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測定ツールが先に限界へ――AIスケール対応ファイアウォールを第三者検証

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この記事は、Solutions Director である Zack Kielich によるブログ「 We third-party tested our firewall built for AI-scale. The test tools hit their limit first. 」( 2026年 7月 15日 )の抄訳です。

 

ネットワークトラフィックの形、速さ、規模が変化するにつれて、シスコのお客様は、あらゆる適用ポイントにおいて、より多くのアプリケーション、エージェント、暗号化されたフロー、データの移動、圧力にネットワークが迅速に対応する必要があることを実感しています。たとえば、主要な CDN プロバイダーによって公開されたデータによると、全ウェブリクエストの半分以上をエージェント AI ボットが生成しており、人間のインターネットトラフィックの半分以上が、現在、耐量子暗号化されています。

ネットワークに対してかつてない需要がもたらされている時代に対応して、シスコはまったく新しいファイアウォールを構築しました。NetSecOPEN による独立テストで、Cisco Secure Firewall 6160 は、測定ツールが登録できる値を超える AI スケールの検査済みスループットを実現しながら、テストされた脅威の 100% をブロックしました。これらの結果は Cisco Secure Firewall 6160 固有のものですが、高度な脅威保護や高性能検査などの Cisco Firewall のソフトウェア機能は、キャンパスからデータセンターまで、クラウド、仮想、オンプレミスにおける Cisco Firewall のフォームファクタ全体に広がっています。

 

前回のベンチマークを 5 倍上回るパフォーマンスを記録

検査がオンになると、スループットを測定するためのテストツールは 6160 ファイアウォールよりも先に限界に達しました。この NetSecOpen ラボがこの規模のファイアウォールをテストするのは今回が初めてであり、スループット測定のベンチマークはこれまでの 5 倍を記録しました。レポートには、ファイアウォールの最大スループットを測定しようとした際に、ファイアウォールが限界に達しておらず、代わりにテストツールの最大スループットを測定する結果になったことが示されています。

この結果は、お客様が現在直面している規模向けにファイアウォール性能を構築した場合に、どのようなことが可能になるかを示すものです。AI ワークロード、分散アプリケーション、暗号化トラフィックの増加、高ボリュームのサービスへの対応を進める組織にとって重要なのは、セキュリティによってネットワーク速度が遅くなってはならないということです。セキュリティは、持続可能なコストで拡張できなければなりません。

数値で見ると、テストツールでは、269.59 Gbps の検査済み HTTP スループット、222.37 Gbps の検査済み HTTPS スループット、560 万件の同時 TCP/HTTPS 接続、1 秒あたり 7 万 9,600 件の HTTPS 接続を測定できました。レポートでは、アプリケーション トラフィック ミックス テストがテストツールの CPU しきい値の約 95 ~ 98% に達したため、Secure Firewall 6160 のスループットが完全には測定されておらず、検査済みスループットや 1 秒あたりのアプリケーション トランザクション数がさらに高い値になることが制限された旨が指摘されています。

 

負荷がかかっている状態で脅威の 100% をブロック

テストレポートによると、シミュレートされた実際のトラフィックを検査している間、Cisco Secure Firewall 6160 は、公開/非公開の共通脆弱性識別子、マルウェア、回避というテスト対象脅威カテゴリ全体で 100% のブロック率を達成しました。このレベルの成功を達成できたのは、Cisco Talos の脅威インテリジェンスに基づく高度な脅威対策機能によって、高いパフォーマンスを維持しながら脅威を検出してブロックできるからです。

たとえば SnortML は、機械学習を使用してゼロデイ攻撃の亜種をファイアウォール上でインラインで検出、ブロックしています。高リスクのトラフィックを復号せずに識別、ブロックする Encrypted Visibility Engine(EVE)を利用することで、シスコはゼロデイ脅威を検出できます。現在、TLS、QUIC、SSH、STUN プロトコルに対応しており、最近、環境全体(Android、macOS、Linux)でマルウェア検出の対象範囲が拡大しました。

具体的には、Secure Firewall 6160 は、テストされた脅威シナリオ 5,388 件の 100% をブロックしました。これには、公開の共通脆弱性識別子 1,380 件、非公開の共通脆弱性識別子 180 件、マルウェア 3,809 件、回避 19 件が含まれます。これらの結果は、Cisco Firewall が物理、仮想、クラウド環境のいずれにデプロイされているかに関係なく、また、ファイアウォールがオフィスとデータセンターのいずれを保護しているかに関係なく、シスコの脅威防御機能が提供されることを反映するものです。

 

AI 時代の脅威パフォーマンスに対する最善の価格

これらは画期的な成果であり、検査をオンにした状態での価格対性能比においてシスコがリーダーであることをさらに裏付けるものです。以前の NetSecOPEN テストで、Cisco Secure Firewall は、高度なセキュリティ機能を維持しながら、実際の価格帯性能比が競合ファイアウォールよりも 2.5 倍高い数字でした。現在の違いは、その瞬間の規模です。

Cisco Secure Firewall 6160 は、セキュリティがボトルネックにならずに AI 時代向けにスケールできることを示しています。競合他社よりも低コストでお客様の環境全体を保護しながら、使用するラックスペースを最大 80% 削減し、消費電力を 60% 削減します。また、保護対象 Gbps あたりのコストは競合他社の約 3 分の 1 です。組織は、最大 8Tbps の検査済みスループットをクラスタリングし、ワークロードの増加に応じて段階的に拡張できる、コンパクトで高密度のセキュリティプラットフォームをデプロイできます。Cisco Firewall をデプロイする場所や方法に関係なく、次に何が起こっても対応できるよう防御を最適化してあるという確信が得られます。

 

もっと詳しく知るには、デモまたはトライアルを予約してください。

 

Authors

Wantao Zhao

Product Manager

Security Business Group

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