入社 2 年目で Inclusion&Collaboration アンバサダーチームのリーダーに。【Cisco Employee Stories vol.8】
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シスコで働く人々やカルチャーをご紹介する連載リレーコラム「Cisco Employee Stories」の第 8 回。
今回はビジネス戦略の核として、シスコが長年推進しているダイバーシティー活動「Inclusion&Collaboration(以下、I&C)」に焦点を当て、入社 2 年目で I&C アンバサダーチームのリーダーとなった SMB・デジタル事業本部で営業を担当する横井 桃子と、カスタマーエクスペリエンス部門のコンサルティングエンジニア清水 亮佑にシスコカルチャーの土台について聞きました。
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発展し続ける IT 業界でキャリアを築くためにシスコを選んだ
―シスコを選んだ理由と現在の業務内容を教えてください。
横井:2020 年にシスコに新卒入社し、現在は中堅中小企業のお客様を主に担当する SMB・デジタル事業本部で営業を担当しています。大学時代からジェンダー問題に興味を持っていて、UN women(ジェンダー平等と⼥性のエンパワーメントのための国連機関)でインターン生として活動したり、学生団体を立ち上げたりしていました。
ジェンダー問題に興味がある私にとって、就職活動は男性優位の社会がまだまだ残っていることを実感するきっかけになりました。さまざまな企業の説明会に行ってパンフレットを見ましたが、執行役員は男性ばかりなのに対し、産前・産後休暇や育児休暇の取りやすさ、融通の利きやすさに関するページにばかり女性社員が掲載されていることに疑問を抱いたのです。
そういった企業が多い中で、シスコがダイバーシティを尊重していると知り興味を持ちました。また、IT 業界という未来に役立つ製品を開発できる点や、自分でキャリアを築ける点に魅力を感じたことも入社した理由の 1 つです。実際に入社してからは、優しい先輩に囲まれて、過度なプレッシャーを与えられる経験も、理不尽なことを言われる経験もしていません。いい会社に入れて良かったと思っています。ロジカルに仕事を進められるので業務の効率が良いですし、すごく働きやすいです。
清水:横井さんとは同期で、2020 年に新卒でシスコに入社しました。現在はカスタマーエクスペリエンスという部署でコンサルティングエンジニアとして働いており、ソリューションの設計や導入、検証を行っています。就職活動の際はどんどん技術が進歩していく IT 業界が楽しそうだと思い、その中でもシスコへの入社を志しました。
横井さんが言うように、シスコは優しい先輩が多いと思います。研修の段階から業務の内容をとても丁寧に教えてくださったおかげで、のびのびと働けています。他にも 1 年目から裁量の大きい仕事を任せてくれたり、即戦力として扱ってくれたりしてくれたので、短期間で成長できました。
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シスコカルチャーの土台である I&C のリーダーに
―現在参加しているコミュニティのことや体験したことを教えてください。
横井:全部で 6 つある I&C のコミュニティの内、私たちが新入社員の時は必ずどれか 1 つのコミュニティに参加するルールがあり、私は「Woman of Cisco」に参加しました。そもそも IT 業界は女性が非常に少なく、シスコも比較的ダイバーシティマネジメントは進んでいますが、女性社員の数はまだ少なく感じられます。Women of Cisco の活動を通して、少しでも社会の体制や意識などを変える活動をしたいと思いました。
2022 年で印象的だった活動は、社内の国際女性デーのオンラインイベントで、産前産後・育児・介護休暇を取った男性社員の話を聞いたことです。「家事や育児に積極的に取り組むことで、これから 40 年 50 年と続く家族のあり方をサステナブルなものにできた」という意見がとても興味深かったです。
I&C の活動では、普段は仕事で関わらない社員と意見を交換したり、情報を共有したりしています。例えば、コミュニティのチャットで生理休暇に関する記事が共有されたら、他社の取り組みや休暇を取りやすくする方法などを議論します。こうして率直な意見を話せる相手がいることは心理的にもプラスになりますし、先輩から学ぶことも多いのですごく良い取り組みだと思います。
清水:柔軟な働き方について興味があったので「Future of Work Practices」というコミュニティを選びました。「ここに所属すれば、私もテレワークしやすくなるかもしれない」というイメージで参加しました。
私の参加するコミュニティでは、未来の働き方について考える社内のオンラインイベントを企画し、私はパネリストとして参加しました。社長の中川いち朗さんもパネリストとして今後の働き方について議論した結果、ミーティングを入れない時間 “Focus Hours” を会社側で設定するなど、新しい制度が生まれました。ボトムアップで生まれた意見などを経営陣が即実行に移してくれる、まさにシスコカルチャーを実感できた良い経験です。
―年次も部署もバラバラな I&C のメンバーを入社 2 年目の社員がリードするのは大変だと思います。この経験でどのようなことを学びましたか。
横井:現在も勉強中ですが、ミーティングのファシリテーションが大変です。私は現在のメンバーの中では一番年次が下なのですが、先輩方の意見をまとめたり話を振ったりすることをためらってしまいます。自分のスキル不足を痛感した経験もありましたが、私が悩んでいるのを見たメンバーがサブリーダーを作ってくださるなど、周りのメンバーのサポートに助けられています。
清水:私は自分で勝手にプレッシャーを感じていました。昨年度のリーダーには、今でもサブリーダーという役職でサポートしていただいています。活動中の様子を見ていると、先輩社員のみなさんは素直に学んで柔軟に変化できる人が多いと思います。柔軟性を持っていることはシスコの強みですし、シスコには常に学びたい人が集まっているのだと感じました。社員のベースにあるシスコカルチャーが成り立っているのは、I&C の活動のおかげだと思っています。
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主体性を持って行動でき、追求する軸を追い求められるシスコ
―シスコのような企業を就職先に考えている方に、アドバイスなどあればお願いします。
横井:シスコは主体性を持って働ける会社です。例えば海外勤務したい、部署を異動したい時は、上司からの通達を待つのではなく自分から応募できます。私も隔週で上司と 1 on 1 を実施しているので、身につけたいスキルややりたいことを発信し、挑戦したいことはサポートしていただいています。自ら動き、キャリアを築きたい人にはすごく働きやすい会社だと思います。
清水:自分の軸を大切にしてキャリアを考えることが大事です。最近会話した先輩社員の方は、仕事に対して 3 つの軸を持っていました。就職活動の時に自分の考えの軸を聞かれますが、自分の軸を保って働けるかどうかはすごく重要だと私は思います。私自身、当初考えていた軸に沿って入社して 3 年目に入った現在も働けています。独りよがりにならず、マネージャーや周りのメンバーとお互い助け合いながらでも、自分が追求する軸を実現したい人が向いているのではないかと思います。
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全 10 回の連載リレーコラム「Cisco Employee Stories」はまもなく最終回です。第 9 回&第 10 回では、シスコのエンジニア 3 名のストーリーをお届けしますので、どうぞお楽しみに!