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“中小企業のリアルに” Or と And とハイブリッドワーク


2022年1月21日


“中小企業のリアルに” Or と And とハイブリッドワーク

パンデミックの経過と共に右往左往する「テレワーク」ですが、今回は Or と And と ハイブリッドワークということで考えてみたいと思います。

みなさまハイブリッドワークされていますか?

テレワークはパンデミックをきっかけに「ビジネス継続」の観点で中小企業においても一挙に広がりを見せました。ビジネス継続のためのテレワークなのか、働き方改革を含めたテレワークなのか、という観点でも多く取り上げられています。

・する?しない?の Or なのか?

前回の、する?しない?忘年会とエンゲージメントでも取り上げましたが、デジタル化が進むほどにむしろ増大する価値、会うことの価値もまたあります。また一方で、デジタル化はするか、しないか、の話ではなく、企業規模による話もでもなく、何をするのか、何が必要なのか、を決めていくことにあるとも言えます。旅館やホテル、飲食店などサービス業にとっては提供されるサービスだけでなく、接客やその場での体験自体が価値の源泉であることも多くあります。一方でデータ化によるパーソナライズやエンゲージメントの強化など、その体験価値をデジタルの活用でさらにより良くさせることができるかもしれません。また、定期的なオンラインイベントの開催が顧客との関係維持や新たな呼び水に繋がるかもしれません。つまり Or : どちらか一方ではなく、And:どちらも掛け合わせていく、ことが必要になります。

・今一度ハイブリッドワーク化をする目的は?

同様にハイブリッドワークについても Or ではなく、And となります。

出社か、テレワークか、を超え、And として掛け合わせていくという内容となります。今や PC やスマホを始めとする IT デバイスは仕事に必須のツールとなっていますが、一昔前にはいるか、いらないか、という議論、もしくはコスト削減できるのか、といった議論が多くあったかと思います。今や IT デバイスをいる、いらないで考える人はいませんし、あらゆる業務に不可欠になっています。同じく電話かメールかといった議論もありましたが、当然今は Or の内容ではなく、 And のものとなっています。

その昔の、 電話 か メール ?

オフィス か テレワーク ?

>どちらかではなく、内容によりますよね。。

できない業務なのでやれない、という事と、できる業務だけどやらない、という事は例えどちらも様々な制約やハードルがあったとしても、その意味は大きく異なります。

・柔軟性を最大化させる

コロナ禍で取り上げられた働き方としてワーケーションというものがありました。みなさまワーケーションはされましたか? シスコでは20年ほど前から VPN を提供、自らも長らく使ってきましたので、逆の言い方をすれば旅行中でもちょいちょい仕事をしていた、という言い方もできます。オンとオフははっきりさせたい、服装も髪側も、喋り方も、空間も明確に分けたい、という方も多いと思います。一方でそういった柔軟な仕組みを使って長めに旅行をしたい、プライベートや育児や介護や他の仕事にも柔軟に充てたいという方も多いかもしれません。フルリモートや二拠点生活も注目されています。重要なことはスペクトルとしての柔軟性を確保しておくという事です。

・どこから、と、何をしながら、の And を最大化

それではそんな And を最大化してみましょう。

−家でいながら仕事 テレワーク

−旅行しながら仕事 ワーケーション

−ずっと旅しながら仕事 ノマドワーク

−移動しながら仕事 モバイルワーク 動く執務室という表現もありましたね。

最近ではオンラインコミュニケーションの増加と共に、キャンプ場や駅ナカ、駐車場で仕事といった屋外での利用シーンも増えています。また必要となる Wi-Fi 環境も施設や提携サービス会社などが提供するケースも多くなっています。(ご提供されるお立場の方はぜひ Meraki によるゲスト Wi-Fi をご検討ください。屋外用のアクセスポイントもございます。)ここでは、どこから、と、何をしながら、というのが And になっているイメージでしょうか。ちなみに私自身は単身赴任をしていた時期があり、その際にも赴任先のオフィスだけなく、家族と住む場所に近いオフィスでの滞在やテレワークをメインとする週、行き来の交通機関で移動しながら仕事、という働き方をしていました。出張などを含め移動が多い方についてもそういった働き方をされてきたかもしれません。

・さらにあらゆる面であいまいになる境界

どこから、という観点では物理的な場所が持つ意味は相対的になりつつあります。もちろん場所が重要となるケースも引き続きありますが、絶対的なものでは無くなってきています。そして以前にセキュリティとアイデンティティについてのブログでも触れましたが、境界は場所だけではありません。何をしながら、という観点では、人事制度や契約形態、副業やパラレルワークといった事を含めて大きな広がりを持ちます。ここについてももはや Or ではなく、 And となりつつありますし、それらによってもまた多様性と柔軟性が促進されます。みなさまは何をかけ合わせていきますか?

・Webex プロモーションやってます

オンラインコミュニケーションは決して従業員同士だけのものではなく、顧客接点の拡大や効率的なコミュニケーション手段としての意味合いも大きくあります。そして上記の様な、あいまいになる境界の中での働く形態という意味も持ちます。Or ではなく And として、パンデミックに右往左往しながら、やる?やらない?のテレワークをそろそろ脱しませんか? 今やさまざまなソリューションをクラウドで、スモールスタートで始められます。Webex によるコミュニケーション環境、Meraki によるネットワーク・インフラ環境、クラウドセキュリティによるセキュアなネットアクセスの環境の整備など、ぜひご検討ください。

 

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