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会議室予約とワークスペース分析の見直し – Cisco Webex Room によるさらなる変革


2020年11月6日


この記事は、Cisco Collaboration Webex Rooms の Vice President and General Manager である Sandeep Mehra によるブログ「Rethinking Room Booking and Workspace Analytics – Cisco Webex Rooms is Changing the Game Againpopup_icon」(2020/10/8)の抄訳です。

 

Cisco Webex Room による新しいイノベーション

世界の多くの地域でオフィスへの復帰が遅れている中、ノルウェーでは早い段階で徐々に従業員のオフィス復帰が進められてきました。まだ不確かなことが多い状況を考えると、やや不安は残りますが、幸いなことに私たちのチームはかなりの時間を費やして、オフィスでの生産性を向上するデバイスやソフトウェアを構築してきました。Webex Roomを活用すれば、ミーティングの合間の貴重な数分を費やし、利用可能な会議室を慌てて探したり、面倒な手続きで会議室を予約する必要はもうありません。

最近行われたグローバルワークフォース調査popup_iconによると、大規模な組織の従業員の 57% が、予約されたまま未使用の会議室があることに不満を感じています。会議室の予約をめぐる軋轢や手間のかかる作業をなくして、人々が本当に重要なことに集中できるようにする必要があるのは明白です。また、スペースの使用方法に透明性が必要であると多くの CIO が語るのも耳にしました。AI イノベーションを会議室やその他の部分にまで拡張し、それを効率化するツールを提供することで、Webex は業界を牽引し続けています

 

アクティビティセンサーと分析

アクティビティセンサーと分析

会議室の使用を最適化するにはセンサーが必要です。センサーは人の存在を認識し、人数を把握し、さまざまな環境要因を測定し、実際に利用されているかを判断できます。センサーの重要性は明白ですが、これまでいくつかの課題がありました。それは、管理やメンテナンスが難しく、アップグレードもできず、頻繁に交換する必要があるということです。Cisco Webex Room popup_iconデバイスはセンサーを内臓することで、安全で、アップグレード可能な方法を提供し、この問題を解決します。もちろん、アップグレードには追加コストがかかりません。

さらに IT 管理者は、自宅やリモートやオフィスなどの使用場所に関係なく、ネットワーク上のすべてのデバイスを可視化する必要があります。シスコは、これまでになく詳細な分析データを提供し、お客様は多角的な分析が可能な履歴データを手にすることができます。これらすべてが Cisco Webex Control Hub から利用可能です。履歴データに加えて、各ワークスペースの現状をリアルタイムで確認できます。これには、部屋の人数の上限を設定して、上限を上回った場合にアラートを出す機能もあります。

誰がどの会議室をどのくらいの期間で予約したかなど、予約された会議に関する情報を確認できます。こういった実用的な情報から、IT 管理者やファシリティマネージャは重要な情報をすぐに手に入れることができるのです。オフィス設備の最適化に向けてこれらの新しい機能が、ニューノーマル時代を乗り越える方法を誰もが分かるように示してくれます。オンサイト、リモート問わずデバイス間のインタラクションを把握できることで、人事や職場環境やオフィス設備に関わる組織内の主要な関係者に有益な情報がもたらされ、より良い ROI 判断につながります。

 

AI による会議室予約と Webex Navigator

センサーによって、インテリジェントな会議室予約ソリューションが実現します。また、Webex Room デバイスの AI 処理能力と Webex ハイブリッドカレンダーサービスを組み合わせることで、自律性を持った会議室が誕生します。たとえば、シスコのデバイスに組み込まれたインテリジェンスは、会議室が使用中であるかどうかを見極めて部屋を解放するというシンプルでインテリジェントな方法で、予約された会議室の効率的な利用を実現します。これにより、時間が節約され、効率的に働くことが可能になります。

さらに、未使用の会議室を探すために時間を割くことがなくなれば、より効率的に働くことができます。シスコは会議室予約用のタッチパネルソリューションである Cisco Webex Room Navigator popup_iconを発表しました。これは Touch 10 のアップグレード版のようなものですが、Touch 10 が Webex Room デバイスの優れたアクセサリであるのに対し、Webex Room Navigator はそれ自体で独立しています。Cisco Webex Room Navigator は、直感的な 10 インチのコントロールユニットで、会議、連絡先、ディレクトリ、コンテンツなどにすばやくアクセスしてコラボレーションを可能にします。新しい Webex Room Navigator と会議室予約ソリューションは、アクセスしやすく、コスト効率が高く、汎用性に優れた画期的なソリューションです。さらに、Room Navigator は洗練されたデザインをもち、会議室の外に設置することができます。

インテリジェントな会議室予約ソリューションに加え、Webex Assistant popup_iconを使用して会議室を操作することもできます。声をかけるだけで会議の予約、延長、開始を指示することができます。デバイスに触れる必要すらありません。誰でも使えるタッチレスな会議を体験できるのです。

みなさんがこれらのイノベーションを実際に体験できることを非常に楽しみにしています。これらがコラボレーションのエクスペリエンスを拡充し、スペースの使用状況を最適化できるものと確信しています。導入方法について詳しくお知りになりたい場合は、IT 管理者ガイドpopup_iconをご覧ください。

ビデオ会議、ルームコントロール、コンテンツ共有、会議室予約に直感的にすばやく接続できる Cisco Webex Room Navigator の詳細popup_icon

 

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