この記事は、シスコのガバメント担当サブジェクト マター エキスパートである Kenn Dodson によるブログ「Why the Future of Freedom, and Secure Communications, Is in the Cloud」 (2018/7/2)の抄訳です。
我々はいま、アメリカにおいて素晴らしい自由を享受しています。しかし、絶え間なく変化するニュース サイクルと、日常生活の混乱に伴って、その事実はしばしば見過ごされます。今日の私たちの自由は、何千人もの農家と、中小企業のオーナー達と、労働者と、自治を求めるその他の植民者達から始まったことも忘れがちです。彼らは、ゆっくりと、しかし確かに、ビジョンを確立するための軍隊を組織しました。その際、成功に不可欠であったのがセキュアな通信である、ということも見過ごされがちです。
古いことわざで、”An army marches on its stomach”(軍隊は胃袋の上を行進する:腹が減っては戦ができぬ)というものがあります。その通りですね。特に 1770 年代、アメリカ独立戦争における大陸軍が自由のために戦ったとき、彼らは胃袋の上だけでなく、セキュアな通信の上で、行進していました。当時は、ワックス シールと秘密の仕切り部屋、そして暗号と、不可視インク(詳しくはこちら:英語)が使用されました。それらがなければ、彼らは遠征することができず、その作戦は失敗していたことでしょう。
セキュアな通信は、特にシスコの公共部門のチームにとって、より個人レベルで重要です。私たちはハイテク業界にいるので、オフィスに 24 時間 365 日住んで、冷たいピザを食べて、キーボードの上で寝て、次の日も同じ服を着て働いている、と思われるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。実際は、仕事を終えたら家族のもとに帰ります。家族を大切に考え、この世の悪から安全を守りたいと願い、だから私たちはシスコで、セキュアな通信を確保すべく、真剣に向き合っています。
以下はそのレポートのハイライトです。
アメリカ独立戦争における大陸軍と、そのあとに続く多くの人々の犠牲による勝利と共に、過去、 242 年間におけるセキュアな通信の価値についても、忘れないでください。軍隊はこれからも、胃袋の上で行進するでしょう。それがいつ終わるかは、誰にもわかりません。従って、彼ら兵士が基地にいて楽しむための通信は、安全で暗号化されていなければならず、それは兵舎から前線に移動する際も、保たれなければなりません・・・輸送中に、次に戦場、そして、彼らが再び家に帰るまで。
>IDC レポートの全文を読む(英語):
https://www.cisco.com/c/dam/m/digital/elq-cmcglobal/OCA/Assets/Federal/IDC_Secure_Cloud_Hosted_Comm_and_Collab_Solutions.pdf?CCID=cc000105&OID=wprco009819