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WebexOne 2022 APJCセッション Day1 キーノートスピーチハイライトーPart1

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今年も WebexOnepopup_iconがグローバルおよびAPJCで開催されました。

10月25日の APJC Day1 Keynote「Welcome to next chapter of hybrid work」の内容を2回にわたってご紹介します。パート1ではハイブリッドワークについてのシスコのビジョンとそれを実現する製品や機能を取り上げます。
類似する関連ブログ・動画リンクも掲載しますので、既にご覧になった方は振り返りとして、ご覧いただけなかった方は添付している各種ブログや動画などと併せて内容をご活用いただければ幸いです。

ご紹介するセッションの内容は以下 Youtube または WebexOneサイトにて再生して確認いただくことができますので、こちらも是非ご確認ください。

また各種製品についての情報は以下リンクをご参照ください

*今回紹介された新機能などの最新情報はこちらよりご確認ください。

 


オープニング

参考ブログ:Bringing More Flexibility in Hybrid Work

現在多くの企業がミックスモード(ホームとオフィスの混在)に陥っている。
30%の組織がオフィスに戻ることを強制し、約半数の企業が自発的に戻ることを促し、柔軟性や選択肢を与えたりしているが、オフィスに人は戻っていない。全員が会社に出社した時代、全員が自宅にいた時代からは様変わりし、現在のハイブリットワークは以前とは異なる、難しい課題となった。

パンデミック前の元の形に戻すだけでは、パンデミックを経て得た経験という価値を失うことになり残念だ。全員が在宅を強いられた時はどのようにリモート間でお互いを理解し合うのかと、地理的・言語的・さまざまな障壁を超えて新しい才能を呼び寄せて創意工夫した。これはある意味グローバルな広がりを持つ形で進展したといえるが、現在のミックスモード(在宅・会社の働き方)においては、もう一度私たちの働く場所・働き方について全てを想像的に再考する必要がある。仕事のパターン・会社の組織風土・経営者と社員のエンゲージメントなどをハイパフォーマンスな組織を目指してミックスモード時代ならではの形として再考する必要がある。

問題はどのように解決するかである。

IT/HR/Facility部門それぞれが部門横断的連携してに解決する必要がある。

ITチーム は管理・サポートが容易な新しいテクノロジーを提供し、HRチーム はインクルーシブなカルチャー風土の醸成やWellbeingの観点でどこで働くかを考慮する必要があり、Facilityチームは ビルの在席密度が低くなる中、オフィスの役割について、健康と安全が担保されつつクリエイティブで持続可能性の目標を達成できるようなスペースの配置を見直して熟考する必要がある。これらはコラボレーションソフトウエアー単体では解決し得ないことであることから、ハイブリットワークは、総合的に解決する必要がある課題であるといえる。

さらにデバイスをつなぐ信頼性のあるネットワーク、チームでさまざまな形で連携できるコラボレーション・知的財産を保護するセキュリティーも重要となる。

全員が異なるニーズを持つことを理解する必要も重要だ。Knowledge Worker (専門職)/ Frontline Worker顧客と対峙するコンタクトセンターワーカー/Operations (運営管理を司るワーカー)いづれもそれぞれのロールや個々の担う業務内容でニーズが異なる。

お客様をどのように導くかには3つの切り口がある。

  • Reimagined Workspace ワークスペースの再構築
  • Flexible Workstyles 柔軟なワークスタイル
  • Security & Manageability セキュリティーと管理性

WebexOneの2日間に渡るさまざまなセッションで紹介していく。

現在の98%の会議がリモート参加者が一人以上いる会議である。一方でグローバルでビデオが使える会議室はわずか6%にすぎない。

オフィスには新しい会議室のセットアップが必要であることは明確だ。固定席が不要になったオフィスエリアにオープンなシェアスペースを用意する、オープンなスペースで利用できるホットデスキングスペースを作るなどだ。

オフィス設計においては、同室内の部屋にいる人だけを想定してはいけない、部屋の外にいる人とのつながりも考慮する必要がある。それらは誰かが孤独感を感じるものではなくインクルーシブなものでなければいけない。

自宅は仕事場の延長線にある。自室を持っている人もいれば、キッチンで仕事をする人も、ゆったりとした椅子がある部屋で仕事をする人もいる。どこにいても疎外感を感じずかつ没入感を感じられるデバイスが必要となる。

シスコは全ての人に素晴らしい体験ができるセキュアーなエンドポイントを提供する。同じ部屋にいる人も同じ部屋にいない人も共にインクルーシブにするデバイス。さまざまな機能を備え、かつITとファシリティーが遠隔で管理でき、最適化が容易なツールである。

 

シスコデバイス

シスコデバイスは自宅でもオフィスでも場所を問わず優れた空間を提供できる。高品質なビデオ・音響・ノイズキャンセリングなどこれらは疲労係数を削減することができる。
参考動画:Happy employees in every workspace | Webex by Ciscopopup_icon

