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シスコ派遣記 Season2 EP12~最終回~


2018年3月27日


京都府庁からシスコに派遣されております山本です。早いもので 3 月も末になりした。4 月から京都府庁に帰任しますので『シスコ派遣記 Season2』もこれが最終回です。最後ですのでいくつか思いを綴ろうと思います。

「働き方改革」という言葉を大切に

派遣記を書き始めたときには、全 12 回シリーズのこんなにも充実したコンテンツを皆様にお届けできるとは夢にも思いませんでした。このような記事をお届けできたのも、インタビュー依頼を快く引き受けていただきました方々のおかげです。インタビューさせていただいた方以外にも、私はこのシスコ派遣でたくさん素敵な方とお会いし、働き方改革について議論させていただきました。自治体や国、民間企業に関わりなく、多くの方のワークスタイルやその価値観を教えていただくことができました。

どうしてこれほど多くの方とディスカッションする機会をいただけたのかと考えてみると、「働く」ということが多くの方にとっての共通体験であり、「働き方改革」という言葉に対して多くの方が当事者であるからだと思います。この言葉のおかげで私はたくさんの方にお話を伺うことができました。「働き方改革」という言葉自体に私は感謝しなければなりません。

インタビューに伺った先で、こちらがお時間を頂戴している側であるのに「楽しかった」や「頭が整理された」という有り難いお言葉をいただくことがありました。経験の振り返りはとても重要です。「働き方改革」をキーワードに多くの方が自分の経験を振り返り、ディスカッションしていただくことがとても重要に思います。特にキャリアをスタートさせたばかりの若手には一層重要です。是非、身近な方と自分たちの働き方についてお話してみてください。

強みを活かして仕事をする

一年間を振り返ると、自分の能力が発揮できる領域に仕事を落とし込んで、業務をこなすことの大切さに気づかされます。派遣されて初めての上司との面談で、この 1 年間で何をしたいのか一緒にディスカッションしたことを記憶しています。最初は、何でもできると言われると逆に戸惑うばかりでした。仕事の裁量を与えられることは責任の伴う厳しい側面もありますが、強みを活かせる領域に仕事を引きつけられるチャンスだと思います。

派遣されて最初の半年ほどは目の前に来る仕事をこなすことで精一杯でした。仕事を楽しめていなかったためか、上司から「仕事をジブンゴト化できてないんじゃないか」と指摘されることもありました。失敗も重ねながら自由に仕事をさせていただく中で、自分の強みを発見して徐々にその領域で仕事ができるようになりました。強みを活かして仕事ができれば、今の仕事が好きになれますし、仕事をジブンゴト化できる近道だと思います。公務員というとジェネラリストになることを求められがちですが、私は自分の強みを持ったスペシャリストになりたいと思います。

これまでの記事のインデックス

最後にこれまでの記事を振り返りたいと思います。この派遣記を初めてご覧いただく方はこちらのインデックスを参考にしていただければと思います。

1 シスコの働き方紹介

 ※先日、シスコはGreat Place to Work「働きがいのある会社」ランキング第1位に選ばれました。

2 働き方改革先進団体の取組紹介

 

来週からは京都府庁での仕事に戻ります。この1年、マネージャの荻原さん始めシスコの皆様には大変お世話になりました。また仕事をご一緒させていただきました自治体様、省庁様、企業様、1 年間という短い間でしたが本当にありがとうございました。

官公庁営業チームの皆さんと

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