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新しくなった Webex へようこそ

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この記事は、Cisco Collaboration の Senior Vice President and General Manager である Javed Khan
によるブログ「Welcome to the All New Webexpopup_icon」(2020/12/18)の抄訳です。

 

WebexOne シリーズでは Webex のさまざまな新機能をご紹介しています。Webex は、対面でのやり取りよりも 10 倍優れたエクスペリエンスを実現し、組織のシームレスな連携を可能にし、従業員とお客様のエクスペリエンスを変革して、誰もが参加できるインクルーシブな未来を実現します。

組織のシームレスな連携、従業員とお客様のエクスペリエンスの変革を実現

まもなく終わりを迎える 2020 年。ここで一区切りを付け、新しい年を新鮮な気持ちでスタートしたいと思っています。この 10 ヵ月、誰もが予想を出来なかった課題が表面化し、仕事や学び、コミュニケーション、人と人のつながりを築く方法が一変しました。これまでも重要な要素であると考えられてきたテクノロジーの位置付けは、2020 年において比べものにならないレベルに達しました。

今年に入り、何十億もの人々がリモートワークを行うことになりましたが、作業を効率的に行うためのリソースが不足している人がほとんどでした。そして、大多数の人がオフィスに戻ることはなく、リモートワークが定着しました。バーチャル体験が当たり前となるこの新しい時代に適合し、その中で成功を収めるには、私たちが使用するツールや技術について、より大きな視点を持ち、クリエイティブに考える必要があります。そこで登場するのが新しい Webex です。Webex は当社の新たな投資とイノベーションの成果であり、対面でのやり取りよりも 10 倍優れたエクスペリエンスを実現します。連携とコラボレーションがより簡単になり、誰でもどこでも、働き方を問わず、すぐに使用できます。

 

新しくなった Webex で、より効率的で効果的な、誰もが参加できるインクルーシブなリモートワークエクスペリエンスを実現

新しいリモートワークの時代において、自宅と職場の垣根はますます曖昧なものになっています。多くの人が朝晩の通勤がなくなり、いつでも働けるようになりました。その結果、常に仕事をしている状態になり、在宅勤務では注意が散漫になることもあり、集中し優先順位を付け、仕事を片付けることが難しくなることがあります。

リモートワークエクスペリエンスを誰にとってもより効率的かつ効果的なものとするために、新しい Webex App で導入された機能の 1 つがメッセージハイライトです。この機能により、スケジュールに優先順位を付けて最重要項目に専念することができます。新しいミーティングテンプレート機能では、ラウンドテーブルなど会議テンプレートが用意されており、オンライン会議で全員が平等に発言できるように、ホストが出席者全員に発言の順番を割り当てたり、順番が来るまで他の人はミュートしたりすることができます。会議のプレゼンターの場合、プレゼンター合成(イマーシブシェア)ジェスチャー機能などの新機能を使用して、よりダイナミックにバーチャル会議のコンテンツを共有できます。さらに、ジェスチャー認識機能が追加され、Webex AI が会議参加者の自然なボディランゲージを理解し、反応やフィードバックを自動的に送信できるようになります。

Webex ジェスチャー機能 AI が会議参加者の自然なボディランゲージを理解

 

シスコは最近、を発表しました。この買収により、対面でのやり取りよりも 10 倍優れたエクスペリエンスを実現します。Webex は、Slido の技術を取り入れることで、まもなく業界最高レベルのオーディエンス エンゲージメント プラットフォームを提供できるようになります。現地参加でもオンライン参加でも、会議やイベントの最中、およびその前後の参加者のエンゲージメントが大幅に高まります。

新しい Webex の紹介動画をご覧ください。

 

新しい Webex App Hub でワークエクスペリエンスの自動化と強化を実現

Webex は単なるビデオ会議や打ち合わせ用のツールではありません。Webex App Hub が刷新され、ワークエクスペリエンスを強化する最先端のアプリを使用する事ができるようになりました。 オープンなエコシステムを特徴とする新しい Webex App Hub は、カスタム統合の作成を可能にし、ワークフローを効率的かつ効果的に定義できるようになりました。

Webex App Hub は、カスタム統合の作成を可能にし、ワークフローを効率的かつ効果的に定義

 

新しいハイブリッドワークプレイス向けに設計されたデバイス

現在、多くの人にとってリモートワークが現実となっていますが、将来の働き方はハイブリッド型となると考えられます。ハイブリッド型では、一部の従業員が在宅勤務を続ける一方、一部はオフィスに戻ります。あるいは、在宅勤務とオフィス勤務の両方を行う形となります。この新しいハイブリッドワークプレイスを考慮すると、これまで以上に重要となるのは、仕事環境に左右されることなく最適化された画期的な製品や機能を導入することでシームレスなコラボレーションを実現するという考え方です。

Webex チームは、新しいハイブリッドな仕事環境向けに「デスク」の定義を捉え直しました。また、統合デバイスのポートフォリオを拡張して、バーチャル会議による疲れなどに対処し、働く場所を問わずパワフルでプロフェッショナルなエクスペリエンスをもたらすというニーズに対応できる製品を追加しました。

  • Webex Desk Cameraインテリジェントでパワフル、しかも手頃な価格の新しいカメラです。リモート会議のエクスペリエンスを強化し、オフィスで少人数の対面会議を安全に実施できるように作られています。詳細はをご覧ください。

• Webex Desk Camera:インテリジェントでパワフル、しかも手頃な価格の新しいカメラです。リモート会議のエクスペリエンスを強化し、オフィスで少人数の対面会議を安全に実施できるように作られています。

 

  • Webex Desk Hub:個人プロフィールにシームレスに接続する画期的なデバイスです。ホットデスキングでも、使い慣れた自分のデスクと同じ機能を利用できます。詳細はをご覧ください。

