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TTBiz!テレプレゼンスシステム展開の効果

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7月 26日(日)、高校生によるビジネス プランのコンペティション「TTBiz 2015」がスタートしました。今年は、日本・韓国・シンガポールに加え、フィリピンからの参加があり、これから半年をかけて、4 か国の高校生たちが「旅行」という題材を使ってビジネスプランを立案します。

ttbiz2015-fig1TTBiz は、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本、アクセンチュア株式会社、シスコが共同で運営している、高校生によるビジネス プランのコンペティションです。参加国の高校生が国を跨いでチームを組み、ビジネスプラン作成という課題を通して交流を深め、言語の壁を越えて共同作業をしていきます。シスコは CSR(社会への貢献)の一環として、TTBiz 2011 の最終選考会から協賛しています。

TTBizは、2003 年度に始まり、2011 年度は日韓で、2012 年度からは日本・韓国・シンガポールの 3か国、そして今年はフィリピンが加わって 4か国体制へと発展してきました。また国をまたがったコミュニケーション手段も変化しています。当初はメールと電話でのコミュニケーションでしたが、現在はシスコが提供するテレプレゼンスシステムWebEx により、多国間でのフェイスツーフェイスのコミュニケーションができるようになっています。

7月 26日(日)は、今年度の TTBiz のキックオフ ミーティングでした。参加したのは、4か国の総勢 215名。日本は東京・大阪・仙台・福岡の 4地点、海外はソウル・シンガポール・マニラの 3地点、計 7地点のシスコ オフィスにあるテレプレゼンスシステムを利用しての実施となりました。

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これまでも TTBiz のなかでテレプレゼンスが活用されてきました。ただし、キックオフのなかの全体セッションのみで、その後のチームセッションは WebEx を使っていました。今年は、シスコのオフィスのなかにテレプレゼンスが利用できる会議室が増えたこともあって、チーム セッションにもテレプレゼンスを利用することができました。高校生たちはテレプレゼンス初体験。キックオフ ミーティングからチーム内のフェイスツーフェイスでのコミュニケーションが可能となったのです。顔を見ながら会話ができるということで、電話では気後れしてしまう英語での議論でも活発に意見を出し合うことができ、チームワーク構築が格段にスムーズになりました。

ttbiz2015-fig3この後は決勝までの間、高校生たちは WebEx を使いながらビジネスプランの構築をしていきます。電話やメールのみでチームワークを継続するのは困難な場合もありますが、ビデオを使ったフェイスツーフェイスのコミュニケーションを取り入れることで、チームの結束だけでなくチームの持続にも大きく役立っています。

本年度は、1月に準決勝戦、3月に決勝戦を予定しています。

Authors

秦 昇

Program Lead

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