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シスコシンガポール、AI を駆使した安全なオフィス環境を実現 (オフィスツアー動画付)

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この記事は、Cisco Collaboration の Managing Director である Hariharan S によるブログ「Cisco Singapore – Leading a flexible, safe return to work with AIpopup_icon」(2020/10/9)の抄訳です。

 

マーケットとビジネスの完全な再開までの道のりは複雑で、日々変わり続けています。たとえば、オーストラリアでは連邦政府と各州の方針に違いが見られます。それぞれ独自のニーズに合わせたものですが、各州および連邦政府の方針では、経済活動の「活性化」を目的として、従業員がオフィスに復帰することを奨励しています。シンガポールでは、リスクと機会のバランスを重視する方針を採用し、オフィスの再開を段階的に進めています。またインドでは、長引くリモートでの運用に経済が順応している様子がうかがえます。

一方で、すべての政府とビジネスリーダーは人々とその安全を最優先にしており、その点については共通しています。そして、ハイブリッドな働き方やオフィス環境があれば、経済活動と安全性の両方の目標を達成することが可能です。

  • 従業員はハイブリッドな働き方を求めています。アジア太平洋地域のナレッジワーカーおよびマネージャを対象としたアンケート(近日リリース予定)によると、「回答者の 70% が、感染拡大によるロックダウン中に経験した自律的な働き方を続けたいと考えている」ことが明らかになりました。これは、在宅勤務を続けたいという願望を示しているのではなく、従業員がリモートワークとオフィスでの対面のコラボレーションの両方を活用する「ハイブリッドな働き方」を求めていることを明確に示しています。
  • ハイブリッドな働き方であれば、追加の設備投資をすることなく、ソーシャルディスタンスを保つことができます。ハイブリッドな働き方を採用していれば、リーダーは、オフィス復帰することを選択した従業員の安全を確保することが可能です。これは、オフィスに滞在する従業員が感染拡大前よりも常に少ない状態となることで、ソーシャルディスタンスを確保することが可能であるためです。

シスコは、自らのコラボレーションテクノロジである Webex を活用することで、長年にわたってハイブリッドな働き方を実践してきました。従業員が物理的なオフィススペースに戻りつつあるなか、シスコは従業員に対してハイブリッドなオフィス環境を提供し、シームレスなコミュニケーションを可能としています。また、既存の物理的なスペースを改良して、より最適かつ効果的にソーシャルディスタンスを実践できないか、考えてきました。

先見性のみならず実行力にも優れた強力なチームとともに、安全性と生産性の面でオフィスを最適化するために、人工知能(AI)と機械学習(ML)を活用して Webex の機能強化を多数実施してきました。具体的には、すでに私たちのオフィスに設置されていた Webex Room デバイスに対して、タッチレスでの会議参加機能 (音声アシスタントによるデバイスや会議端末の操作)や、会議室の収容人数およびクリーニングを通知する機能(マクロ)などを追加することで、従業員がオフィスで安全に会議や共同作業ができるようサポートしています。 また、こういったコラボレーションテクノロジがオフィスのどこにいても使えるため、誰がオフィスに来ているかを気にすることなく、会議を始めることができます。

シスコシンガポールオフィスの 7 分間のバーチャルツアー動画をぜひご覧ください。

シスコシンガポールオフィスの 7 分間のバーチャルツアー動画を見る(別ウィンドウで開きます)

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これらのイノベーションは、リモートかオフィスかを問わずチームの一体感を高める、Cisco Webex のハイブリッドワークプレース構想の一部です。また先日、リモートワークの質を 10 倍高め、オフィスへの安全な復帰を果たすための、さらにエキサイティングな AI イノベーションを発表しました。これには、ノイズ除去テクノロジ、実用的なワークプレース分析をサポートする Webex  Devices の環境センサーの拡充、さらには、会議、照明、室内温度などのコントロールパネルとしての機能を持ち合わせた、新しい「スマートな」会議室予約端末が含まれます。

 

Authors

田邊 靖貴 (Yasutaka Tanabe)

ビジネス開発マネージャ

アジア太平洋地域 SMBグロースオフィス

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