この記事は、シスコ インターネット ビジネス ソリューション グループ(IBSG)の Dave Evans によるブログ「Weird? Or Previously Unexplored? 」(2013/5/1)を翻訳したものです。
ネットワークにつながっていて、歯磨きのたびに歯の状態をチェックしてくれる歯ブラシ – これはありえない話でしょうか、それとも近い未来の現実でしょうか。
最近の Inforworld に、『25 Weirdest Things in the ‘Internet of Things’』(Internet of Things で最先端な 25 のこと)という記事が掲載されています。この記事は、多くの人が型破りと考えるようなインターネットの使い方と、将来インターネットに接続されるであろうモノと、その接続がもたらす連鎖反応について説明しています。
The Internet of Everything(IoE)をよく表わしている例えとして 1 滴の水があります。1 滴の水、それ自体は大したものではありませんが、百万・億の水滴とつながれば、地球を覆いつくすものになります。同様に、ひとりの人、ひとつのデータ、ひとつのモノもまた、他の数十億もの人やデータ、モノとつながり、惑星を形成しています。この考え方はおかしいでしょうか。それとも、そう感じるのは、これまで IoE という枠で物事を考えたことがなかったからでしょうか。
シスコは、これまでつながっていなかったものをつなげることで日常生活にどのような影響があるのかを検証しました。私はいつでも、目にしたモノについて、それがどのようにインターネットにつながり、どのように生活の質を向上するかについて考えています。
可能性は無限です。皆さんの目の前にあるモノで、いつかインターネットにつながるだろうと思うモノは何ですか。
ショッピング カート – スーパーでの買い物をする時、多くの人は、定番の食材をカートに入れてから、買い物リストにある商品を探しに他の通路へと向かうのではないでしょうか。
ここでショッピング カートがインターネットにつながった世界を想像してみてください。スーパーに入って、買い物リストをショッピング カートに読み込ませます。すると、カートが店内の商品配置情報だけでなく、他の買い物客の位置データと買い物リストを連携させ、最も効率的な経路を通って、必要な商品がある場所へと連れて行ってくれます。欲しい商品が売り切れていた場合には、カートがお店の在庫情報に接続し、別の商品を勧めてくれます。コネクテッド スーパーマーケットの詳細については、Cisco IBSG の小売業のホワイト ペーパー『顧客を捕まえて、逃さない』をご覧ください。
郵便物 – オンラインでの支払いが普及している今、従来の郵便は時代遅れになっていますが、それでもまだ、多くの家庭がこれまで通り郵便を使っています。郵便物が郵便受けのセンサーにつながれば、自宅の郵便受けや私書箱に重要な郵便物が届いたことがわかります。差出人は郵便物の配達通知を受け、受取人は実際に見に行かなくても、郵便受けに入っているものを確認することができます。
スマート グリッド – 電気自動車が普及した世界を想像してみてください。多くの人が集まるイベントでは充電ステーションに十分な電力を供給するために、送電先を知らせる機能を持ったデバイスが必要になります。たとえば、コンサートやスポーツの試合で 5 万台の車が会場やスタジアムの駐車場を埋め尽くし、イベント後に充電を必要とする場合を考えてみましょう。スマートグリッドは大量の電気自動車の到着を予測して、会場の充電ステーションで起きる負荷の増加に対応するために、エネルギーを送信します。
身の回りのモノを見てみてください。これらがインターネットにつながったら、何が起きるでしょうか。
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- #InternetofEverything
- #IoE
3 コメント
都築と申します。
2回目の投稿だと、思います。
私は、思います。
大航海時代のことを、当時の文明は、ヨーロッパが先行していました。
西に航海した人達は、アメリカ大陸を、発見し。
東に航海した人達は、日本まで着ました。
その結果日本も、多くの文明の恩恵を、受けることと成り現在に到りました。
今、インターネットと言う通信の船を、得た文明は新たな大航海時代に、
入ったのだと思います。
あらゆることが、可能になるかもしれません。
新たなる発見もされるでしょう。
しかし、それを制御するのは、人間であってほしいと思います。
乱筆ご無礼いたします。
都築
追記:
http://www.purple.dti.ne.jp/fuzz/image/Mypage2/hot_JaZZ.html
追記:
IoEの大航海時代とは、
人が乗っていない、完全に自動運転の車が200km/hでコーナーをドリフトで
曲がって行く。オートパイロットだが、これから感じることは、こういうセンサー技術が、ネットとIAに繋がっていよいよ、ネットの大航海時代が、やって来たのだと。
センサーが、さなざまなデータをネットでクラウドに送られて、
ビックデータ化して行く中、それを、AIサーバーが高度な情報処理し、
計算解析し分析して必要な、データを送り返してくるようになるだろうと思います。
誰が、最初に、新大陸を見つけられるのだろうか?
それでも、それを制御するのは、人間であってほしいと思います。
都築
ww.youtube.com/watch?v=X9SqJk5zSZM