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オープン ネットワーキングでサイロ型システムを取り払う ― シスコ キャリア EXPO

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ことのはじめは、私が所属する人事(HR)チーム内での会話でした。

シスコには、「People Deal」と呼ばれる、社員が新しい働き方のもとで成長していくためのイニシアティブがあり、「Connect Everything, Innovate Everywhere and Benefit Everyone(あらゆるものをつなぎ、イノベーションを起こし、それを全員に還元する)」ための取り組みを続けています。この People Deal の価値や取り組みを、人事として日本でのキャリア デベロップメントに連携させることはできないか?というアイデアです。社員と情報、それを活かすチャンスをさらに連携させ、シスコでのキャリアを成功させる追い風になるようなこと―キャリア デベロップメントを通してビジネス ゴールも達成できるような、オープンで柔軟な環境をもっと促進したい、そのために何ができるだろうか?こうしたディスカッションが、日本で初めての取り組みとなる「ジャパン シスコ キャリア EXPO」開催のきっかけとなりました。

Japan Cisco Career Expo Opening

朝から多くの参加者が熱心に話を聞いていました。

イベントは 2 日間にわたり開催されました。初日は、シスコの東京オフィスから中継し、朝から「自身のキャリアにオーナーシップを持つ」「社内の人事システムを活用したキャリア アップ」など、さまざまなプレゼンテーションを行いました。

午前中のプログラムのハイライトは、5 名のシスコ社員が登壇したパネルディスカッションでした。それぞれ異なる部署に所属し、さまざまな背景を持っていますが、共通した意見は「キャリア形成の成功に王道はない」ということでした。人それぞれ、自分に合ったキャリア形成の方法があり、それを見つけて行くことが必要、ということですね。

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1日目午前中は社長の講演でしめくくりました

クロージング セッションには、社長の鈴木みゆきが登壇し、これまでのキャリアの道のりを語り、午後のセッションへのバトンタッチとなるキャリア形成に欠かせないネットワーキングについて共有しました。

さまざまな国からきた社員が働く多様性のある組織では、同じフロアで働いていても、縦割り行政、いわゆるサイロな環境となってしまうこともあります。午後のプログラム「breaking silo networking afternoon(サイロを取り払ったネットワーキング」では、社内の全ての部署が会議室を利用してブースを設け、社員が自由に興味のあるブースを訪れてコミュニケーションを持つ、という場を設けました。これは、「arrive as strangers but leave as team members(ブースに入る前は知らない人、出るときはチームメンバーに)」という目的のもと行ったプログラムです。

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我らが HR チームです

2 日目には、スペシャル セッションとして、ゲスト スピーカーをお呼びしました。シスコ米国本社の CEO、チャック・ロビンスの秘書を務めている方(シスコではエグゼクティブ アシスタントと呼ばれています)は実は日本人です。その Chiyo Utsumi さんにシスコ本社キャンパスがある米カリフォルニア州サンノゼから、テレプレゼンスで参加いただきました。彼女のオープンな「ネットワーカー」な姿勢や、明確なゴール設定、夢を叶える情熱や行動力、人生の分岐点における意思決定など、社員にとって大きな感銘を受ける話を聞くことができました。

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2日目のスペシャル セッションはテレプレゼンスで米国とつなぎました。

 

参加者の笑顔や熱心に話を聞く様子、イベントに対するフィードバックから、意義あるイベントなったと確信しています。今回のイベントは、オープンなネットワーキング環境を醸成する環境をより促進するための足がかりです。これからも社員全員がそれぞれのキャリア形成を進めていく上で、大きな力となるような活動を続けていきます。

 

Authors

Tom Browne(トム・ブラウン)

キャリア サービス マネージャー

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