んでいます。
CloudCenter 4.9 には、いくつかの主要な更新が含まれています。その中には、Kubernetes および Azure Stack のネイティブ サポートや、最近買収した Cmpute.io チームが提供する新機能が含まれます。
これまでは、ハイブリッド クラウドやマルチクラウド サービスを管理できる方法の数が限られていました。今は、Cisco CloudCenter のようなクラウド管理プラットフォームでハイブリッドな環境を管理するという方法があります。
この 10 年間、シスコのデータセンター戦略とソリューションがどのように変化してきたかを振り返り、さらに今後どのような展開を予定しているかについて説明したいと思います。