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全世界の学生が競う CCNA の国際大会「NetRiders 2014 CCNA Competitions」


2014年11月13日


10 月 22 日(水)、シスコ ネットワーキング アカデミーが主催し、参加校の生徒を対象にグローバルで実施する CCNA の国際大会「NetRiders 2014 CCNA Competitions」のアジア パシフィック大会が行われました。

netriders-2014-ccna-competitions-fig1NetRiders CCNA Competitions では、出題されたネットワーク課題をパケット トレーサーなどを使って解決しながら、ネットワークおよび IT 知識を競うコンテストです。全世界を 4 つのエリア(アジアパシフィック、欧州/中東/アフリカ地域、南米地域、北米)に分けており、日本はアジア パシフィック地域に含まれます。そして各地域の優勝チームと準優勝チームは、2015 年 1 月に、米国カリフォルニア州サンノゼにあるシスコの米国本社やスタンフォード大学、サンフランシスコを訪ねる研修旅行に招待されます。

今年 8 月 23 日(土)に日本予選が行われ、その優勝チームである日本電子専門学校チームが、該当地域の 19ヶ国の代表とともにアジア パシフィック大会に出場しました。テレプレゼンスを活用し、シスコの東京オフィスから参加した日本代表の学生たちは、頭をフル回転させながら問題と格闘していました。

結果、優勝チームは台湾チーム、準優勝チームは中国チーム。日本は 13 位でした。さすが 国際大会、日本予選より問題が難しくなっていたようです。

netriders-2014-ccna-competitions-fig2

実は、日本が本大会に参加したのは、今年が初めてです。日本電子専門学校チームの学生には、初の日本代表という大役を立派につとめていただきました。世界の学生と知識と技術を競う大会に参加した学生は、「国内大会より手ごたえを感じた」と感想を述べていました。

ただし日本電子専門学校の学生たちは、アカデミーのカリキュラムを開始してまだ半年しか経っていません。Discovery 1 というコースを修了したところでしたので、課題はかなり難しかったはずです。終了後には、「まだ授業で学んでいない分野が関連しているところがあり、もっと勉強して来年リベンジしたい」という逞しい声も聞かれました。

さらに国際大会では問題がすべて英語で出題されるため、英語力も非常に重要となりました。ますますグローバル化が進む世の中で、ネットワーク エンジニアにとっての英語は大きな強みになります。学生たちも「英語をイチからやり直さなきゃ」と言っており、ぜひ学生のうちからこうした国際大会を利用して、英語を学ぶモチベーションにして欲しいと思います。

シスコでは、今後もネットワーキング技術者育成のために、グローバルで活動を続けていきます。

 

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