シスコの Inclusion & Collaboration の取り組みの 1 つである Women of Cisco Japan(以下、WoC Japan)は、優秀な女性社員の獲得、育成、維持や、キャリアにおける女性が抱える課題解決に焦点を当て、働きやすい環境を提供することをビジョンにグローバルで活動している社員コミュニティです。
WoC Japan では昨今、女性の社会・地域での活躍が進む中で、男性の働き方・キャリアの捉え方も変化し、期待される働き方やキャリアの形成も変化しているとの認識のもと、誰もが性差やライフステージに関係なく活躍できる環境や働き方を追求しています。
プレ&現役パパママ必見!福利厚生フル活セミナー開催!
今回のブログでは、12 月に開催した社内セミナーのご報告をいたします。昨年に引き続き、Webex を利用して全国にいる全社員へ、自社の福利厚生制度への理解を深めるセミナーを開催し、120 名を超える方々にご参加いただきました。
セミナー後に、Slido アンケートを通じて参加者からのフィードバックを募集したところ、回答者の 98% が本セミナーに対し「役に立った」と回答してくれました。Tips 満載の実りのある 1 時間でした。
開催の背景
シスコの育児休業取得率は、女性では 100%、さらに、男性の育児休業取得が推進されています。制度への理解不足、復職後に対する漠然とした不安、社会での認知や風土が浸透していないために、育休が取ることに対する不安の声は完全に消えてはいないのが実情です。
シスコであれば、出産/育児というライフステージにあっても安心して働き続けることが可能であると、経験者の体験談も交えて、未来と現役の親世代の皆様へ共有するために、本イベントを今年も企画しました。
当日の様子
はじめに、People & Communities より、妊娠/出産に関する制度や、直近の変更点、産休/育児休業から復職後に役立つ福利厚生の内容や提供されるサービス及び情報リソースを、とても分かりやすくご紹介いただきました。
その後、経験者による体験談共有が行われました。今回は「仕事と育児の両立」をテーマに、①妊娠中編 ②乳幼児編 ③小学生編 の 3 部にわけて、実際制度を利用したり復職後の体験談や Tips が共有されました。
① 妊娠中編は、妊娠中に仕事の経験がある女性社員と、妊娠中に仕事をする配偶者の経験がある男性社員の 2 名が登壇しました。妊娠中に当事者として大変だったこと、男性として心構えをしておくべきことや、配偶者にどのような配慮や行動ができたか体験談が共有されました。
② 乳幼児編は、乳幼児を子どもがいる 4 名の社員が登壇しました。育児が始まると、送迎など勤務時間への制約が発生してきます。子どもの送迎分担や、保育園のルールによって大変さが異なってくる点、子どもが登園できず仕事が休めない時にどのように対応しているか、女性男性の両方の視点から Tips が共有されました。
③ 小学生編は、小学生以上の子どもがいる男女 2 名の管理職社員が登壇しました。小学生にあがってからの環境の変化、子どもの心のケアのためどのように関係者とコミュニケーションを取っているか体験談が共有されました。仕事と育児をしていると、家族優先となってしまい自分自身のケアが後回しになってしまう方が多いそうです。そのため、自分自身も大事にすべきであることをメンバーに積極的に伝える取り組みをされています。
経験者の皆様からは、シスコの在宅勤務制度やフレックス制度、どこからでもリモートで働くことができる環境が、仕事と妊娠期/育児の両立に非常に助かっている点が多数挙がっていました。
ライフステージに関わらず、働きやすい環境や文化が整備されている証の一つであると印象づけられました。
皆様の組織では、変化が起きていますか?
これは、シスコの柔軟な働き方を支える制度、それを活用して、働きやすい環境と文化・風土に変えていくシスコジャパン取り組みの一例です。これからもシスコジャパンは、IT と人による活動でより良い社会づくりを進めていきます。
ぜひ、このようなシスコで働きたいという方、一緒によりよくしていきたいという方、Women of Cisco Japan ヘの応援メッセージもお待ちしております。