Cisco Japan Blog

シスコ派遣記 Season5-EP1 自己紹介と在宅勤務の日々

1 min read



2020年4月より北海道庁からシスコに派遣されている新原です。公共事業部で自治体向けの働き方改革の勉強会などを開催しています。

北海道庁では、直近2年間は大学生や社会人の海外留学支援事業を担当し、事業運営や制度改正等に取り組んでいました。それ以前の3年間は、基礎自治体の行財政運営のサポートを行う、いわゆる市町村担当課に配属され、基礎自治体の行財政運営全般に関わっていました。

今回は、1.自治体職員が感じた在宅勤務と2.意外に感じたシスコの社風について発信したいと思います。

 

1.自治体職員が感じた在宅勤務

シスコに着任してから既に5か月近くが経過しますが、勤務日の9割以上を在宅勤務しています。3月まで毎日オフィスに出勤していた人間が在宅勤務に切り替わったことで感じたことを記したいと思います。

(1) 場所を選ばない働き方の魅力

通勤時間がゼロになる。これから受ける恩恵は、実際に経験すると言葉以上のものだと感じました。単に通勤時間のみでなく、出勤前後に着替える時間、身だしなみを整える時間なども含めた時間が余裕として生まれます。この時間を自分が好きに扱えるメリットは、想像していた以上に生活の質を向上させるものだと感じました。
また、最近では、在宅勤務を原則とすることで好きな居住地で仕事ができる、新しい働き方に移行する企業も見られます。転勤をしたくないと考える学生にとっては、そういった働き方を実現している企業は魅力的に見えるのではないのでしょうか。そのような企業が今後も増加し続けた場合は、それら企業と人材獲得競争することになるということを転勤がある都道府県庁は認識し、その上でテレワーク環境の整備に取り組む必要があると感じています。

(2) 雑談から得られる知識の重要性とチャットツールの共通認識

職場での雑談の多くが「仕事で分からない事を聞く」だった私にとっては、普段のコミュニケーションが対面の会話からWebex Teamsに移行したことで、当初は雑談が少なくなり得られる情報量が少なくなりました。
この原因は、相手が見えないチャットツール越しだと連絡をとっても良いタイミングが分からなかったものによるものです。この考え方自体がチャットツールを利用する上ではナンセンスですが、私のように、入庁間もない時期に上司の状況をよく見ずに話しかけて厳しく指導された経験を持つ人にとっては、何時でも構わずにチャットするというのは、一つのハードルだと思います。
そのため、チャットツールを活用する上では、日時や相手の状況を気にせずに連絡をしても構わないという共通認識を持つことが、雑談を生みやすくするポイントだと感じています。

 

2. 意外に感じたシスコの社風

Cisco Virtual Family Week2020

Cisco Virtual Family Week 2020

私にとって外資系企業のイメージは良くも悪くも「ドライ」で、従業員同士の仕事外での関りはほとんどないのかなと想像していました。しかし想像に反し、シスコでは従業員やその家族向けの行事が開催され、多くの方が参加しています。私も、8月上旬に実施された社員向けオンラインイベント「Virtual Family Week」にコアメンバーとして関わらせていただきましたが、全セッションを通して累計数百名が参加していることを見て、このような行事の開催と参加が一つの文化として根付いている印象を受けました。

北海道庁でも従業員の子ども向けの行事として職場見学が開かれることがありますし、職員向けにソフトボール大会とボーリング大会が例年実施されますが、行事の頻度、企画の豊富さ、家族で参加できる点等を比較すると、シスコの社内行事は一味違うものだと感じます。

社内行事は横のつながりを作れますので、私も入庁間もない時期は参加していましたが、直近2年くらいは距離を置いていました。Virtual Family Weekの経験を通して社内行事の重要性を再認識する機会を持てたので、北海道に戻ったら庁内行事には再度参加してきたいと考えています。

Authors

新原 達也

インターン

公共事業事業推進本部

コメントを書く