外を出回る人向けのどのデバイスでも AIマシーンラーニングで没入感のある世界を提供できる。
参考動画:Webex background noise removal | Be heard, no matter where you are.popup_icon

  • 良質な音質・参加者の声の識別で、誰でもどこからでも参加が可能
  • 人がバラバラに座っていてもカメラフォーカースで全員が見え、ボディーランゲージを確認可能
  • 離れていても繋がっていることを体感可能
  • 言語はもはや壁にならない、100言語越えのリアルタイム翻訳が可能

しかし、シスコ中心に世の中が回っているとは思っていない。85%の会社が2つ以上の会議プラットフォームを利用している。デバイスはどこの会議プラットフォームのものを使おうかと選択するではなく、会議プラットフォームに寄らないシームレスな体験をデバイスで提供する必要があると考える。

シスコは既にオーディオもカレンダーも連携させ、現在シームレスなユーザーエクスペリエンスを提供し、ワンクリックで簡単に他プラットフォームへ参加することもできるようになっている。

 

参考動画:Shine on any meeting platform | Webex Devices interoppopup_icon
参考ブログ:Flexible collaboration solutions and an open platform for better hybrid work experiencespopup_icon
日本語訳:ハイブリッド ワーク エクスペリエンスを向上させる柔軟なコラボレーション ソリューションとオープン プラットフォーム

 

Cisco Devices for Microsoft Teams 

そして次はハードウエアーレベルの統合を見据えている。

Cisco Devices for Microsoft Teams はシスコのエクスペリエンスかMicrosoft Teamsのネイティブエクスペリエンスのどちらかを選ぶことができる。

シスコのAIテクノロジー・自動で最適化設定できるカメラ切り替え・設定・管理に有効なコントロールハブもご利用いただける。シスコの技術とマイクロソフト双方のナレッジが集結したより良い体感を提供する。

参考動画:Elevate your Microsoft Teams Rooms experience with Cisco devicespopup_icon
参考ブログ:Hybrid work, elevated. Cisco and Microsoft partner to bring customers more choice.popup_icon
日本語訳:ハイレベルなハイブリッドワークを実現。シスコと Microsoft 社のパートナーシップにより、お客様にさらなる選択肢を提供

MSエクスペリエンスモードのデモでの紹介

MSエクスペリエンスモードを Board Pro 55にてご紹介。

・ボタンクリックだけで会議に参加

 

・AIによるノイズリムーバル機能

 

・レイアウトを変更し一人一人が大きく映し出される(ピープルフォーカス)

今後 Cisco Devices for Microsoft Teams として6つのデバイスがリリースされる予定。

 

その他の Microsoft Teams 対応デバイス

シスコ本社の Hybrid Experiecne Center よりスノーラが紹介。

 

MSデバイスはボードルームサイズから自宅の個室のサイズまで幅広くサポートされている。

  • Cisco Room Kit Pro
  • Desk Camera Headセット
  • 320/720 Desk Pro

 

Cisco Room Kit EQ

そしてもう一つは 従業員の88%がオフィスでの経験に不満を感じていると回答された、さらに大規模なバーチャルミーティング向けのパワフルな最新モデル。


参考情報:Cisco Room Kit EQpopup_icon
参考動画:Inclusive collaboration for the modern conference room | Cisco Room Kit EQpopup_icon

 

最もパワフルなモデルである。

  • AIマシーンラーニングプラットフォーム
  • Navidia プロフェッサー
  • オブジェクト検出は背景置換などの機能を可能にし、高度なルーム分析が可能。
  • 3つのスクリーン・複数のマイク・その他アクセサリー接続を可能とする

このモデルが揃い、一人用デバイスから大規模イベントまでいづれも同様にシームレスな体験ができる。HDVideoコンテンツ・ホワイトボードの共有もワンボタンで可能である。コントロールハブでの管理も可能、ITやHRやファシリティーが参考にできるDATAも収集することが可能。

 

 

シスコスペース

96%が働く環境はもっとスマートになるべきと回答があるように、ワークスペースをよりスマートに安全にする必要がある。

シスコスペースは 従業員・ファシリティー&Real Estate ・ITの要望を満たすソリューションである。

リアルタイムの3Dマップデータで、混雑具合を確認し、利用状況もデータで確認できる。

参考動画:Reimagined from the from the ground up – Cisco’s Penn One Officepopup_icon
The Making of Penn Onepopup_icon


いかがでしたか?
続きWebexOne 2022 APJC セッション Day1 キーノートスピーチハイライト-Part2 をご覧ください。

また、改めて冒頭に紹介した 以下の Webex One Day1 オープニングセッション動画をぜひご確認ください。

また、今回発表された数多くの最新情報の製品・機能のリリースをぜひ心待ちにしていただけましたら幸いです。

皆様が描く未来のWork Spaceは Webex/Cisco Devices で簡単に実現できるかもしれません。ぜひシスコへご相談ください。

Authors

吉田 留津子

Business Development Manager , Flexible Work Advisor

コラボレーション営業部

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