• Webex Desk Hub:個人プロフィールにシームレスに接続する画期的なデバイスです。ホットデスキングでも、使い慣れた自分のデスクと同じ機能を利用できます。

 

  • Webex Desk最も人気のある Desk Pro 機能の多くを競争力ある価格で提供する、オールインワン型デバイスです。連携とコラボレーションを簡単に実現します。

• Webex Desk:最も人気のある Desk Pro 機能の多くを競争力ある価格で提供する、オールインワン型デバイスです。連携とコラボレーションを簡単に実現します。

 

  • Webex Wireless Phone最前線で重要な仕事を担う従業員向けに設計された、強固な電話機です。どんなに過酷な環境であっても、ビデオ、音声、テキストで確実な会話が可能です。

 

よりインテリジェントなカスタマー エクスペリエンスの構築

現代の新しい働き方では、従業員エクスペリエンスの変革が求められていますが、それと同時に、カスタマー エクスペリエンスの最新化も必要です。お客様とのやり取りでは、優秀でインテリジェントな「その場にいる以上の」エクスペリエンスを提供することの重要性が今まで以上に高まっています。そして、このエクスペリエンスがブランドの成否を左右するのです。

当社は、より柔軟でインテリジェントな、喜ばれるカスタマー エクスペリエンスを提供できるようにデザインを見直した、新たな Webex Contact Centerpopup_icon を導入しました。クラウドでゼロから構築した新しい Webex Contact Center は、お客様、エージェント、御社のビジネスに素晴らしい機能をもたらします。

新しい Webex Contact Center の特徴を次に示します。

  • インテリジェントなオムニチャネル:追加チャネルの統合により、テキスト、チャット、WhatsApp、Facebook または Twitter、あるいはシンプルに電話など、お客様が最も使いやすく便利なインターフェイスを使用してコミュニケーションを取ることができます。AI 駆動の音声およびチャットボットなどのセルフサービスツールに 24 時間いつでもアクセスでき、よくある質問に対する解決策を迅速かつ簡単に見つけることができるため、カスタマーエクスペリエンスの満足度が高くなります。
  • カスタマイズ可能、豊富なインサイト:現代的で拡張性の高いエージェントデスクトップは、直感的なエージェント エクスペリエンスを提供する一方、新しいドラッグアンドドロップで操作できるフロー制御ビルダにより、管理者がコンタクトフローをその場でカスタマイズできます。カスタマー エクスペリエンス ジャーニーをエージェントに可視化する機能などにより、お客様とのやり取りの基本ルールを決めることができます。

最近発表されたIMImobileの買収(承認待ち) は、Webex Contact Center を次のレベルに引き上げるものとなります。買収の完了後、Webex Contact Center は真の意味で構成可能な、エンドツーエンドのカスタマーインタラクション管理ソリューションを提供することになります。

 

Webex のプラットフォーム:セキュリティ、プライバシー、管理およびインサイトを後から追加するのではなく最初から内蔵

Webex は、デバイス、会議、メッセージ、通話、プレゼンテーションから得られたデータを活用し、コラボレーション エクスペリエンスの管理に使用できる実用的なインサイトを引き出す新しい方法を導入しています。これらのインサイトを利用することで、組織のリーダーはチームの健康、つながり、多様性の推進を強化することができます。IT 管理者はコラボレーション環境における管理と運営を改善できます。

さらに、既存の People Insights を拡張する新しい機能が追加されます。これらの機能は、Webex Graph を使用して高度にパーソナライズされたインサイトと実用的なアドバイスを提供することで、従業員の健康を高め、つながりを保ち、多様性とコラボレーションを育みます。これらの機能はセキュリティとプライバシーを中心にして生まれました。Cisco Webex では、ユーザーのデータプライバシーが尊重されます。またシスコには、個人情報はその個人のみに属するという確固たる信念があります。

そして、この同じデータプラットフォームが、Webex Control Hub でのコラボレーションインサイトを実現します。Webex Control Hub は、管理、プロビジョニング、分析、トラブルシューティング、高度な機能のためのコマンドセンターとして機能するため、組織はシステムの安全性、従業員の連携、データの安全性を確認できます。新しい機能は次のとおりです。

  • エンドツーエンドの深い暗号化とセキュアなアイデンティティ:Webex は、規格に準拠したセキュアなエンドツーエンドの暗号化、クラウド接続の Webex デバイス、会議記録、文字起こしのためのセキュアなアイデンティティなどの継続的なイノベーションを通じて、基準を設定しています。
  • Webex のプラットフォームにまたがる包括的なデータ損失防止(DLPWebex は、データ損失防止機能を会議まで拡張し、禁止されたコンテンツの伝達、共有または開示を予防することで、情報と従業員を保護します。
  • Ethical Wall:Webex のこの機能により、IT 管理者は必要に応じてチームのコラボレーションを制限できます。この機能は、グループ間のやり取りを保護し、情報の共有時に必ずチーム全員が法的規制方針に準拠するように作られています。

Cisco Webex Control Hub - A Single Admin Experience

 

WebexOne で詳しく見る

去年 12 月に開催された WebexOne では、Webex の新しい 50 種類のイノベーションを発表しました。

シスコは、対面でのやり取りよりも 10 倍優れた Webex エクスペリエンスを構築し、新しい働き方に合わせて設計されたソリューションを提供していきます。

これが新しくなった Webex です。

 

新しい Webex への切り替え準備はお済みですか

 

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リソース

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Authors

田邊 靖貴 (Yasutaka Tanabe)

ビジネス開発マネージャ

アジア太平洋地域 SMBグロースオフィス

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