シスコの Inclusion & Collaboration の取り組みの1つである Women of Cisco(以下、WoC)は、優秀な女性社員の獲得、育成、維持を目的に設立したグローバルで活動している社員コミュニティーです。
WoC では最近、女性の社会・地域での活躍が進む中で、男性の働き方・キャリアの捉え方も変化し、期待される働き方やキャリアの形成も変化しているとの認識のもと、誰もが性差やライフステージに関係なく活躍できる環境や働き方を追求しています。
プレ&現役パパママ必見!福利厚生フル活セミナー開催!
今回のブログでは、10 月に開催した社内セミナーのご報告をいたします。昨年に引き続き、Webexを利用して全国にいる全社員へ、自社の福利厚生制度への理解を深めるセミナー開催し、130 名を超えるメンバーが参加してくれました。
なんで WoC が育児休業をとり上げるの?
シスコの育児休業取得率は、女性では 100%、さらに、男性の育児休業取得が進んできています。しかし、日本社会では、男性の取得する育児休業は、まだまだ認知も経験者も少ないのが実情、社会での認知や風土が浸透していないために、育休が取りにくいという声は完全に消えてはいません。
そこで Cisco であれば、出産/育児というライフステージにあっても安心して働き続けることができると、未来と現役の親世代の皆様に知ってもらおうと、このイベントの企画をしました。
どんなことをしたの?
まず、情報リソースの存在場所を思い出し、その後、みなが働きやすくなるためには、関係者や周囲のメンバーがどんな情報を知り、どのような行動をとるべきなのかについて話し合いました。体験者からのエピソードも共有されました。
さらにセミナー中には、Slido アンケートを通じて参加者全員からの回答を募集し、Q&A セッションでは教科書やマニュアルにはない漠然とした疑問に答えることで、充実した 1 時間を過ごしました。
当日の様子
どんな制度があるか福利厚生の内容や提供されるサービスと情報リソースを、People & Communities を担当するビルキアさんにご紹介をいただき、その後、体験者によるパネルディスカッションへ。
今回は、昨年のセミナー後、実際制度を利用し父親として育児参画しているメンバー 3 名の方からそれぞれの育児休暇取得のメリットや体験談を伺いました。
はじめて体験する育児休業中にどのように時間を過ごし、想定外が巻き起こる困難をどうパートナーとコミュニケーションして乗り越えたか、それまでの想像を超え実感した育児の大変さや休業期間、会社からのメールが来なくなって驚き焦った体験などユーモアも交えつつ和やかな雰囲気の中、有益な情報を提供してくれました。
体験者の方から、休業等システム以外にも、子育て世代に嬉しいベビーシッターの制度、家事代行の利用などみんなが頑張りすぎてしまわないようにと、ほっとさせてくれるアドバイスが、印象に残りました。
その後、これから親になる世代の従業員の皆様に向けて、WoC メンバーの明瀬さんからは、産休・育休前の準備段階でも、周囲からのサポートを受けることを推奨するメッセージを届けてくれました。妊娠初期、周囲にはわかりにくい体調の変動を考慮しつつ業務に向き合うために上長や部門の関係者と対話し、理解を得ること、
そして必要なサポートは積極的に求める重要性を伝えました。一般に、制度が行き渡っていない期間に焦点を当てることによって、周囲が知り得ない立場への気づきを与えてれくれる機会でした。
最後には、今期からWoC のリードを務める木村さんから、このセッションの学びや気づきを自分の中に留めるだけではなく、周囲の方と会話して、学びを活かしていきましょうとコメントをいただき締めくくりました。
産休育休に関わる法律が変わってから1年。
皆様の組織では、変化が起きていますか?
これは、シスコの柔軟な働き方を支える制度、それを活用して、働きやすい環境と文化・風土に変えていくシスコジャパン取り組みの一例です。これからもシスコジャパンは、IT と人による活動でより良い社会づくりを進めていきます。
皆さまの会社、組織、コミュニティーでも、女性も、男性も、ライフステージやスタイルに合わせた働き方や制度、文化の醸成がされていますか?
ぜひ、こんなシスコで働きたいという方、一緒によくしていきたいという方、Women of Cisco ヘ応援メッセージもお待ちしております。