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Meraki D-1グランプリ2023 フレンズミートアップを実施


2023年7月21日


今年も昨年に引き続き、第二回目となる Meraki D-1 グランプリを開催しております。さらに、新たな試みとして、6月27日に中間フレンズミートアップを実施しましたので、そのイベントについて振り返ります。

※2022年に実施された第一回目の D-1グランプリの様子は、こちらのブログをご覧ください。

そもそもD-1グランプリとは何か?

Developer-1、略して D-1 グランプリは、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を目指し、Meraki 製品のプログラマビリティや他のアプリケーションとの連携による新しい価値を創出する作品を募集するコンテストです。グランプリのファイナルステージでは、1次審査を通過した 5組がファイナリストとしてプレゼンを行い、優勝者が選出されます。もちろん、優勝者には豪華な賞品(今年の優勝商品は第二世代 AirPods Proです!)が授与されます。

 

なぜ中間フレンズミートアップを開催したか?

中間フレンズミートアップというハイブリッドイベント(オンサイトとリモート)を実施した目的は、参加者同士の交流を促進することです。1次審査の前に中間ポイントを設けることで、参加者同士が現在どのようなテーマで開発を進めているのか、進捗状況を共有し合い、お互いを刺激し合う機会を提供しています。また、開発に関する悩みや困りごとがあれば、シスコ社員に直接相談できるメリットもあります。

 

中間フレンズミートアップで何をしたの?

こちらが当日の中間フレンズミートアップの主な内容になります。

D-1アジェンダ

 

各チーム自己紹介

どのような方々が今回の D-1グランプリに参加されているかまずは自己紹介を実施しました。参加チームごとに自己紹介、意気込み、どのような作品を作ろうとしているか(ネタバレのない範囲で)などを共有しました。企業、学生、個人と様々な属性の方々が参加されておりました。個性のある自己紹介もあり、場も和み、徐々にみなさんの緊張もほぐれてきました。

チーム自己紹介の写真

 

イノベーションブリッジ Meraki Update

続いて、参加者の皆さんの作品制作にて、何かヒントになればということで、事例や Meraki の新製品、新機能の紹介セッションを実施しました。

Meraki MR (アクセスポイント) と連携する SES imagotag 社様からリテール向け ESL(電子棚札)ソリューションを紹介しました。ちなみに、フレンズミートアップの参加者の名札代わりに、この ESL を利用させていただきました!

そして、Merakiのテクニカルソリューションアーキテクト片山さんから最新の Meraki 製品、機能のアップデートを実施。消費電力の可視化、リモート制御(オン/オフ)を行うことが可能な Meraki MT40、カスタム機械学習モデル (TensorFlowなど) を MV カメラに直接展開し、独自の要件に合わせたオブジェクト検出を実現する MV Custom Computer Vision 機能を紹介しました。

 

[LT] Cisco Japan Young Guns によるAPI Hack

ライトニングトークでは、Cisco パートナー事業部のエンタープライズネットワーク製品担当のSEである清水さんと私が Meraki API を使用して実際に作成した内容を発表しました。私は、Python の軽量な Web フレームワークである Flask を使って、Web GUI 上から特定の SSID を設定した時間帯に自動オン/オフできる「SSID Scheduler」を発表しました。この機能は、例えば今回のようなイベントの時間帯に、ゲストユーザが無線環境にアクセスできるように一時的にゲスト用の SSID を提供する際に役立ちます。普段はリモートでの会議が多く、リモート慣れしているせいか、オンサイトでの発表はかなり緊張しましたが、無事に終えることができました。

LT1

清水さんの発表では、Meraki MT シリーズから得られるデータ(温度、湿度、騒音、空気品質など)を MQTT や Webhook(ngrok連携)で取得。そのデータを入力値として、TouchDesigner というビジュアルプログラミング言語ツールと連携させネットワーク機器から得られるデータの新しい表現方法について紹介しました。

 

交流ゲーム大会 (Geo ゲッサー)

参加者同士の仲をより一層深めるため Geogessor というゲームを実施しました。このゲームは、Google マップのストリートビュー機能を利用し、プレイヤーは世界中の異なる場所に置かれ、その場所の情報 (ストリートビューで見られる建物、道路、植物、地形など) を基にし、現在の場所を当て得点を競うゲームです。正解に近い場所ほど、より高い得点を獲得することができます。

ある問題で、地上ではなく、地下鉄の駅構内が出てきたのは驚きでした。みなさん、全集中で取り組まれてかなり盛り上がりを見せていました!また、うまく役割分担(ストリートビューの操作、手がかりの検索)をされているチームがあり自然と一体感が生まれていました。

geo-guesser

居残り雑談会

イベント終了後は、自由解散という形式だったので、参加者の皆さんはそれぞれこの 1日を通して、仲良くなった方と Meraki D-1 グランプリのこと、仕事のことなどざっくばらんに会話されていました。

弊社としては、このような機会を企画して本当にやりがいがありました!お忙しいところ弊社オフィスにお越しいただいた方、リモートから参加した参加者の方々ありがとうございました。最後に、まだここは中間地点です。作品制作と8月4日の本戦もぜひご注目ください!

Meraki D-1 グランプリの詳細はこちら

参加チームの情報の掲載中!

https://www.cisco.com/c/m/ja_jp/meraki/d1grandprix.html

 

 

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