People Insights:最も重要な課題を解決

この記事は、シスコの Webex コラボレーション ビジネス ユニットの VP グローバル マーケティング Aruna Ravichandran によるブログ「People Insights: Getting to the Heart of the Matter(2019/4/11)の抄訳です。

プロジェクトでチーム メンバーと作業するときは、相手について知ることが重要です。どの部署や会社に所属し、どのような経験や実績があるか、といった詳細情報にすぐにアクセスできれば、プロジェクトや関連リソースを効果的に管理できます。チーム メンバーについて知るのに何日も、何週間も待つ余裕はありません。ビジネスのペースが増し、チームがグローバルに分散するにつれて、相手について知る重要性はさらに高まっています。

そこで活躍するのが People Insights です。People Insights のアイデアは数十年の歴史がありますが、ついに実現し、包括的で豊富な最新情報を提供できるようになりました。People Insights は、チームにとって悩みの種だった次のようなタスクを置き換えます。

  • 自己紹介セッション:自己紹介セッションの多くは退屈で、しかも不完全です。自分のことをどこまで紹介すべきかは、判断がつきにくいものです。会議時間を大量に消費するだけでなく、細部まで誰も覚えていないという問題もあります。
  • 相手の LinkedIn プロファイルをオンラインで検索:LinkedIn プロファイルで得られる情報の量や正確さは人によって大きく変わります。情報が古い場合もあります。プロファイルの更新は個人に任せられていますが、十分な時間を確保できる人は限られています。
  • 相手を「ググる」:オンラインでは同姓同名の人がたくさん見つかります。たとえ当人を見つけたとしても、情報を分類して保存するという別の問題があります。

率直に言って、上記の方法はどれも面倒かつ不完全です。実用性にも欠けます。オンライン検索などに時間を費やすことで、本来の優先課題であるミーティングや議題から注意が削がれてしまいます。これはインターネット時代における典型的な問題だと言えるでしょう。大量の情報はありますが、まとめて整理し、効果的に使える方法がないのです。

いえ、正確には「なかった」のです。

シスコが People Insights を開発した理由

一般的に言えば、シスコはハイテク企業です。高度に接続された世界でビジネスやミーティングをスムーズかつ確実に運営・実行できるよう、ツールやアプリケーションを数十年にわたって開発してきたからです。しかし、プロジェクトのスムーズな進行のカギを握るのは人々です。コラボレーションやイノベーションの中心にあるのも人々です。つまり、人々がまず理解すべきことは人々(相手)なのです。

シスコが People Insights を開発した理由は、まさにこれです。People Insights では、シスコの専門技術、コンピューティング パワー、AI 関連人材をに加えて、シスコが買収した Accompany 社のテクノロジーも活用されています。Accompany 社は、参加者に関する重要な職歴情報を収集して整理するアプリケーションで業界標準を打ち立てた企業です。People Insights の情報はプロフィール タブとして表示されます。各ユーザに関する適切な種類のデータが、簡単に確認してクリックできる形で提供されます。常に最新状態に保たれた情報を、目の前の画面ですぐに確認できるのです。

プライバシーを最優先

People Insightsis の目標は、プロジェクトやチームで多忙なメンバーの負担を和らげ、ストレスを減らし、エンゲージメントを促進することです。そのため、個々のユーザの People Insights プロファイルには公開情報のみを使用しています(非公開情報は一切使用していません)。自分のプロファイルに含まれる不適切な情報は、誰でも編集して削除することができます。

シスコが目指すのは、不安をかき立てるソリューションではなく、チーム メンバーの背景や才能を知ることでチームのシナジーを最大化し、自信を高め、積極的な姿勢を引き出せるソリューションです。

ビデオで相手の顔を見られるだけでなく、学歴や知人、職歴、興味、スキルなどの面で共通点が見つかれば、距離を縮め、チームとして力を発揮し易くなります。

優れたコラボレーションを実現する中核機能

People Insights はシスコが自信を持ってお届けする技術ですが、業界のアナリストやエキスパートからも高い評価を得ています。Cisco Analyst Summit(こちらのブログ記事をご覧ください)や、業界屈指のイベントである Enterprise Connect などでは、業界のエキスパートから企業のお客様に至るまで、幅広く賞賛の声が寄せられました。いずれも、こうしたソリューションの必要性を感じて People Insights ソリューションの効果を実感した方々です。

詰まるところ、メンバーが互いをよく知っていた方がチームワークもスムーズに進みます。People Insights は、そうした根本的な問題を解決できるソリューションとして、信頼と人間関係を構築します。チームの効率を向上させ、ブレインストーミングによって新しいアイデアを生み出せる環境を促進します。相手の情報の検索などに費やす時間を大幅に減らし、チームや各個人のパフォーマンスを向上させることができます。これによりチームの結束を高め、シナジー効果を高めるための時間を確保できます。

テクノロジーと同様に、生産性と収益性も、最終的には人間の努力とコラボレーションによって実現されます。People Insights は、人々とテクノロジーとの間で欠けている要素を埋める、これまでにないソリューションなのです。

コグニティブ コラボレーションとは?詳細については、「コグニティブ コラボレーション ソリューション」をご覧ください。

 

粕谷 一範

2010 年ノルウェーのビデオ会議メーカー「タンバーグ社」をシスコが買収した事からシスコでの勤務を開始。コラボレーション事業にて、コラボレーション製品のプロダクト セールス スペシャリストとして働き方改革をコミュニケーションの視点から提案活動を行う。2017 年コラボレーション製品の営業から、新しいチャレンジとしてコラボレーション製品のマーケティング担当、カスタマーサクセス部門を経てハイブリッドワークを推進する為に、コラボレーションでのDX推進担当として活動中。