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Edge VDI on 5G Ready Enterprise Network – シスコ 5G ショーケースで実施可能なデモ


2020年12月28日


最新の 5G ショーケースでのデモについては、
こちらのブログをご覧ください。
Edge Computing with 5G- シスコ 5G ショーケースで実施可能なデモ

 

シスコ 5G ショーケースでは、エッジコンピューティングの低遅延化を体感できるデモンストレーションをご用意しています。

エッジコンピューティング?5G Ready?VDI?

「エッジコンピューティング」と「5G」、なんとなく関係性が理解できそうだけれどなんとなく理解できない。そもそもどんな使い方があるのだろうか。そういった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

エッジにはどんな可能性があるでしょうか。昨今は「データを制したものが今後のビジネスを制す」と言われているように、ますますデータが重要になってきています。エッジにはデータもあります。今後はそういったデータドリブンなビジネスを推進するためのアプリケーションをノーコード、ローコードを使用して開発していく競争となるでしょう。

低遅延を実現するエッジコンピューティング

エッジコンピューティングの最大の利点は「低遅延」です。その低遅延を効果的に体感していただくため、5G ショーケースのなかで、VDI を利用したデモンストレーションを用意しています。本デモンストレーションでは、企業施設内にあるコンピューティングリソースを活用した VDI をご覧いただけます。VDI 基盤となるコンピューティングリソースにはCisco Hyperflex Edge というシスコの Hyper Converged Infrastructure を使用し、NVIDIA 社の仮想 GPU 環境である GRID Virtual GPU も利用しています。

「低遅延」を実現するためにはアクセス方法も重要です。せっかくエッジにリソースがあったとしてもそのリソースへのアクセスに遅延があっては台無しです。無線部分には 5G および Wi-Fi6 を利用します。

5G への準備は今すぐ可能です

上記で紹介した本デモンストレーションでは、5G と Wi-Fi6 とで VDI のパフォーマンスの違いを体感いただけます。もしかしたら違いがないかもしれません。ぜひ、シスコ  5G ショーケースにお越しいただき、実際に体感いただければと思います。

5G と Wi-Fi6 とで OpenRoaming を用いてどちらに接続しているかを意識することなくシームレスな低遅延のアプリケーション体験を提供することも将来的には可能です。5G と Wi-Fi6 とではその特性上、適する場所がそれぞれ存在します。例えば広範囲な屋外であれば 5G 、複雑な障害物があるような屋内であれば Wi-Fi6 といったような使い分けが考えられるでしょう。そういった場合でも、まずは Wi-Fi6 を導入し、あとから追加で 5G を導入というように投資を保護しながら「5G Ready Enterprise Network」を段階的に構築できます。

本デモンストレーションのユースケースである VDI はエッジコンピューティング活用のほんの一例です。5G ショーケースを活用して、エッジにあるコンピューティングリソースやデータの活用という視点で今後様々な活用方法をお客様とともに議論する場とできましたら幸いです。

 

シスコ 5G ショーケースの詳細はこちら:
www.cisco.com/jp/go/5gsc

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