Cisco Talos は最近、PowerISO にメモリ破損の脆弱性を発見しました。
TALOS-2022-1644
Cisco Talos はシスコの脆弱性開示方針
今回の脆弱性は解決されていますが、修正済みリリースのバージョン番号は変更されていません。ユーザーは、最新のバグ修正が適用されている PowerISO バージョン 8.3 を実行していることを確認する必要があります。Talos では、このバージョンの PowerISO が今回の脆弱性によってエクスプロイトされる危険性があることをテストして確認済みです。
今回の脆弱性のエクスプロイトは、Snort ルール(60805 ~ 60806)で検出できます。今後、脆弱性に関する新たな情報が追加されるまでの間は、ルールが追加されたり、現行のルールが変更されたりする場合がありますのでご注意ください。最新のルールの詳細については、Firepower Management Center または Snort.org を参照してください。
本稿は 2022 年 12 月 07 日に Talos Group
のブログに投稿された「Vulnerability Spotlight: Memory corruption vulnerability discovered in PowerISO 」の抄訳です。