この記事は、Customer Experience の Senior Vice President である Alvio Barrios によるブログ「CX Turned IT UP at Cisco Live!」(2021/4/29)の抄訳です。
2020 年は激動の年
今年の Cisco Live では IT にとどまらず、人々が協力し合って起こした変化がテーマとなりました。変化の大部分はリモートワークに関することでした。調査によると、2025 年までに 3,620 万人の米国人(労働人口の 22%)がリモートで働くようになると予想されています1。昨年は、世界中でリモートワークへの移行が急速かつ急激に進みました。それに伴い、安全なリモートコラボレーションとデジタル トランスフォーメーションを実現するうえで、さまざまなビジネスおよび IT 関係の課題が新たに生じることになりました。
Cisco CX により、急速かつ抜本的な変化に対応
米州地域の CX チームを率いていると、困難な今の時代にお客様を成功に導くうえで、Cisco Customer Experience(CX)がいかに重要な役割を担っているかが直接耳に入ってきます。シスコの新しい CX Cloud では、人間の専門知識とシスコのコラボレーティブ インテリジェンスが融合しており、お客様やパートナーはどこで働いていても力を存分に発揮できます。シスコのチームは、いつもお客様と共にあります。優れた分析情報とテレメトリを提供し、お客様のネットワーク制御を強化します。また、自動化を進めライフサイクルサービスを増やすことで、価値実現までの時間を短縮します。
Cisco Live では、お客様が最大の IT 課題を解決して最も重要なビジネス成果を達成できるよう、CX チームがこれまで以上に尽力していることを世界に向けて発信しました。Cisco Live での CX チームのプレゼンテーションとデモは、すべてこちらでご覧いただけます。
お客様事例が物語るもの
Cisco CX の価値をご理解いただくには、変化の激しい困難な時期にお客様のビジネスの変革を支援した実例を見ていただくのが一番です。そこで、インスピレーションを与えてくれるシスコの最新のお客様事例を 3 つご紹介したいと思います。
The Brooklyn Hospital Center:ブルックリンで最も古い歴史を持つ同院は、わずか 2 週間でセキュリティ オペレーション センター(SOC)を立ち上げました。現在は、Cisco Managed Detection and Response サービスを利用して 24 時間 365 日体制で環境を保護しています。この結果、最も重要な業務であるブルックリン市民の健康の維持に集中できるようになりました。
WestPac 銀行:オーストラリアの大手銀行の 1 つである同行は、Cisco CX の協力を得て、900 を超える拠点のコアネットワークと支店のインフラを刷新するための意欲的なデジタル トランスフォーメーション計画を策定しました。アプリケーションのパフォーマンスが大幅に向上し、以前の半分のコストで 10 倍の帯域幅を使用できるようになっています。
Vodafone 社:ヨーロッパとアフリカの大手通信企業である同社は、次世代プラットフォームを活用して顧客にサービスを迅速に提供しています。また、完全に最適化されたカスタマーエクスペリエンスの構築にも力を注いでいます。運用コストの削減とカスタマーエクスペリエンスの向上を実現するため、Business Critical Services チームがディスカバリアセスメントを実施して同社のグローバルネットワークの分析情報を収集しています。
これらのお客様をはじめとするさまざまな事例は、こちら(英語)を(日本の導入事例:北陸コンピュータ・サービス株式会社、奈良市教育委員会、日鉄ソリューションズ株式会社)ご覧ください。*その他の参考情報:DevNet認定取得者 特別座談会 北陸コンピュータ・サービス×シスコ
これから訪れるニューノーマルがどのようなものになろうと、Cisco CX にお任せください。お客様の組織が変化に適応し、成長し、変革できるよう支援いたします。近々、たくさんのお客様にお会いできることを楽しみにしています。