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海外経験がなくてもシスコで働けるの?外資系企業のウソホント!【2021年入社新卒ブログリレー Vol.5】

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皆様はじめまして!佐々木悠太と申します。

2021 年に新卒新入社員としてシスコシステムズ合同会社に入社いたしました。

この記事は私の自己紹介に加えて、私が就職活動中に疑問だった「シスコの SE ってどんな職種?」「外資系企業ってホントのところどうなの?」というテーマで、シスコの新卒採用を受けようと思っている未来の後輩に向けお送りします。

まずは私の簡単な自己紹介にお付き合いください。

 

自己紹介

名前 佐々木 悠太(ささき ゆうた)
職種 Associate System Engineer
部署 サービスプロバイダー部門(詳しくはこちら!)
入社理由 ネットワーク分野で突出した技術力を持っている会社だから。
興味がある分野 ネットワークの自動化 IoT データセンター
趣味 音楽 映画鑑賞 読書 ギター 旅行
大学時代の研究 次世代メモリデバイス

 

・シスコの SE ってどんな仕事?

シスコの日本法人内で言う「SE」の正式名称は System Engineer ですが、基本的にはコードを書いてアプリケーションを作るわけでも、はたまた新製品開発を行うわけでもありません。

じゃあ何をしているのかと言いますと、「アメリカ本社などにある開発チームが開発した製品を理解して、お客様のニーズに合う製品を提案し、お客様が望む使い方が出来るかどうか検証する」という事をしています(もちろんこれ以外にも多くの仕事があります)。一般的にイメージするエンジニアよりは、どちらかと言うと技術営業のイメージに近いでしょうか。

シスコの職種は大きく分けて製品販売前を担当するプリセールス、製品販売後のサポートを行うポストセールスに分かれます。SE はプリセールス側に位置しており、お客様の新製品導入やネットワーク構造の改革を技術的にサポートする役目を担っています。

営業の方々と一緒にお客様のニーズを伺い技術的な検証を行うこと、お客様の質問に解答するため、時には海外の開発部隊とコミュニケーションをとり、製品についての問い合わせや改善点の提案を行う、というのが主な SE の仕事になります。

そして、その中でも特に重要となるのが「技術的な検証」です。シスコの製品は世界中で使われています。なので、膨大な製品数に加えて世界中のお客様が使いやすいように様々な機能が搭載されています。そのため製品仕様が非常に複雑で、「シスコ製品のプロフェッショナル」のサポート無しではカタログから欲しい機能を持つ製品を探すのは困難です。

そこで、我々 SE が「シスコ製品のプロフェッショナル」として、お客様の技術的な要件を伺って最適な製品、ネットワーク構成を提案し、お客様の期待通りに、そして期待を超えた性能で動作するかどうかを実際に検証したり、時にはデモンストレーションとしてお客様にお見せしています。

六本木にあるオフィス内にあるラボでは、お客様のネットワーク環境を再現して「本当にお客様の要件を満たせるのか?」を確かめる実証実験など行っています。

SE ラボの写真です。 ここでネットワークや機材を組み替えたりしながら検証を行います。

SE ラボの写真です。 ここでネットワークや機材を組み替えたりしながら検証を行います。

(昨年度の記事もご覧ください!)

 

・「研究」で得た考え方はビジネスでも役立ちます!

私は、大学生/院生時代はデータを記憶する「メモリデバイス」の研究をしていました。といっても今実用化されているメモリではなく、全く新しい原理でデータを記憶する「次世代メモリ」を扱っていたため、直接現行のスイッチやルータに関係のある研究ではありません。

プログラミングもほとんど全くと言っていいほど触れておらず、情報やネットワーク技術とは程遠い分野で研究活動を行ってきました。同期の中の大学院卒メンバーも、情報、ネットワーク系を専攻してきた人とそうでない人で半々ぐらいでしょうか。

「じゃあ研究なんて仕事に関係ないのか!」と思われるかもしれませんが、決してそうではありません。大学院生として培ったプレゼンテーション技術や、研究を進める中での「わからないものをとらえる力」「先が見えない中で話を進めていく力」といった根本的な考え方は今でも十二分に役に立っています。面接でも研究の進め方について深い質問を受け、そこを評価していただいたからこそ内定を得ることが出来たと思っています。

今研究を頑張られている学生の皆様、特に大学院生の皆様、研究活動は大変つらいと思います。が、たとえ将来、研究テーマと関係のない分野に進もうとも、今学んでいる思考力は必ず社会に出て役に立ちます!頑張ってください!

