この記事は、Cisco Meraki Product Marketing の David van Schravendijk によるブログ「POWERING THE REMOTE WORKFORCE」(2020/3/26)の抄訳です。
信頼できるシンプルでセキュアなインターネットアクセスをどこからでも可能にさせるCisco Meraki
現在、世界中の従業員がテレワークに移行するという、極めてまれな状況に直面しています。私たちはみな、お互いに離れていますが、今までにないほどインターネットで互いにつながっているのも事実です。
Cisco Merakiは、各組織が最も得意なことを、できるだけ中断しないように事業継続できるようお手伝いしたいと思っております。 Cisco全体でも各チームが協力して、この不確かな状況でみなさんが自宅で勤務し、生産性を維持できるよう支援しています。一丸となって取り組めば、今の状況は人間の知恵を引き出し、この危機の解決に貢献できる、地球規模でのチャンスなのです
今日のITにおけるミッション
世界中のITマネージャが、何百、何千というユーザをテレワークに円滑に移行させるという任務を負っています。病院や製造現場では極めて重要な仕事が行われており、スタッフが常につながっていることが求められています。また、インターネット アクセスが突然中断すると、一刻一秒を争う組織には重大な影響を及ぼす可能性があり、ITはひたすら休みなく動いている必要があります。ITリーダーは、在宅中の従業員が職場と同様に、簡単で、かつセキュアで信頼できるネットワークへのアクセスを確実にしたいと思っています。この取り組みにより、従業員はWebexなどのコラボレーション アプリケーション経由で互いにつながり続け、Office365などのオフィス アプリケーションに中断なくアクセスできるようになります。
従業員にとって、今の状況は心配になったり気が散ったりすることばかりです。テレワークの際、ネットワークへの接続性や、VPNの設定方法にまで心配したくありません。全従業員がリモートで勤務しているため、サポートの要求が急激に増え、ITマネージャがリモートでインターネットアクセスを提供することは非常に困難です。働き方が新しくなるというのは、企業ネットワークの機能も変わるということで、それが新種のトラブルにもなっています。数百、数千のテレワーカーの接続のセキュリティを管理するとなれば頭の痛い問題が生じることは、言うまでもありません。
迅速な接続の基盤
ITマネージャがテレワーク環境という困難な状況で舵を取るために、Cisco Merakiのミッションはかつてないほど重要になっています。私たちは創業以来、ネットワークをスピーディーに最適化しようとする組織をバックアップしてきました。ネットワークをテレワーク用に緊急に変更しなければならないお客様に対し、Merakiは簡単で安全なオプションを提供しています。Merakiのデバイスは、特別な設定を必要とせず、事実上世界のどこからでもつなぐことができ、自宅で「オフィスにいるような」円滑な使用体験をすぐに実現できます。Merakiの簡単なクラウド管理を使用すれば、ITマネージャは従業員ネットワークの可視性を維持し、従業員の生産性に対する潜在的な障害を自宅から監視できます。
以下に示すのは、IT管理者がリモート ワーカーに対して利用できるツールの一部です。
- WANリンク経由でサイト間VPNを数回のクリックで作成する
- 暗号化トンネル経由のWi-Fiでリモート ネットワーク アクセスを円滑かつ安全に提供する
- セルラー バックアップでサービスの継続性を維持する
- ネットワークから切断中のエンドユーザ デバイスのセキュリティを保つ
- 従業員の接続およびアプリケーションのリモート トラブルシューティングを行う
またMerakiダッシュボードも、IT管理者が組織内のVPNクライアントをすばやく特定できるように更新されています。
Cisco Merakiにできるサポート
Ciscoは長年にわたり、テレワークの障害に対処してきました。この予期できない状況下で、他者を助けるためにできることは何でもしたいと思っています。今すぐできる最も重要なことの1つは、組織の円滑な機能を保ち続けられるようITマネージャを支援することです。Ciscoでは、困難に直面しているITマネージャを支援するために無料のWebex、Cisco Security、その他、複数のサービスを提供しています。組織のテレワーク化の準備を支援するために、Merakiのサポートは24時間年中無休で利用できます。従業員のモバイル利用を支援するためにMerakiができることについて詳しく知りたい方は、オンデマンド ウェビナーをご覧ください。