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【社内イベントレポート】誰かが休むとき、組織は何を支えられるのか ~ 映画とトークショーを通して考える、これからの働き方 ~

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2026 年 6 月末、全社員を対象に、Inclusion & Collaboration Event「誰かが休むとき、組織は何を支えられるのか?」をハイブリッド形式で開催しました。

本イベントには、会場・オンラインを合わせて約 260 名の社員が参加し、誰もが安心して働き続けられる組織について考えました。

 

制度だけでは解決できない「見えにくい課題」

近年、育休や育児・介護支援制度は着実に整備されています。

一方で、

  • 周囲へ言い出しづらい
  • キャリアへの影響が心配
  • チームへ迷惑をかけることへの罪悪感

など、制度があっても利用しづらい心理的なハードルが存在します。

 

また、育児や介護などのケア責任は周囲から見えにくく、当事者が抱える葛藤や負担は理解されにくいことも少なくありません。

だからこそ今回のイベントでは、「制度を知る」だけではなく、「当事者の想いや背景を理解すること」をテーマに据えました。

 

イベント会場でパネリスト5人が登壇し、映画上映後のトークセッションを来場者が見守っている。

 

1 部 映画とトークショーから考える「支え合う職場」

第 1 部では、黒川鮎美監督の 3 作品目となる、育児休業をテーマとした短編映画の先行上映でした。映画を鑑賞した後、トークセッションには、当社代表の濱田、黒川監督、そして男性学の第一人者である大妻女子大学の田中俊之教授が登壇しました。

モデレーターからは、パネリストに男性育休取得を後押しするために企業が果たすべき役割や、制度だけでは解決できない職場カルチャーの課題について率直な質問が投げかけられました。

また、IT 業界における働き方を男性学の視点から捉え直し、誰もが育児や介護などのライフイベントと仕事を両立できる組織づくりの重要性について意見が共有されました。

スクリーンに資料を映し、男性育休やジェンダー平等をテーマに講演する登壇者。

 

2 部 男性学から考える、これからの働き方

第 2 部では、男性学を専門とする大正大学教授の田中俊之氏を迎え、「男性学の視点から見直す、これからの生き方」をテーマに講演いただきました。

講演では、

  • 男性育休を取り巻く社会の変化
  • 「仕事中心」であることが男性自身にもたらす影響
  • 誰もがケアに関わる社会に向けた意識改革

など、多様なデータや事例を交えながら、これからの働き方・生き方について考える機会となりました。

 

1 人ひとりが安心して声を上げられる組織へ

今回のイベントを通じて改めて感じたのは、「誰かが休むこと」は特別なことではなく、誰にでも起こり得るライフイベントであるということです。

育児、介護、病気、自身や家族の事情など、人生にはさまざまな出来事があります。

そうした時に安心して相談できること、そして周囲が自然に支え合えることが、インクルーシブな職場づくりには欠かせません。

制度を整えることに加え、互いの状況を理解し、対話を重ねること。その積み重ねが、心理的安全性を高め、誰もが自分らしく働ける組織文化につながっていきます。

 

現地参加した社員が勢ぞろいして集合写真を撮影した様子

参加者の声

イベント終了後のアンケートでは、84% がイベント全体に満足、86% が「考えるきっかけ・意識の変化につながった」と回答しており、多くの参加者がイベントの目的に共感したことがうかがえます。

参加者からは、「映画が自分自身の経験と重なり胸が熱くなった」「パートナーにもぜひ見てもらいたい」といった感想が寄せられました。また、「男性育休が取りにくい理由は制度ではなく職場のカルチャーにある」「取得する人だけでなく支える側への配慮も必要」「個人の善意ではなく組織として支える仕組みが重要」といった意見も多く聞かれました。

 

Inclusion & Collaboration が目指すもの

シスコでは、「 Power an Inclusive Future for All 」のパーパスのもと、多様な背景やライフステージを持つ社員 1 人ひとりが能力を発揮できる環境づくりを進めています。

今回のイベントもその取り組みの一つとして、男性育休や家族ケアへの理解を深めるだけでなく、「支える側・支えられる側」という枠を超え、誰もが安心して働き続けられるカルチャーについて対話する機会となりました。

これからもシスコは、多様な価値観を尊重し、1 人ひとりが安心して挑戦し続けられるインクルーシブな職場づくりを推進していきます。

 

シスコのコミットメント

シスコでは、性別、人種、思想・信条、宗教、国籍、身体的特徴、職階、性的指向、性自認、障がいの有無、妊娠の有無などに関して、差別的な発言や取り扱いを行わないことを就業規則に明記しています。

インクルージョンとコラボレーション( I&C )について:こちら

シスコで一緒に働きたい:こちら

Authors

Ayumi Sugimoto

I&C Program Manager

People & Communities

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