はじめまして! わたしは2021年度(FY21)新卒の髙木です。
職種は TAC エンジニアで、配属チームは Wireless です。
昨年大好評だった2020年度新卒社員のブログリレーですが、本日から2021年度新卒社員による連載がスタートしました!
執筆者は毎回ローテーションし、毎週木曜日に掲載予定です。
一体どんなメンバーが来るのか?! ぜひお楽しみに!
皆さんからのコメントもお待ちしていますので、どうぞよろしくお願いします。
自己紹介
名前 | 髙木 美沙(たかぎ みさ) |
職種 | TAC エンジニア |
部署 | Japan TAC, Wirelessチーム |
入社理由 | Webexで学校現場を変えたいから |
興味がある分野 | ICT 教育 |
趣味 | 美術館や映画館に行くこと |
行ったことがある国 | 日本から出たことがない |
新卒ブロガーになった理由 | LGBTQ 当事者として情報発信したいから |
職種:TAC エンジニア=TCE=CSE?
ブログをご覧になる方の中には就活生もいると思うので職種について補足しますと、TACエンジニアは正式には Technical Consulting Engineer (TCE) といいます。また、Customer Solutions Engineer (CSE) とも呼びます。就活時は CSE の名で募集がありました。しかし、入ってみると TCE とか TAC エンジニアとか呼ばれています!
どうして!? いつの間にか職種が変わったの!?
どうやら、
元々 TCE が正式名称だったが、社内では専ら TAC エンジニアと呼んでいた
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呼び名がCSEに変更
↓
社内では、やはり TAC エンジニアと呼ばれ続けている、という背景があるようです。
つまり、TAC エンジニアも TCE も CSE も同一の職種のことを指します。
CSE 職が希望のみなさん、配属部署は TAC というCX 部門の中の組織になりますので、CSE=TAC エンジニアとお考えいただくと混乱が少ないかと思います。
部署:TAC=CXC?
部署名にも二つ名があります。Technical Assistance Center (TAC)は、実は昔の名前です。今の名前は CX Center (CXC) です。そしてややこしいことに、CXC の中に TAC があります。
え? どういうこと?
背景はこうです。
旧 TAC が CXC と名称変更
↓
CXC(親組織)の中に新 TAC(子組織)を設置
TAC エンジニアはCX 部門の、CXC の、TAC(新)という組織に所属しています。CX と CXC はまた異なるレイヤーの組織です。CX が一番大きなくくりの組織ですね。
日本の ICT 教育に全力をかけたい
TAC エンジニアは、お客様からの製品の不具合に関するお問い合わせを解決する部隊です。トラブルシューターですね。困っている人の悩みにダイレクトに寄り添える職種です。
TAC エンジニアを志望したわたしが寄り添いたいのは、学校の先生や技術員さんです。
現在、日本では文科省主導のGIGA スクール構想に基づき、学校で ICT が活用され始めています。
ICT 機器を導入する学校がどんどん増えている一方、現場からは「機器の使い方がわからない」、「トラブル時に対処できない」といった声が止みません。
コロナ以前、アルバイトでICT教育の実証実験に参加したわたしは、そんな先生たちの声を聞いてきました。コロナ禍による学校閉鎖等でICT機器の需要が急増した今では、お困りの先生はますます多くなっていることでしょう。
「なんとかしたい」。そう強く感じます。
パソコンが普及して、オフィスの風景は30年で様変わりしました。しかし、教室は30年間変わっていません。変われない理由はただひとつ。「ICT がわからないから」ではないでしょうか。
わたしはそう考え、学校で困っている人を助けたいと思うようになりました。
シスコでもICT 教育に力を入れています。わたしは、TAC エンジニアとしてトラブル対応を通じ、ICT 教育を支えたいと思っています。
参考:GIGA スクール構想を実現するシスコの教育機関向けソリューション
海外経験がなくても外資系に入れる?
わたしは海外留学はおろか、日本から出たことがありません。旅行ですら未経験です。パスポートもありません。こんな人が外資系企業に入らせてもらえるのかと学生の頃は心配でしたが、どうやら大丈夫だったみたいです。
わたし以外にも海外未経験という社員はいます。
もちろん経験のある人が大多数ですが、外資系志望者はそのような傾向があるというだけの話のように思います。海外経験がないからといって門前払いされるようなことは、少なくともシスコの面接ではありませんでした。英語も留学していた同期に比べてかなり劣りますが、内定したということは大きく問題視されなかったからかな、と思います。都合が良すぎる考えでしょうか(笑)。
とはいえ、英語が不得意なままではさすがに今後困るので、勉強はします。
先日第 1 部が終了した新卒研修でも、第一に英語を磨くように、と言われました。TAC の業務でも海外拠点と英語でやり取りしたり、英語で書かれた製品に関するドキュメントを邦訳したりする予定です。
シスコには外国語研修の費用補助が 24 か月分受けられる福利厚生がありますので、フル活用して英語力アップを目指します。
セクシュアルマイノリティの就活って情報が少ない
最近耳にする機会が多くなった「LGBT」。性的少数者のことをこのように呼称するメディアが増えています。しかし、わたしは「LGBT」のことを括弧書きで呼ばせていただきます。
「LGBT」はセクシュアルマイノリティのすべてを表すことができない表記だからです。
そして、わたし自身が「LGBT」から漏れてしまう存在だからです。
わたしは、現時点でパンロマンティック・アセクシュアル(A セクシュアル)を自認しています。
あえて頭文字で表すなら P かつ A というところでしょうか。L、G、B、T どれでもないですね。
わたしの記事では、一貫してセクシュアルマイノリティまたは性的少数者と書くつもりです。でも、記事のタグには「LGBT」もつけています。みなさんの中には「『LGBT』や『LGBTQ』のほうが親しんでいる表現だ」という方もいらっしゃると思うからです(シスコホームページの表記でも、LGBTQとされています)。
今後のわたしの記事では、セクシュアルマイノリティ当事者の就活や、就職後のことについて実体験をもとにお話しします。用語の説明やセクシュアルマイノリティ一般についての解説は、もうすでにネットにたくさんありますので、わたしの記事では扱いません。
ただひとつ、ネットに足りない情報は実体験。それをわたしが書きます。
知りたい情報がありましたら、コメントで教えていただけると幸いです。かならずお答えするとは言えませんが、書けることがあれば投稿したいと思います。
☆次回はAM(営業職)山田牧奈さんです! ぜひお楽しみに。