 

「外資系企業ってホントのところどうなの?」

実は私、外資系企業で働かせていただいておりますが、日本から出たことすらありません。「大学院の卒業旅行で初海外だ!」なんて夢見ていたのですが、昨今の状況もあり結局海外に行けぬまま仕事が始まってしまいました…泣

海外経験もなく英語もそれほど得意ではない私が、入社前に持っていた疑問に自ら答えてみようと思います!

注意:他の企業も受けていたため、外資系企業という括りでお話をしていますが、あくまでシスコの話であることをご理解ください。

 

・海外経験がないと外資系企業で働けないの?

⇒私は日本から出たことすらありません!

「外資系企業」というと海外留学経験が豊富だったり帰国子女だったり、とにかく世界を飛び回っていた学生が受ける企業、というイメージはありませんか?海外旅行に行ったこともなく、外国人の友人もいない私はそんなイメージを持っていました。「きっと面接で海外経験が無いって答えたら落とされるんだろうな…」と思いながらダメもとで受けたシスコですが、四度の面接で一度も海外経験は聞かれませんでした。実際私だけでなく、日本から出たことが無いという同期が何人もいます(もちろん留学経験が豊富な人、海外の大学を卒業した同期もいます)。

なので、就活生の皆様、海外経験がないことはシスコを諦める理由にはなりません!もしシスコに興味をお持ちでしたら挑戦してみましょう!

 

・実は外資系企業って英語使わないってホント?

⇒飛び抜けた英語力がなくても内定は貰えますが、入社後はめちゃくちゃ使います。

就活時期には「外資系企業は結局日本のお客様を担当するだけだから、実はそんなに英語は使わないよ」なんて SNS のコメントを見かけたりしました。しかし!シスコ入社後は英語でレジュメ(日本の履歴書のようなもの)を書いたり、本社の偉い方の英語のスピーチを聞いたり、英語の解説書、記事を読み漁ったり英語漬けの日々を送っています。配属先チームの初ミーティングに参加したら英語だった、なんて言っていた同期もいます。

海外経験と同様に英語が出来ないことはシスコを諦める理由にはなりません!ですが、内定をもらった後はしっかり英語を勉強して入社に備えましょう!

シスコには英語研修補助制度というものもあり、入社後もしっかり英語の勉強が出来る環境になっています。一緒に頑張りましょう!

 

・外資系企業って怖い人が多い?

⇒積極的に手を差し伸べてくれるいい人が多いです!

「外資系企業って尖った人とか、学生時代イケイケだった怖い人が多いのかな…」大学院の2年間、研究室の隅っこで細々と PC をいじるだけの生活を送っていた僕は社風に馴染めるか不安いっぱいで入社式を迎えました、蓋を開けてみると、まぁ良い人の多いこと。Webex のチャットで質問をすれば1分もせず返答が返ってきますし、先輩方は忙しい中でも時間を取ってくださり、どんなに馬鹿みたいな質問にも親切丁寧に答えてくれます。

研修中のグループワークなどは黙っていると全部仕事を取られてしまうほど、面倒な仕事でも積極的に取り組む人ばかりです。雰囲気も怒っている姿が想像できないような、明るくやわらかい雰囲気の人が多いです。(学生時代はイケイケだったかもしれませんが。笑)

「外資系企業ってなんか怖いな…会社の雰囲気に馴染めるかな…」というお悩みもシスコには不要です!

 

1度だけ出社した際に撮ったオフィスの写真です。 今は出社制限中ですが、早くこんなおしゃれなオフィスで働いてみたいものです。

1度だけ出社した際に撮ったオフィスの写真です。 今は出社制限中ですが、早くこんなおしゃれなオフィスで働いてみたいものです。

 

終わりに

ここまで「外資系企業の SE ってどんな職種?」「外資系企業ってホントのところどうなの?」というテーマで、就活時期に自分自身が知りたかったことについて書いてきました。就活生の皆様、シスコで働いてみたいと考えられている皆様、参考になりましたでしょうか?

昨今の事情もあり、今就活をされている方、これから就活をされる方、きっと多数の不安をお抱えだと思います。

そこで!次週はこれまでブログを投稿した高木さん、山田さん、華原さん、永田さん、そしてわたくし佐々木の5人で「リモート就活どうだった?」というテーマで行った座談会の模様をお伝えします!突如リモート就活を余儀なくされた我々2021年度新入社員の就活体験談をお楽しみに!

 

Authors

佐々木 悠太

Associate Systems Engineer

SPSE

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