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シスコ、2021 年 Gartner® Magic Quadrant™ で WAN エッジインフラストラクチャのリーダーに選出される


2021年10月7日


この記事は、Enterprise Networking and Mobility の Vice President of Marketing である Prashanth Shenoy によるブログ「Cisco Named a Leader in 2021 Gartner® Magic Quadrant™ for WAN Edge Infrastructurepopup_icon」(2021/9/22)の抄訳です。

Gartner 社の 2021 年 Gartner Magic Quadrant で、シスコが再び WAN エッジインフラストラクチャのリーダーとして認定されました。Cisco SD-WAN ソリューションを導入したお客様は、ハイブリッドな働き方をする今日のワークフォースに安全で予測可能なデジタルエクスペリエンスを提供できるほか、動的でスマートなワークスペースを構築し、マルチクラウド環境におけるセキュリティを確保できるようになります。Cisco SD-WAN は、セキュア アクセス サービスエッジ(SASE)対応アーキテクチャへの移行を加速します。

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今日のネットワークでは、かつてないほどワークロードが動的になっており、また分散しています。こうした急進的かつ新たなユースケースへの対応が、特に WAN において強く求められています。IT 部門は、新しいタイプであるハイブリッドユーザ、ミッションクリティカルなクラウドアプリケーション、膨大な数のコネクテッドデバイスへの接続性を提供するとともに、いついかなる時も最適なエクスペリエンスを実現しなくてはなりません。社内でホストされるアプリケーション、IaaS でホストされるアプリケーション、SaaS アプリケーションを互いに接続する際は、サイト間で企業のデータを保護するためのエンドツーエンドのセキュリティとガバナンスが求められます。また、企業の境界を越えて移行するアプリケーション トラフィックがますます増加する中、デジタルエクスペリエンス全体を可視化し、トラブルシューティングを自動化するための優れたソリューションを IT 部門は必要としています。そして今、こうした分散化・複雑化の流れは加速する一方です。

Cisco SD-WAN:シームレス、セキュア、最適化

信頼性の高いプラットフォームとテクノロジーリーダーシップをお客様に提供するために、Cisco SD-WAN には従来のソフトウェア デファインド ワイドエリア ネットワーキング(SD-WAN)を超える機能が備わっています。マルチクラウドへのアクセスの実現から、最新の脅威に対するインフラの保護、最適化されたインサイトの提供まで、優れたネットワーク エクスペリエンスをあらゆる場所で提供できるよう企業を支援する最適なエキスパート、それがシスコです。

Cisco SD-WAN により、世界規模のトランジットネットワークとして AWS を安全に活用することができます。接続までの時間は非常に早く(中略)ルータをリモートサイトに送るまでの時間に短縮できます。つまり 1 週間以内です」
ENGIE 社、リード ネットワーク アーキテクト、Adrien Geniller 氏

シームレスなマルチクラウドアクセス:まずご紹介するのが、Cisco SD-WAN が提供する、業界をリードするマルチクラウド統合です。すべての主要なクラウド間で統一されたポリシーを適用し、SaaS アプリケーションで最適なエクスペリエンスを実現できるほか、クラウド相互接続により、クラウドの種類に関係なくブランチ間の自動接続を行えます。AWS、Azure、Google Cloud、Megaport、Equinix などのプロバイダーと広範なクラウド統合を行っているため、柔軟性、セキュリティ、拡張性が備わっており、あらゆる構成(サイトからクラウド、サイトからアプリケーション、サイト間)において自動的でシームレスな接続を実現します。

セキュリティの確保:次は、セキュリティとネットワークポリシー制御の統合です。オンプレミスおよびクラウドネイティブの SASE 環境を、クラウドで提供される Cisco Umbrella® と統合することで、セキュリティの盲点やサイバー脅威から保護します。業界をリードする可視性と実用的なインテリジェンスを提供する脆弱性調査グループ Cisco Talos が、シスコのお客様のために迅速な脅威検出と保護を推進します。Viptela および Meraki の SD-WAN ポートフォリオでは、お客様がクラウドエッジを保護し、柔軟でパフォーマンスに優れた一貫のあるポリシー管理を、オンプレミスまたはクラウド マネージド ソリューション全体で行えるよう支援します。

インサイトによる最適化:最後が Cisco ThousandEyes と Cisco SD-WAN の統合です。従来のネットワークの境界を越えて、インターネット、クラウド、SaaS にまで可視性を拡張します。ThousandEyes により、ネットワークの問題の根本原因をすばやく特定し、アプリケーションの動作と基盤となるネットワークのパフォーマンスを関連付けて、リアルタイムのデータを重要で実用的なインサイトに変換することができます。

Cisco SD-WAN:SASE の基盤

 

「シスコの SD-WAN セキュリティはシンプルでしかも自動化されているため、必要に応じていつどのような場面でも適切なセキュリティ管理を実現できます。Catalyst 8000 エッジプラットフォーム ソリューションにより、このソリューションがさらに強固になると期待しています」
– Riedel Networks 社、製品管理責任者、Joachim Sinzig

シスコは独自の立場でお客様の支援を行っています。統合、導入や展開のしやすさ、管理といった、ビジネスを拡大するためにお客様が必要とされているソリューションを提供することで、ユーザがどこで働いていても効果的なセキュリティを実現します。しかも、スピード、パフォーマンス、ユーザエクスペリエンスを低下させることはありません。SASE アーキテクチャが進化するにつれ、それぞれの組織は独自の方法で SASE を導入するようになっていきます。多くの組織にとって、SASE(セキュア アクセス サービスエッジ)戦略を実現するための道のりは、Cisco SD-WAN から始まります。アーキテクチャ、パフォーマンス、エクスペリエンスの要件など、SASE の導入成功には複数の要因が関係してきますが、効果的な導入を実現するための最速の方法があります。それは、クラス最高のネットワーキング、セキュリティ、可視性のすべてをもたらすと同時に、お客様の都合のよいペースでクラウドに移行できる柔軟性と投資保護を提供できる単一のベンダーとともに取り組むことです。シスコは最新の SASE アーキテクチャの構成要素すべてを、1 つのソリューションに統合してご提供します。

Gartner 社の 2021 年 Magic Quadrant で WAN エッジインフラストラクチャのリーダーに選ばれたことをシスコは誇りに思っています。クラス最高のネットワーキング、セキュリテイ、可視性、これらの機能を組み合わせることで、ユーザがどこで働いていても、どのようなネットワーク上でも、シームレスかつ安全にあらゆるアプリケーションにアクセスできるようにするというビジョンをシスコは実現しています。

 

ビデオ:「SASE」を実現するCisco SD-WAN & クラウドセキュリティソリューションをご覧ください。

「SASE」導入事例もご覧ください。

「SASE」を無料オンラインデモでご覧いただけます。ぜひお申込みください。

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  • この図は、大規模な調査資料の一部として Gartner 社が発行したものであり、調査資料全体のコンテキストにおいて評価する必要があります。Gartner 社の資料は、リクエストに応じてシスコからご利用いただけます

 

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