エンタープライズネットワーク

Cisco SD-WAN が「CRN 誌が選ぶ 2019 年のベスト製品」に選出

Cisco Japan
2020年1月14日

この記事は、Ciscoのシニア・バイスプレジデントSachin Guptaによるブログ「Cisco SD-WAN Awarded CRN 2019 Product of the Year」（2019/12/9）の抄訳です。

CRN 誌は2019年10月9日、Software Defined Networking（SDN）の部門で Cisco SD-WAN を「2019 年のベスト製品」に選んだと発表しました。SD-WAN チーム全体として非常に嬉しく思います。また、SD-WAN 分野におけるチャネルパートナー皆様の努力に感謝いたします。

そうしたチャネルパートナーの 1 社が World Wide Technology（WWT）社です。同社は 2016 年以降、包括的な SD-WAN ビジネスを構築してきました。今ではオンプレミスとクラウドマネージ型の WAN サービスの両方を提供しています。

同社ネットワークソリューション部門のプラクティスディレクタである Neil Anderson 氏は、「Cisco SD-WAN は必須項目をすべて満たしています。コストの削減、俊敏性の向上、セキュリティの強化、そしてマルチクラウドネットワークの実現を求めているお客様にとって、優れたソリューションです」と述べています。

WWT 社の SD-WAN ビジネスは、年間 50% 以上という驚異的なスピードで成長を遂げています。その大きな牽引役がシスコのソリューションです。

Katalyst 社は、ノースカロライナ州に本社を置くマネージドサービスのプロバイダー兼リセラーです。同社は 2019 年 1 月から、シスコのマネージド SD-WAN サービスを基にしたホワイトラベル製品を提供しています。

同社の特徴は、数百キロ離れたオンサイトでもリモートでオンボーディングできることです。そのため同社のお客様は、ネットワーク間インターフェイスのプロビジョニングが完了するまでに数ヵ月も待つ必要がないのです。セキュリティを筆頭とする複数の理由から、Katalyst 社はシスコをビジネス拡大パートナーに選びました。同社が提供するマネージドサービスでは SD-WAN とセキュリティプロダクトがバンドルされています。

Katalyst 社のフィールド CTOである Jesse White 氏は、「IT 環境を簡素化し、レイヤ 7 のファイヤーウォールを導入し、SD-WAN のメリットを全面的に活用できる企業として、お客様から高く評価されています」と述べています。しかも新しいサービスでは、以前に比べて平均案件サイズが 25% も伸びています。

NTT Ltd. では、完全管理型サービスと顧客管理型サービスの両方を SD-WAN ポートフォリオで提供しています。Cisco SD-WAN ソリューションについて同社は、「変革をもたらすソリューションを提供するために不可欠」だと述べています。たとえば同社のあるクライアントは、帯域幅のコストを 25% 削減し、帯域幅効率をサイト全体で 300% も向上させることに成功しています。

これらの事例は、シスコにとって何が重要かをよく物語っています。実にシスコの売り上げの 85% がパートナーに由来するなど、シスコパートナー皆様の成功はシスコにとっても不可欠なのです。

クラウドサービスの迅速な広まりを受けて、SD-WAN 市場も急速に拡大しています。ブランチとクラウドインスタンスの接続では、あらゆるデバイスやクラウドに堅牢なセキュリティを提供できる、新しいアプローチが求められています。

この分野で業界をリードしているのがシスコです。Fortune 100 社のうち 70 社が Cisco SD-WAN を採用しています。Cisco SD-WAN のお客様が 2 万社を超えているほか、Gartner と IDC の調査でも優位性が認められるなど、名実ともに市場リーダーだと言えます。CRN 誌の 3 つの審査基準（技術革新、価格、市場需要）すべてにおいて Cisco SD-WAN がトップに選出されたことは、シスコがお客様とパートナーを重視してきた成果だと考えております。

SD-WAN の導入サポートには、大きなビジネスチャンスが潜んでいます。たとえば IDC の調査では、企業の約 95% が 24 ヵ月以内に SD-WAN を使用する見込みだと答えています。このように大きなビジネスチャンスを掴めるよう、シスコでは皆様を全力でサポートしてまいります。