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オフィスえらいこっちゃ……改めて考える、オフィスの IT 環境

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2回目/延長となっていた緊急事態宣言が解除されました。

みなさまはオフィスやオンサイトでのお仕事、そしてテレワーク、どういった形で実施されていますか?

シスコでも早くから提唱してきたこれからの新しい働き方、ハイブリッドワークについても、随分一般化しました。業種・職種・働き方などに応じて、ある程度はハイブリッドワークの形として、オフィス/オンサイトワークとテレワークを使い分けながら、お仕事を継続されているのではないでしょうか。また、現場に先進のネットワークを、ということで前回アップした現場DXについても今後大きく進展していきます。

一方で、みなさまのオフィスはいまどうなっていますか?
今回は、「改めて考える、オフィスの IT 環境」ということでお話を進めたいと思います。

改めてオフィスを見てみると、えらいこっちゃ…

これまでも、デジタル変革の入り口としてのテレワーク推進ハイブリッドワークの重要性をご説明してきましたが、オフィス環境もまた、変革の必要性に迫られているはずです。

みなさまもこういった事にお悩みではないでしょうか?

  • 9時〜17時の全員出社で働くスタイルではなくなったのに、オフィスレイアウトは固定席中心のまま、オフィスレイアウト、会議室どうしよう…。
  • テレワーク対応としてノート PC やスマートデバイスが増えたのに、WiFi 環境がイマイチ、負荷がすごい、たまに落ちてる? WiFi 環境どうしよう…。
  • オフィスからの Web/ビデオ会議、クラウドトラフィックが激増したのに LAN 環境もそのまま、LAN 環境もこれでいいのかな…。
  • IT 面でもテレワークの業務を増やしたいけれど、管理がオフィスじゃないとできない、システム管理どうしよう…。

デジタル時代に相応しい次世代オフィスとは?

改めて考えてみましょう。これからのオフィスに一番必要なものは何でしょうか?

デジタル時代の次世代オフィスに必要なもの、それは、従業員や社内外の様々な関係者、お客様にとって、必要とされる「フィジカルな環境」、つまり実体として必要不可欠なオフィスである、ということに他なりません。そこには物理的な観点と人の五感による観点があります。

  • 物理的な意味で、オフィス/現場でしか業務や対応ができない。
  • 五感的な意味で、オフィス/現場で行うことが非常に効果的である。

物理的にその場所でしか対応ができない業務はコロナ禍においてもエッセンシャルワークとして継続的に対応がされてきました。一方で、コロナ禍において人と人との接触が大きく制限されたのがオフィスでした。そしてこの先、特にデジタル時代に相応しい次世代オフィス環境として考えるべきは、五感的な意味で非常に効果的なオフィスになっているか?ということです。

五感をフルに刺激するオフィスインフラ

次世代オフィスは、五感をフルに刺激させるためのオフィスである必要があります。いわゆるテクスト中心のコニュニケーションについてはオンラインでもある程度効果的だということは相当に一般化しました。業務にもよりますが、効率性を重視する対応、至急の対応、出張を伴う対応は尚さら時間対効果が高いでしょう。一方でオフィスにおいては作業を行うための空間も引き続き必要ではありますが、必然的に最も優先度が高くなるのは、人と人とのコミュニケーションになります。バーチャルコミュニケーションとエンゲージメントでも取り上げましたが、バーチャルコミュニケーションの革新とともに、オフィスでのコミュニケーションは五感をより研ぎ澄まして行われることになるでしょう。テレワークでの偶発性の欠如も相まって、たくさんの会話をし、創造的な会議をし、イベントをし、何かをクリエイトしていく、というような空間になっていくでしょう。一方で、進捗や報告のための会議、日々の定例会議、事務作業や資料作成などはテレワークメインで継続する、というカタチもより一般化するでしょう。

そんな次世代オフィス、こんな空間はいかがでしょうか?

  • フリーアドレス、カフェテリア型、会議室や集まる場所にはビデオ会議端末
  • 仕事に合わせて場所を選ぶ、いつでもどこでもモバイル環境、WiFi 環境
  • Web/ビデオ会議、クラウドトラフィックに十分対応したLAN/WAN 環境
  • どこからでも設定/運用/管理が行えるクラウド管理型のインフラ

とても快適に効果的に五感を刺激的に仕事ができそうですね!

デジタル時代に相応しいオフィスと IT 環境

デジタル時代に最適な中小企業のカタチ、それは、プロジェクトベース、ハイブリッドワーク、クラウドインフラ型です。デジタル時代ではさらなる特質性を発揮すべく、俊敏で柔軟なカタチが求められます。

社内外のメンバーを柔軟に編成し、どこからでも働ける環境と共に、オフィスではそこでしかできない環境を整え、それらをクルっとクラウドマネージドで対応する、このような手法が最適なカタチとなります。

Cisco Designed が提供する最強のツール

Cisco Webex

Web 会議サービスとしての Webex Meeting とともに、オフィスに最適なビデオ会議端末からWebカメラまで幅広いラインナップを整えています。しっかりとした会議室ではビデオ会議の専用端末を、ちょっとした空間ではプラグアンドプレイですぐに利用可能、どんなWeb会議サービスでもすぐに使える新製品の Desk Camera がオススメです。

Cisco Meraki

テレワークからオフィス/オンサイト環境まで、デジタル時代に相応しいクラウド管理型のトータルインフラソリューションです。最新の WiFi-6 のアクセスポイント、LAN のエッジからコアまでまるっとクラウド管理ができる LAN スイッチ、SD-WAN に対応したゲートウェイアプライアンス、またネットワークカメラや IoT センサーまで、幅広いラインナップを整えています。そんな広いラインナップをたった 1 つのウェブダッシュボードで設定/運用/管理ができます。WiFi-6、LAN の高速化/広帯域化/高品質化はクラウド管理型の Meraki がオススメです。

Cisco Umbrella

テレワークやさまざまな現場で IT デバイス、ネットワーク接続、クラウドアプリケーションの利用を行う様になった今、セキュリティ対策は当然オフィスだけにとどまりません。テレワークや各拠点、現場からのクラウドへのアクセスを最適化させる事は、オフィスへのアクセスの集中を避け、オフィス側でのアクセスを最適化させることにも繋がります。Cisco Umbrella はオフィスしか守れなかった従来の UTM の枠を大きく超え、非境界型セキュリティに対応したクラウドセキュリティソリューションとして、いかなる場所からのアクセスをも守ることができます。

 

デジタル時代に相応しい次世代オフィス、Cisco Designedで提供できます。

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Authors

中元 聡

ビジネス開発担当

APJCアーキテクチャセールス

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